休校が続きゲームばかりの子どもにイライラする……。ママのイライラを解消するためにはどうすればいいのか
中学1年生の息子さんのことで、あるママから相談がありました。
『新中1男子。休校が続いているから、子どもがゲームをするのは仕方ないと諦めた。ガミガミ言っても自分も疲れちゃうし、外出ができないから仕方ない。サッカーのコーチから、洗濯や部屋の片付けは自分ですることと言われていますが、全くやりません。ゲームばかりしているくせに、時間になれば「ご飯は?」と。この一言が本当に腹が立つ。みんなはどうやって毎日を過ごしているの!? イライラしたときはどうしているの!? もう自分で何もかもできるのに、やらないことに腹が立つ。もう本当に無理』
新型コロナウイルスの感染拡大防止のため学校が休校になって、投稿者さんの息子さんはゲーム三昧のようです。身の回りのことを全くしないので、投稿者さんはかなりイライラしている様子ですね。他のママたちは休校中のお子さんにイライラしたとき、どうしているのでしょうか。
子どものだらけた生活にイライラを募らせるママたち
『新中1の女子。全く一緒だわ! 夜寝るのは遅くて昼前起床、スマホ、ご飯、おやつ、スマホの繰り返し。スマホ割ってやろうかな』
『うちも中1の三男にイライラ。3番目だから甘えているし、ほぼ何もしない。ガミガミ言うのはやめて、少し放っておいて自分で痛い思いをして気づけばいい。そう思って放っておいたこともあったけれど、奴には響かなかった……。イライラというより、疲れたわ』
投稿者さんのように、お子さんの生活スタイルにイライラするママは少なくありませんでした。洗濯物をたたんだり、ちょっとした食事を自分で作ったりするなど、身の回りのことはできるのに全くやらない様子です。生活リズムが乱れているので注意をするものの聞き入れないため、ママたちはイライラするというよりも疲れているようです。
だらけた生活をする子どもに対して、投稿者さんができることは?
子どもの身の回りのことは自分でやらせる
『自分のことは自分でやって! と突っぱねる。「あなたは時間がたっぷりあるでしょう? 暇でしょう? スマホでもパソコンでも使って料理の勉強をしなさい。なんでも簡単に作れると思っているんでしょう? いい機会だからやってみなさいよ」というように』
『投稿者さんと全く同じ! 中2男子。うちなんて腹が減ったときだけ部屋から出てきて「腹減った」だよ。夜更かしをするから起きてくるのは昼間前。私と時間が違うから、おなが空いたら夕食以外は自分でさせている』
『投稿者さんは頑張っているよ。だから息子さんの身の回りのことは一切やらないで、「これからは自分でやりなさい」と言って一旦突き放すのもアリだと思う』
『高1男子。うちも同じ感じでラーメン1つ作れない。米の炊き方すらわからない。「あー全て親がやってきすぎたせいだわ」と本気で後悔して、1ヶ月くらい前から毎日全部一緒にやっている。洗濯物から食事の用意、食べた後の片付けまで。最初は文句ばかりだったけれど、今は料理も完全に任せてサーモンのホイル焼きと味噌汁とかは1人で作れる。「用意を手伝って!」から始めてみては?』
これまで子どもの身の回りのことを親がしてきたために、子どもも甘えているのでしょう。でも休校でたっぷり時間があるこのタイミングで、食事や洗濯など子どもの身の回りのことは、自分でやらせてもいいかもしれません。例えば食事の用意にしても、子どもが自分で作るようになれば料理のレパートリーも増えるでしょう。やり始めはわからないことばかりかもしれませんから、ママの手伝いから始めてもらい、だんだん任せるようにしていくとよさそうです。
ストレスが溜まらないように手抜きをする
『投稿者さんの息子さん、うちの娘と同じだよ。学校が休校になってしばらくはピリピリしていたけれど、今は諦めて一緒にのんびり過ごしているよ』
『私は適当に過ごしているからノーストレス。コンビニ弁当とかで手を抜いている』
『うちも中3。イライラしたら漫画を読んだり散歩したりしている』
子どもに対してイライラを感じたら、自分の好きなことをしてストレスを発散させるのもいいでしょう。コメントをくれたママは、漫画を読んだり散歩をしたりしているそうです。食事も毎回作るのではなく、ときにはお弁当やお惣菜などを使って手抜きをしてもいいですよね。
休校を「自立のための練習期間」と考えてみるといいかも
学校が休校になって子どもが家にいる時間が続くようになりました。生活スタイルが乱れたり、時間があるのに身の回りのことを全くしなかったりと、ママたちもかなりイライラしていることが伺えます。
学校の休校でママたちの心身の負担は増え、イライラを感じることも少なくないでしょう。筆者の高校生の子ども2人も自分の身の回りのことをしないためイライラしたこともあります。でも今回の休校を「子どもたちの自立に向けた練習期間」と、とらえることにしました。子どもたちには「今後1人暮らしをするかもしれないから、1人暮らしをするときのために練習をしてみたら?」と話したところ、子どもたちは洗濯や掃除、食事の手伝いなどをするようになりました。子どもの性格にもよるのでしょうけれど、「何のために片付けや食事作りの手伝いをするのか」を子どもが納得すると、自主的に手伝いや身の回りのことをするようになるかもしれませんよ。
文・こもも 編集・しのむ
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