「格式が高い家柄だから家紋がある」と言ってくる義両親。義両親にどんな対応をすればいい？
義両親について、あるママからこんな投稿がありました。
『義両親が「うちは格式高い家だから家紋がある」と言うんだけれど、一般家庭の実家でも家紋がある。家紋がない家はあるの？ ちなみに義母の実家も格式高い家だから家紋があると言っていた。義両親は私の実家には家紋はないと思っている。こんな義両親にどう接すればいい？』
家紋について義両親から言われたことについて投稿者さんは疑問をもっているようです。義両親は家紋があるのは格式高い家だけと考えているようですが、投稿者さんの実家にも家紋はあるそうです。
家紋は格式に問わずあるものなのでしょうか？ 政府広報オンラインによると、代々伝わる紋章である家紋はほとんどの日本人の家にあるとのこと。現代でも、冠婚葬祭用の着物や墓石などに自分の家の家紋を使うことがあり、多くの国民に普及した文化で身分に関係ないことが多いようですね。
家紋があるから格式が高いとわざわざ義両親に言われるなんて自分の実家だけ見下されているようでいい気持ちはしないものです。義両親と投稿者さんでは家紋についての認識が異なるようですが、家紋についてママたちはどう考えているのでしょうか？
他のママたちの家や実家にも家紋はある
『あるよ。一般家庭だけど』
『うちもごく普通の一般家庭だけれど、家紋はあるよ』
『家紋はどこの家でもあるでしょ。使う機会が少ないから知らないのかな？』
投稿者さんだけではなく、他のママたちの家や実家でもやはり家紋はあるとのことです。ただ現代では昔ほど家紋を見る機会が少ないので、義両親は他の家にも普通に家紋があることを知らないのでしょうか。
家紋はどんなときに使っている？
『自分の結婚式のときに聞いた話だけれど、家紋のない家はないと言われたよ』
『家紋がない家なんてあるの？ 結婚式とかどうするの？』
『家紋はあるよね。家紋の話題なんてそれこそ家族でしないけれど、お墓に彫ってあるもん』
家紋は結婚式で使う人もいるようです。またお墓には家紋が彫ってあることもあるようで、お墓参りをしたときには目にしているかもしれませんね。そう考えると「気にしていなかったけれど自分の家にも家紋があるのかも」と気づく人も多いかもしれません。
義両親に家紋について何と伝える？
どの家にも家紋はあると正直に伝える
『家紋がない家なんてあるんですか？ と聞いちゃうかも』
『投稿者さんの実家を見下しているんでしょ。実家にもあるし、どの家にも家紋はあると義両親に言おう』
家紋はほとんどの家にあるものなので、義両親には正直に伝えてみてはどうでしょうか。例えば家紋の話になったときに、「以前テレビでも家紋の話をしていて、ほとんどの家に家紋はあるようです」など遠回しに伝えると角が立たないかもしれません。
お墓や着物の話になったときにそれとなく伝える
『わざわざ言うのではなく、なんかのきっかけでお墓や紋付の着物の話とかができればいいね』
直接的な家紋の話ではなく、お墓や紋付の着物の話になったついでに家紋のことを伝えるのもいいでしょう。「実家のお墓にはこんな家紋がありました」「私の紋付の着物にある家紋はこんな感じです」など、実家にも家紋があることをそれとなく伝えるのも方法の1つでしょう。あまりにも投稿者さんのことや実家をけなされると感じ、ずっと嫌な思いをするくらいなら今のうちに伝えてもいいのかもしれません。
旦那さんに助けてもらう
『旦那にこっそり伝えてもらったら？ 家紋は普通にどこの家でもあるものだし、嫁の実家ももちろんある。他所でそんなことを言ってしまったら、大恥をかくからと。もちろん投稿者さんが言っていたことは秘密にしてもらって、旦那の意見として』
どの家にも家紋があることを旦那さんから義両親に伝えてもらうと、投稿者さんも安心かもしれませんね。嫁いびりのように家紋の話で“格式高い家”アピールをされて気を悪くするならば旦那さんに相談してやめてもらうと良さそうです。
お互い嫌な気持ちをしないために旦那さんに間に入ってもらおう
格式高い家だから家紋があると思っている義両親に対しては、その考えは間違っているのでは？ との指摘もありました。義両親は特別な家にしか家紋がないと思っているので、もし今度同じようなことを言われたらほとんどの家に家紋があることを伝えてもいいかもしれませんね。そうすればもう自分の家と投稿者さんの実家を家紋のあるなしで比べることもないでしょう。直接投稿者さんが言ってしまうと、義両親との関係性が悪くなる可能性もあります。そのため旦那さんから伝えてもらうのが角が立たない方法と言えそうです。
文・こもも 編集・秋澄乃
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