犯人が嫌がるのは「音」「光・目」「時間」。留守にする際に考えておきたい防犯対策は?
長期の休みになると、帰省などで家を長期間留守にする場合もありますよね。そういうときあなたの家ではどんな防犯対策をしていますか? 家の鍵をかける以外にも、さまざまな工夫などをしているかもしれません。ママスタにも、家をしばらく留守にする際の防犯対策について、どんなことをすればいいのか悩む声が寄せられています。
『戸建で、旅行や帰省で一週間家をあける場合、防犯対策はどうしている? 近所に親戚とかもいないから、家を見にきてもらうこととかはできない』
長期間留守にして帰宅したときに、家の大切なものがなくなっていた……! なんてことにならないように、ママたちの工夫をぜひ見てみましょう。
ママたちが留守にする際に行っていることは?
家をしばらくあけるとき、ママたちがどんなことを行っているのかを教えてくれています。
『シャッターを閉めて、門扉と玄関の電灯をつけるだけ』
『新聞の投函を止めてもらうぐらい』
『郵便物はあらかじめ郵便局に届けを出して、配達を止めてもらいます』
『タイマーで電気がランダムにつくシステムが入っているよ』
『夕方になると電気がつくようにセットしていくよ』
シャッターを閉めていれば、外から窓ガラスを割りにくいかもしれませんので防犯にはなりそうですね。郵便物や新聞の配達を止めているという方もいました。さらに自宅にタイマーで照明をつけるようなシステムがあるという方は、外から留守に見えないように活用しているようです。
犯人が嫌がる3つの要因とは?
神奈川県警察のサイトには、侵入盗の犯人が嫌がる3つの要因として、「音」「光・目」「時間」が紹介されています。扉やガラスを壊した際に大きな音がすること、明るく照らされていたり、隠れる場所がなかったりすること。そして侵入に時間がかかることなどが、犯人の嫌がることなのだそうです。これらを踏まえて、下記のような対策が勧められていたのでご紹介します。
『玄関・勝手口等
・ドアの錠や扉を破壊が困難なもの(防犯建物部品)と交換する
・ドアには主錠のほかに複数の補助錠を設置する
・門灯を設置し、夜間は常時点灯する
・留守であることが悟られないよう、郵便受けには新聞や郵便物を溜めない』
ドアや窓などを交換することは難しいケースもありますが、補助錠などを設置することはできそうですね。またすでに行っているというコメントにもありましたが、家をしばらく開ける際には、新聞や郵便物の配達を止めておくことは大切なようです。
『窓・サッシ
・ガラス破りが困難なガラス(防犯合わせガラス)を使用する
・既存のガラスに防犯ガラスフィルムを貼付し防犯性能を高める
・シャッターサッシを設置する
・腰高窓等には面格子を設置する
・クレセント錠の他に補助錠を設置する
・補助錠は、サッシの上下に設置することが望ましい
・窓用防犯ブザー(窓ガラスを破壊しようとすると、その振動で警戒音が鳴る)を設置する』
窓ガラスなどをすぐに変更することが難しくても、防犯ガラスフィルムを窓に貼ったり、窓用防犯ブザーや補助錠を準備したりすることはそこまで時間をかけずにできそうです。長期間留守にする場合は事前に準備しておきたいですね。
ちなみに上記で挙がった”クレセント錠”とはこんなタイプの鍵です。
ご近所の方に協力してもらうことも効果的
ママたちが行っている防犯対策にはこんなこともありました。
『回覧板のことがあるから、留守にすることをお隣さんには伝えておく。「回覧板は飛ばして次の人に回してください」って。一応500円程度のお土産を買ってきてお礼に渡す』
『周りの人たちにいつからいないと言っておく』
『お隣さんに頼む。お隣さんは車が2台あるから、うちが車で旅行のときはうちに1台停めてもらう』
長期間家をあけるときは、ご近所の方にも連絡しておき協力してもらうママもいました。ご近所の方に留守にすることを知らせておけば、犯人の嫌がる「人の目」が増えることになり防犯にもなりますね。
長期の帰省などで家をあける際には、大事なものが盗られることがないように、しっかり対策をしておきたいもの。ぜひママたちの声や警察がすすめる防犯対策を参考にしてみてはいかがでしょうか。
文・山内ウェンディ 編集・櫻宮ヨウ
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