子どものやる気を出させるためにご褒美を使ってもいい?言い方を工夫したり、褒めることを忘れないなどご褒美を使うときのコツは?
子どもへの接し方について、あるママから投稿がありました。
『3歳の子どもにご褒美を見せて、言う通りにさせるのは良くないの? 着替えや片付けをするときに、お菓子やTVを使ったり』
子どもがなかなか着替えや片付けをしないとき、ご褒美を見せてやる気にさせることもあるかもしれませんね。しつけにご褒美を使うことに関してママスタコミュニティのママたちは、どんな意見を寄せてくれたのでしょうか。
大人もご褒美のために頑張ることはある。子どもも同じでいいのでは?
『程度問題だけれど、別にいいと思う。大人だって1日のどこかにプチご褒美があったら嬉しいもんね』
『いいんじゃない? 大人だって欲しい物を手に入れるために、仕事を頑張ったりするんだし。でも子どもはまた違うのかな~』
子どもにご褒美を見せてやる気を出させるのは、悪いことではないのでは? との意見がありました。大人も欲しい物のために頑張って仕事をすることもあるでしょう。1日の中で小さな贅沢をするのもご褒美の1つですよね。大人でもご褒美があればやる気が出ることもあることから、子どもにも同じようにしてもいいのではないか、という考え方もありそうです。
ご褒美を見せてやる気を出させるときのコツは?
タイミングで使い分ける
『言うタイミングにもよらない? おやつ前なら「片付けてからおやつを食べよう」と言っちゃうし、朝もテレビを見たがると「身支度が終わってから」にするよ』
ご褒美を見せるかどうかは、タイミングによって使い分けることができそうです。おやつの時間が近いならば、片付けをしてからおやつにするのもいいでしょう。また朝は幼稚園や保育園に行く時間が決まっていますから、それに間に合わせるためにご褒美を見せるのもアリといえそうです。
言い方を工夫する
『「お菓子をあげるから片付けて」ではなく、『片付けて一緒にお菓子食べよう』など言い方は変えている』
『「着替えたらテレビを見ようね」とか、「片付けたらお菓子を食べよう」はいいような気がする。「着替えないとテレビ見せない」とか「片付けないとお菓子はだめだよ」は言い方によるのかな?』
『昔施設で働いていたときに、「〇〇しないとおやつは食べられないよ」という言い方はダメだと教えられた。子育てでも自然とそのクセがついていて、「〇〇して美味しくオヤツ食べよう!」と言っている』
ご褒美でやる気を出させるのは同じですが、言い方には注意しているママたちがいました。「○○をしないとおやつはダメ」というように否定的な言い方ではなく、「○○をすればおやつが食べられる」とすると子どもの感じ方も違ってくるのでしょう。できるだけ前向きな言い方をした方が、子どものやる気にもつながりそうですね。
動機付けはモノでもいいけれど、できたらしっかり褒めてあげよう
『ご褒美を見せるだけだと、できたという喜びがご褒美に変わっちゃうよね。やり始める動機付けはモノであったとしても、「できたらいっぱい誉めてくれた。できるという自信が持てた」と思えれば、そのうちご褒美を見せる必要はなくなるかもよ。いっぱい誉めてあげよう』
投稿者さんは3歳のお子さんに片付けや着替えをさせるために、ご褒美を見せてもいいのか? と疑問に思っているようです。他のママからは大人もご褒美があると嬉しいから、子どもも同じでいいのではないかとの意見が寄せられています。ただいつも「ご褒美をあげるから」と言っていると、ご褒美が子どもにとっての喜びや目的になってしまい、子どもが達成したことの満足感や感動が薄れてしまう可能性もあります。そのため子どもが頑張ったときには、しっかり褒めることも大切との指摘もありました。
行動する動機付けはご褒美かもしれませんが、子どもの行動の目的がご褒美だけになってしまわないように注意したいところです。子どもが行動して結果を出したときにはご褒美の前に子どもを褒めるように心がけたいですね。
文・こもも 編集・しのむ
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