子どもの初節句。義実家からお祝いをもらうのは当たり前?
子どもが生まれるといろいろなお祝いをする機会がありますよね。出産祝い、お宮参り、お食い初めなどなど、可愛い赤ちゃんの成長をおじいちゃんおばあちゃん含めた家族みんなでお祝いしたいと考えているママさんもいることでしょう。あるママさんからは初節句についてこんな質問がありました。
『義両親から初節句のお祝いもらった? 「娘がいたらもらうのが普通」ってママ友に言われたから気になった』
文面から推測すると、どうやら相談してくれたママさんは初節句に義両親から特にお祝いなどはもらっていないようです。しかしママ友から「初節句には義両親からお祝いをもらうのが普通だ」と言われて気になった様子。ママさんたちは初節句をしたときに義両親からお祝いをもらいましたか?
初節句とは
まず初節句とは何かについておさらいしていきましょう。子どもが生まれて初めて迎える三月三日、あるいは五月五日の節句を「初節句」と言います。女の子の初節句である三月三日は「桃の節句」とも呼ばれひな人形を飾ったり、みんなで祝い膳を食べたりします。また男の子の初節句である五月五日は「端午(たんご)の節句」と呼ばれ、鯉のぼりや兜(かぶと)を飾るご家庭も多いかもしれませんね。
初節句の飾りは、古くは嫁入り道具の一つとしてお嫁さんの実家から婚家に送るという習わしがあったようです。しかし現代では両家が話し合って金額を分担したり、ママの実家ではなく義実家が購入してくれたりと家庭ごとにさまざまなパターンがあるかもしれませんね。
参考:ママスタセレクト「元々は女性の節句!?『端午(たんご)の節句』って何をすればいいの? #今さら聞けない基礎の基礎」
参考:広辞苑 第七版「初節句」
義実家から初節句のお祝いをもらうもの?
古くはお嫁さんの実家から婚家に飾りものを送る風習があったという初節句ですが、他のママさんは義実家からお祝いをもらったのでしょうか。
義実家からのお祝いはありませんでした
『何ももらってないよ。祝いなんてもらうの?』
『うちの子はもらっていない。けれど姪のときは食事会を開催して両家のジジババを呼んで大々的にやっていた』
『うちももらっていない。節句って、「男女とも嫁の実家がやるもの」だと母が言っているから、夫の両親から何もなくても別に何とも思わなかった』
『もらっていない。子ども2人小学生だけれど生まれて今までなんのお祝いもして貰ったことがない。私の実家からはいろいろお祝いして貰っているけれど』
「義実家からは何ももらっていない」というママさんも多くいました。しかしお祝いをもらえなかったことを不満に思うママさんは少ない様子。「義実家からお祝いをもらう物なの?」とあっけらかんとしている様子がみてとれました。
なかには「習わしでは嫁実家がひな人形などを用意するので、義実家からも別の形でのお祝いが必要なのでは?」と感じる方も。たとえばママの実家からひな人形が贈られたとして、お祝いの席は義実家が用意する、あるいは義実家からはお祝い金をいただくなども考えられるのかもしれません。
義実家からのお祝いをもらったママも
『いただいたよ。2人分! ありがたい』
『お人形さん買ってもらい、お祝いももらったよ』
『初節句はお食事会をしたので。多めに頂きました』
義実家からお祝いをもらったというママさんもいました。ひな人形を買ってもらった、食事をご馳走してもらった、お祝い金をもらったなどその内容は各家庭によって異なりますが、多くのママさんたちは義実家からのお祝いに感謝している様子。「当たり前のことだ」と感じているママさんはいないようです。
初節句をどのように祝うかはそれぞれの家庭によって異なる
『もらってないよ。誕生日とお年玉はもらったよ?』
『そんなのないよ。誕生日もクリスマスもない。お年玉だけくれる』
『お盆玉もそうだけれど1年通してジジババの負担がすごいね。うちは両家ともお祝いの類はなし』
初節句に義実家からお祝いをもらうかどうかは各家庭によってさまざまでしたね。初節句はお祝いをしないけれどお年玉や誕生日プレゼントはあるというご家庭もあるでしょうし、遠方なので初節句ではなく出産祝いとしてまとめてお祝いをするご家庭もあるでしょう。お祝いはもらって「当たり前」ではなく、あげる方の考え方によっても変わってくるものなのではないでしょうか。
昔からの伝統行事を大切に受け継いでいくもよし、現代に合わせてカジュアルにお祝いするもよし。我が子の成長の節目をどのように祝っていくのか、パパをはじめ実家や義実家のご両親とも相談しながら決めていけるといいですね。
文・物江窓香 編集・Natsu
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