実印に刻むのはフルネーム?それとも苗字だけ、名前だけ?
みなさん、お持ちの実印はフルネームで作りましたか? それとも苗字や名前だけですか? あるママさんは実印を作るにあたってどうしようか考え、みなさんの意見を参考にしたいと相談しています。
『実印を作りたいのだけれども、みんなはフルネームにした? それとも姓だけ、名前だけ? いろいろと調べたら運気とか風水とかでてきて、女性は名前だけのほうが吉で、いいみたいだけれど。悩む。参考に教えてください』
それでは早速みなさんの実印がどうなっているのか見ていくことにします。
実印とは?
その前にまずは実印とは何かについて簡単におさらいしてみましょう。広辞苑によると実印について以下の様に書かれています。
『地区町村に届け出て、必要の際に印鑑証明を求めうる印章。一人一個に限られる』
実印は一人一つの大切な印章。実印を地区町村に届け出ることで発行される印鑑証明は、土地や建物の売買をはじめとした重要な契約書提出の際に添付を求められるようです。重要な契約の際に使用するもの、また人生のうち何回も気軽に作るものではないことから、どんな実印にしようか悩むママさんも多いのでしょう。
参考:法務局「印鑑証明書」はどのような申請に必要ですか?
名前だけ!姓が変わっても問題なし
ママスタコミュニティにコメントしてくれた多くのママさんたちは「名前だけ」の実印を作ったと答えてくれました。
『名前だけ。母が作ってくれた物だけど、女性は姓が変わる可能性があるから名前だけって言われたよ』
『名前だけ。離婚しても使えるから銀行印も名前だけだよ』
『社会人になったときに作ったよ、名前だけ。結婚したら名字が変わるからって。事実、結婚し離婚し再婚。アハハ、名前だけにして正解だった』
女性の場合、結婚や離婚で苗字が変わる可能性が高いことが名前だけの実印を作る主な理由のようです。実際結婚をしたり離婚をして再婚を経験したママさんは「名前だけの実印にしておいてよかった!」と感じているようですよ。
フルネームで「自分専用感」
一方でフルネームで実印を作ることで「自分専用感」があって良いというコメントもありました。
『フルネームで入れた。旦那が勝手に持って行きそうだから。自分専用の実印が欲しくて。離婚したらまぁそのときはそのときかな』
『フルネームで作りました。親の死亡でいろいろな手続きに必要だったから』
フルネームで作った印鑑はまさに自分だけのもの。パートナーや子どもなど家族が兼用することはできませんから、自分の知らないところで何かを契約されてしまった! などということも防げるのかもしれません。苗字だけの実印よりもフルネームの実印の方がセキュリティが高いと考えることもできそうです。
筆者は社会人になってから実印を作りましたが、苗字だけ。ママスタコミュニティには苗字だけの実印を作ったというママさんがいらっしゃらなかったのは驚きでした。名前だけの実印も作れるのですね。フルネーム、苗字だけ、名前だけ。それぞれにメリットとデメリットがありそうですので、実印を作ってくれるお店と相談してみると良いかもしれませんね。
文・物江窓香 編集・Natsu
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