フルタイムの正社員に「時短パートはずるい!」と言われた!みんなもそう思う?
自分と相手を比較して考えると「私はこんなに頑張っているのにあの人はずるい!」と思うこともあるかもしれません。たとえば自分はフルタイムなのに相手は時短の仕事、自分は1人で子育てを頑張っているのに相手は実家に子どもを預けられるなど……。ある時短パートで働いているママさんは、フルタイム勤務の同僚に不平不満を言われてしまったと相談しています。
『フルタイム勤務の方、短時間パートさんをずるいと思う? 私は短時間パートなのですが「責任ある仕事を任されないからずるい」と言われた』
もしもみなさんがフルタイムで働いていたとしたら、相談してくれたママさんの同僚と同じように、時短パートの同僚を「ずるい」と感じますか?
自分が選んだ道、ずるいとは思わない
フルタイムは自分で選んだ労働時間。他人に対して「ずるい」とは思わないという意見が相次いで寄せられています。
『思わない。自分が選んでその勤務形態なんだもん。嫌なら短時間にすればいい』
『思わない。私はフルで働きたいわけで、でももし時短さんがフルで働きたいって言ったけどフルを2人置くほどは忙しくなかったら、公平に削られることもあるよね。それは困るし。いてくれて感謝だよ』
フルタイムで働きたいのにフルタイムで働きたい人が複数人いることで、逆に時短勤務になってしまっては困るというママさんもいました。
責任がある仕事=見合う給料をもらっている
また、責任がある仕事につくということはそれに見合うお給料をもらっているはず。時給はもちろん、福利厚生やボーナスなどが時短パートと正社員では違うこともあるでしょう。
『ずるいなんて思ったことはないわ。だってそれに見合う給料をもらっているんだから』
『思わないよ。給料も福利厚生も違うし。責任のある仕事は給料が増えるから張り切るよ』
『ズルイなんて思わない。正社員とパートじゃ全然給料が違うし。ボーナスを含めて時給換算をしたらパートさんの3倍くらいの時給で働いているからむしろ申し訳ない』
相談者の同僚であるフルタイムのママさんは、時短パートは「勤務時間が短い」という点しか見ておらず、福利厚生や時給換算したときのお給料でメリットがある部分に気が付いていないのかもしれませんね。
「ずるい」と言う人には上司との相談をすすめてみては?
今後同僚に「ずるい」言われたら、こんな風に話題を進めてみると良いのでは? というアドバイスが届きました。
『私は時短で土曜も休みだけれど、フルタイムパート同僚にズルいと言われたよ。その人の子どもに「たまにはウチのママも土曜日休ませてあげて。ママの代わりに仕事して」って言われたこともある。同僚とその子どもに、「収入に関わることだから私に言われてもどうにもできない。旦那さんと上司と相談して?」と言ったら怒っちゃった……。
フルタイムで働く理由があるからフルタイムなんだろうし、私は自営の仕事もあるからパートはフルタイムできないんだよね』
『「責任ある仕事、やりたくないんですか? なら短時間にしたらどうです?」って言えば? 面倒くさいよね、そういう人。自分でフルタイムを選んでいるのにさ』
「ずるい」と言うくらいなのだから自分と同じ時短パートを勧めたり、「勤務時間については上司に相談してください」と上司に対応をお願いするのも一つの手段です。
物事を一方的に見ると不公平さを感じることもありますが、実は得している部分もたくさんあります。物事を小さな視点で見るのではなく大きな視点で見ることが、職場に限らず円満な人間関係を築く方法なのかもしれませんよ。
文・物江窓香 編集・横内みか
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