2020/03/01

新型コロナウイルスの影響で卒業式や謝恩会が中止に！悲しいし切ないというママたちの胸の内

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子どもの卒業式や謝恩会について、あるママから投稿がありました。

『新型コロナウイルスの影響で保護者会も中止になり、来月の謝恩会も卒業式も中止になった。感染したくないし、怖いなとは思っていたけれど、謝恩会や卒業式のために子どもたちも何度も何度も練習してきた。仕方ないのはわかるけれど……。中止になってしまうのはなんだか悲しい……』

子どもの卒業式や謝恩会が、新型コロナウイルスの影響で中止になってしまったとのことです。感染を防止するためには仕方がないのでしょうけれど、悲しい気持ちになってしまいますね。他のママたちはやむを得ない事情で卒業式や謝恩会が中止になる事態をどう考えているのでしょうか。

卒業式や謝恩会が中止になった学校も少なくない

『うちは中3と小6がいるんだけれど、何とも言えない気持ちになる。もちろん理性ではわかっているけれど、気持ちがついていかない』

『悲しいね。健康が一番大事だとわかっていても悲しいね』

『謝恩会、卒業遠足は仕方ないにしても、卒業式は何とか中止を避けられないのかな。悲しすぎる』

卒業式が中止になってしまったママも少なくないようで、悲しい気持ちは投稿者さんと同じのようです。ずっと一緒に過ごしてきた友達と別れの時を過ごせる卒業式はとても大切な式でしょう。感染防止のためとはいえ、卒業式が中止になるのは子どもだけではなく、親にとってもショックなことですよね。

卒業生と保護者のみで卒業式を行う学校も

『うちの中学は卒業生と保護者のみ。来賓もなし』

卒業式が中止にならなくても、参加する人を少なくするなど対応に追われる学校もあるようです。筆者の長男が通う高校でも卒業生と保護者のみで、在校生は卒業式に出席しないことが決まりました。

東日本大震災で卒園式もままならなかった今の中学3年生

『うちはどうなんだろう。中3の子。ちなみに幼稚園の卒園は東日本大震災で自粛中止。かわいそうだ』

『中3の子どもがいるけれど、卒園は東日本大震災で、今回は新型コロナウイルス……』

今の中学3年生が幼稚園や保育園を卒園するときには、2011年3月11日に発生した東日本大震災の影響で、卒園式が中止になったり規模が小さくなるなどしたところもあったようです。筆者の長女も2020年3月現在、中学3年生です。幼稚園の卒園式は中止にはならなかったのですが、体育館が使えず幼稚園の広めの教室でひっそりと行いました。

親の判断で休ませるケースも

『うちは幼稚園だけれど、感染者が出た県なのに中止にする気配がない。だから家族で話し合って休ませる決断をしたよ。これから先のことを考えたら、小学校入学の方が大事と判断した』

『私も休ませる。衛生対策をしっかり行っている大人でもうつってしまうことがあるくらいだから』

幼稚園での卒園式は行われるものの、親が自主的に欠席させる場合もあるようです。卒園式にはたくさんの人が集まりますね。万が一のことを考えての対策のようです。

学校や園の判断をプラスに考えよう

『悲しいけれど、その選択をしてくれる学校で良かったじゃない？　うちの幼稚園なんて周りの幼稚園は謝恩会やら中止なのに、お別れ遠足もするよ』

卒業式や卒園式を中止にしたり出席する人数を減らしたりするなど、新型コロナウイルス対策を行っている園や学校は少なくないでしょう。せっかくの卒業式なのにと思ってしまう気持ちはわかりますが、決断をした学校側、園側もつらかったのではないでしょうか。卒業生や保護者、在校生などの安全を第一に考えてのことですから、関係者の安全を守る判断をした学校・園に通うことができて良かったと考えることもできそうです。

卒業式が中止になってしまう学校や園もあるでしょう。しかし新型コロナウイルスが収束してから、改めて謝恩会などをする方法もあるのではないでしょうか。感染を気にしながら卒業式や謝恩会をするよりも、みんなの安全が確保できたあとに明るい気持ちで会を開いた方が、気持ちよく参加できそうですね。

文・こもも　編集・しのむ