【ギリギリ旦那2】インフルエンザワクチン打ってドヤ報告!編
ある日ニヤニヤして帰宅した旦那・ウツタくん。
何事かと思えば……。
「俺、インフルワクチン(予防接種)打ってきた!」とドヤ報告。
「そんな当たり前のことで威張られても……」と思う気持ちもありつつ、「ウツタ君にしてはなかなか立派かな」と笑顔で相槌をうつ私・ミチル。
そんな中、旦那が仕事で急な海外出張が決まってしまい、私は一人残されることに。
「もうすぐ臨月なのに……」
不安もあるけど、仕事だから仕方ないことだと自分に言い聞かせました。
ベトナムへ旅立っていく旦那を見送りながら「無事帰ってこれますように」とそっと祈るのでした。
そして帰国予定日……。
プルルルルル。
「あれ?電話?まだ飛行機が到着する時間じゃないよね……?」
携帯を覗くと、なんと義母からの電話。
私は嫌な予感に襲われ、慌てて電話に出ました。
「あの子、インフルエンザにかかったそうなの」
は?
旦那→義母からの又聞きなのですが、旦那はどうも、日本のインフルエンザワクチンで対応できる型ではないウイルスに感染したようでした。(※1)(※2)
さらにさらに、あとで調べたところ、そもそもインフルエンザワクチンを打ってもうつらないわけではないようです。(※3)
そのまま現地で療養してから帰国となるそうなのですが、なぜ連絡をしてこないのか。
実は旦那は私には合わせる顔がなく、義母に連絡する手段を取ったようです。
脳内でよみがえる、ドヤ顔でインフルのことを語る旦那の姿……。
「なんて報われない男…!」
感情が追い付かず、ただただ脱力する私ミチルなのでした……。
ギリギリ旦那くんの暴走はまだまだ続く!
次の記事:【ギリギリ旦那3】
原案・編集部 作画・んぎまむ
(※1)ベトナムでの季節性インフルエンザについて。感染症サーベイランスのシステムが確立されていないのでその動向を正確に把握することは困難ですが,当地でも流行がみられます。一年を通して感染の可能性はあり,ハノイなどでは冬期と夏期に概ね流行のピークがみられ,ホーチミンでは夏期にも認められます。強毒性インフルエンザ(A/H5N1, A/H7N9インフルエンザ等も含む)の流行の際に隔離・入院治療先は,衛生環境が劣る国立の指定病院に限られています。(参考:ベトナム|外務省)
(※2)厚生労働省によると、日本のインフルエンザワクチンは4価ワクチンといい、4種類のインフルエンザウイルスに対応したものです。「4価ワクチン」とは。現在国内で広く用いられているインフルエンザワクチンは、インフルエンザウイルスA型株(H1N1株とH3N2株の2種類)及びB型株(山形系統株とビクトリア系統株の2種類)のそれぞれを培養して製造されているため、「4価ワクチン」と呼ばれています。(参考:インフルエンザQ&A|厚生労働省)
(※3)インフルエンザワクチンは接種すれば絶対にかからないというものではなく、発病後の重症化や死亡を予防するのに一定の効果があるものとされています。(参考:インフルエンザQ&A|厚生労働省)
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