母親の他界後、父親との関係が苦痛に感じる……同じように感じている人はいる?
両親の他界は、人生に大きく影響を及ぼすものではないでしょうか。また両親のどちらかが早く亡くなってしまうと、残されたほうの親との関係性にも変化があるかもしれません。今回ママスタコミュニティに相談を寄せてくれたのは、母親を亡くしたあとの父親との関係に悩む投稿者さんでした。
『母親が亡くなって父親だけいる人は、父親との関係はどうですか? うちは少し気難しい人なので、たまにしんどくなるときがあります』
父親のことを「少し気難しい人」と表現したことで、投稿者さん親子の距離感がよくわかるようですね。いつもではないけれど、父親と関わるのがときどき重荷に感じる……との言葉からは、お母さんがご健在のときは3人の関係において潤滑油のような働きをしていてくれたのかもしれないと想像させられます。
投稿者さんに共感。父親との関係に戸惑っています
『去年母親が亡くなり、父親を引き取りました。「先に父親が逝けばよかったのに」と思ってしまいます』
『私も父親が苦手だから、この先を考えると不安。うちの父親も気難しいし、自分が正しいと思っていて人の意見をきかないタイプだから、もっと年を取ったらどうなってしまうのか、考えちゃうときがある』
『うちの父親は優しくて気難しさゼロの人だから、しんどいとかはないけれど、母親ほどは仲良くないから会話に困ることもある(笑)。子どもがその場にいたり、子どもの話をしていればなんとか大丈夫。母親とは友だちみたいに仲が良かったから、「反対だったらよかったのに……」と思ってしまうこともある。でもこればっかりは仕方ない』
「母親が亡くなったあとの父親との距離感に困惑している」と、投稿者さんに共感する声が集まりました。「父親と馬が合わない」、「気難しい人だから一緒にいると疲れてしまう」など、理由はさまざまのようです。なかには「お迎えの順番が逆だったらよかったのに……」との本音も漏れ聞こえてきました。
母親の死後、父親との関係が希薄になった方も
『私が21歳のときに母親が46歳で亡くなって、当時48歳の父親は、2年後に28歳の女性と結婚した。そこから一度も連絡していないし、うちは引っ越をしたり、スマホの買い換えで番号も変わってしまったので疎遠になっている』
『気難しいというか自分勝手な父親だから、お正月以外会っていないや』
『父親はあと数年で後期高齢者になるけれど、まだ働いてくれているから助かっている。実家はいくら片付けても一瞬でゴミ屋敷になるから、片付けることは諦めた。遠方に住んでいるから会うことはないけれど、父親の仕事の支払い関係とかは私がしているからその連絡を取るぐらい。兄と姉がいるけれど、きょうだいの仲が悪いから父親との連絡はそれぞれがバラバラで取っている感じ。いくら血が繋がっている家族とはいえ、バラバラじゃ家族とは言えないよね。本当に自分の身内を思い出すだけでしんどい。仲の良い家族を見て、ただただ羨ましく思う』
「母親が亡くなってからは父親と関係を疎遠にしている」と告白した方もいました。母親の死後に父親が再婚をしたから、自分勝手な性格についていけないからなど、こちらもさまざまな人間模様が見え隠れする結果に。母親が亡くなったあと、父親と変わらない親子関係を保つのはなかなか難しいことなのかもしれません。
投稿者さんを「うらやましい」と感じる声も
『16年前に母親が亡くなり、その翌年に父親が亡くなりました。しんどくても親が生きているだけで……と思ってしまう。私はもうすぐ亡くなった母親の年齢になるけれど、子育てに悩んだときなどに相談したかったなーと思う。私は父親も母親も大好きです』
『うちの父親も気難しくて、人付き合いも下手で孤独な人だった。でも親はやっぱり親なんだよね。亡くなってから後悔しないように、できるときに親孝行をしてあげて下さい。私は父親と疎遠になっていて、そのまま亡くなってしまったことを後悔しているので……』
『私も接し方が分からず、2人きりになるのが苦痛でした。でも投稿者さんはお孫さんに会わせてあげているだけでも最高の親孝行になると思います。私は孫も抱かせてあげられなかったから、後悔ばかりです。無理をしない程度に普通に接してあげるだけでもいいかと思います』
父親と一緒にいるのが苦痛だと感じる投稿者さんに対して、すでにご両親を亡くされたみなさんからは「親が健在というだけでうらやましい」との声も集まりました。「子育ての相談をしたかった」、「もっと親孝行をしてあげたかった」、「孫の顔を見せてあげたかった」……読んでいるこちらまで目頭が熱くなるようなコメントがズラリ。これらのコメントを読んで、思わずご両親の顔を思い浮かべた読者の方もいるのではないでしょうか。
両親との関係性は人それぞれ。まるでお友だちのように仲のいい方もいれば、どうも馬が合わないと感じる方もいるでしょう。しかし親孝行ができるのは健在のときだけですよね。ご自身のストレスにならない範囲内で、後悔しないための行動をしてみてくださいね。
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