もっと親孝行しておけば良かった……大切な家族を失くした人はどのように悲しみや後悔を乗り越えた?
大切な家族が亡くなったら、壮大な喪失感と悲しみが襲うのではないでしょうか。生前どんなに大事に接していても「あれもしてあげたかった」「なぜあんなことをしてしまったんだろう」などと、後悔の念が次々と思い浮かぶ方もいるかもしれません。ある投稿者さんは、お義母さんを亡くしたことで「もっと親孝行しておけばよかった」と思い、後悔と悲しみを感じると投稿しています。
『義母が他界しました。悲しい。特別仲が良かった訳でもなかったし、ときには義実家に行くのが面倒だなって思ったこともあった。でも会えばそれなりに楽しくおしゃべりしてきたし、つかず離れずの良い関係だったのかも。もっと親孝行すればよかった。悲しい』
もう二度と会えないことが分かっていたのなら、他にも義母のためにできたことがあったかもしれないのに……。亡くなった後にその人の大切さに気が付くこともあるのではないでしょうか。この投稿に対し、家族が亡くなった悲しみを乗り越えた人たちから励ましのコメントが寄せられているのでご紹介します。
義母を失くしたママたちの経験談
『分かるな。 私もそうだった。ときには大喧嘩もしたのに、亡くなったとたんにロスがきた。もう5年過ぎたけど未だに義母の話をすると泣くよ』
『私もしばらくは落ち込んだよ。何にも看病できなかったし』
お義母さんとは会えば楽しくおしゃべりし、良い関係だったという投稿者さん。悲しみに暮れる気持ちに対し、義母を亡くした経験を持つママからは共感の声が届いていました。ときには喧嘩もする仲だったというママは、亡くなった途端に存在の大きさを実感したようです。いつか来るお義母さんとの別れを想像しただけで、立ち直れないかもと不安になる人も。
『私、義母が亡くなったら立ち直れないかも。近くに住む実母は年に2回位しか会わないけど、義母には月2回以上会うし、本当にいろいろ良くしてくれる。いつまでも元気でいてほしい』
後悔の念や苦しい思いはどうしたらいい?
大切な人と永遠にお別れすることになるのは、とても悲しいことでしょう。ママたちは落ち込む気持ちをどう乗り越えたのでしょうか?
故人をしのぶことで気持ちが軽くなる
『目をつむって手を合わせてお義母さんを想えば良いのでは。私は父が亡くなった後そうしていた』
故人が安らかに眠れるようにと願ったり、手を合わせて思い出してあげたりすることが、悲しみを和らげる方法だと感じている人も。「生前いろいろしてあげたかった」という気持ちを「死後いろいろしてあげられた」という気持ちに切り替えられると、後悔する気持ちもなくなるかもしれませんね。
次々と来る行事をこなすうちに悲しみは和らぐ
『七日参り毎にちゃんとお経あげてね。四十九日は故人をしのんで語らいしてね』
『これからは月命日にお墓参りをしたら良いよ』
家族が亡くなると、お葬式などお別れのための儀式をとり行う家庭が多いことでしょう。その他にも七日参り、四十九日、月の命日など故人をしのぶ行事をする人もいるようです。次々と来る行事が節目となり、ひとつずつこなしているうちに悲しみから救われていくと感じる方もいるようです。
悲しみは時間の流れとともに癒える
『月日が癒してくれる。今はもう楽しかったことしか思い出さない。後悔の気持ちは消えました』
大切な人が亡くなった直後や、後からふと思い出したときなどは気持ちがとても落ち込むもの。しかし時間の流れがいずれ悲しみを癒してくれることでしょう。それまでは亡くなった方を静かに思うことが、悲しみを少しでも癒す一つの手段なのかもしれません。誰がいつ亡くなっても後悔のないよう、日々自分ができる精一杯のことをしたいものですね。
文・物江窓香 編集・井伊テレ子
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