兄弟で食べ物の好みが正反対!食事作りにストレスを感じているママに届いたアドバイスとは
みなさんのご家族は、食べ物の好き嫌いは似ていますか? それともバラバラですか? 多かれ少なかれそれぞれ食の好みがあり、ママたちはそれを考えて日々食事作りをしていることでしょう。しかし好き嫌いがバラバラだと毎日献立を考えるのも一苦労。まさに「あちらを立てればこちらが立たず」といったことに悩まされそうです。ママスタコミュニティにも、兄弟で食の好みが違うというママからこんなお悩みが届きました。
『小6と小4の息子は好き嫌いが多く、嫌いなものが正反対なので毎日どちらかが献立に文句を言います。それが本当にストレスで、今日ついに「もう食べるな! 2度とご飯作らないから!」と怒鳴り散らしてしまいました。本当に明日から作るのはやめたいです。コンビニで好きなものを買わせようかと思っています。限界です』
料理することが好きで、毎日たくさんの品数を用意している投稿者さん。しかし好き嫌いが多い子どもたちには毎日文句を言われてしまうのだとか。さらに献立をきっかけとして兄弟喧嘩が発生してしまうこともあり、この状況に相当なストレスを感じているようです。きょうだい間で好みが違うお子さんをお持ちのママたちはこの状況についてどのように感じているのでしょうか。
「食べるな!」って言いたくなるよね……
『子どもたちが反省するまでそれでいいよ』
『それでいいと思います。ご飯を作ってくれる人がいて当たり前と思うなーって思います』
『うちも好みが正反対でどちらかが文句言う。「もー食べるな!」ってなるよ。しかも毎日のように言うからね。コンビニ弁当を買わせてあげるだけ投稿者さん優しいわ。味噌汁とご飯だけでいいよ』
時間をかけ、栄養バランスを考えて作った夜ご飯。家族みんなで「美味しいね」といいながら楽しい時間になるはずが、献立に文句を言われ、兄弟喧嘩が起きてしまう。明日からはもうご飯を作りたくない……と考えてしまう気持ちも理解できますね。しかし育ち盛りのお子さんたちに、毎日ご飯と味噌汁やコンビニ弁当だけというわけにもいかないはず。なにかいい方法はないのでしょうか。
子どもたちのリクエストには応えない
好き嫌いが正反対のお子さんのために、献立のリクエストを聞いている投稿者さん。「まずはそれを変えてみたら?」という意見が集まりました。
『ある程度の好き嫌いは仕方ないけど、今まで子どもに合わせ過ぎちゃったのかもね。アレルギーや何かトラウマがあるような場合は別として、出されたものを食べるっていう風にした方がいいと思う』
『うちの子たちの好みも真逆だけど、気にしていたら何も作れないから気にしないで作ります。苦手なものは少し減らすくらいの配慮はするけど出す。子どもは頑張って食べる努力をしているよ』
『うちは小さいころから、好き嫌い関係なくみんな同じメニュー。嫌いでも1口は食べる。あとは残していいけど、ほかのおかずはないというのをずっとやってきた。子どもたちの好き嫌いはなくなったし、苦手なものでも残さずに全部食べるようになったよ。リクエストはたまに聞くけど、メニューに文句は言わせない』
子どもたちのリクエストを気にせずに、献立を決めるというママたち。みんなの好みに合わせていたら毎日同じようなものしか食卓に並ばなくなってしまうかもしれませんね。「嫌いでもほかに食べるものがなければ頑張って食べる」、「好き嫌いがなくなった」という体験談を聞くと試してみる価値はあるのかもしれませんね。
ストレスを減らすこんな方法はどう?
子どもたちのリクエストに応えないという方法以外に、投稿者さんのストレスを減らすための方法を考えてくれたママたちもいました。
自分で作らせてみる
『自分で作る練習をさせたらいい』
『野菜を育ててみたり、たまにパパにお弁当を作ってもらうのはどうかな? 頑張って作ったものが「美味しい」って言われると嬉しいってね』
『小2の子と昼に2人でカレーを作ったよ。野菜とお肉を切って炒めるところまで、ほとんど子ども1人でやった。素材に触れるのも食育に繋がると思うよ』
文句があるなら自分で作ることも覚えてもらいたいと考えるママたち。大人になるとなかなか嫌いなものは克服はできないかもしれませんが、子どものうちなら自分で作ることがきっかけで嫌いだったものが食べられるようになるかもしれません。
旦那さんからも言ってもらう
『たまには旦那がガツンと言い聞かせるべき。「ママはお前たちの体のこと考えて毎日作ってくれているのにその言いぐさはなんだ、嫌なら食うな、自分で作れ!」って叱ってもいいと思う』
『そういうときは、旦那さんの出番。食べ物を粗末にすること、作ってもらえる人がいることの感謝を教えてほしい』
料理を作っている投稿者さんが言うよりも、旦那さんが言うべきだというママたちもいました。作って貰っている側の立場としても、親としても、子どもたちにガツンという一言を期待せずにはいられませんね。
感謝の気持ちを育てるために
もしかしたらお子さんたちは、料理上手で品数豊富に作ってくれる投稿者さんに甘えているのかもしれません。しかし料理を作ってもらったことへの感謝、食べられることのありがたみは、きちんと理解してもらいたいことですよね。
『人に感謝をするってことを今から学ばせないと。なんでも「当たり前精神」の子に育てると大変!』
『自分たちで作らせて片付けまでさせる。そうすればいつも作ってくれているママに対してありがたみを感じるのでは?』
一生懸命作ったものに文句を言われ、食べてもらえないととても悲しい気持ちになりますよね。もしかしたら悲しいという感情を通り越し、怒りたくもなるかもしれません。きっとこの気持ちは、人のために何かをしたことのある人間なら誰しも理解できる感情なのではないでしょうか。心ない言葉を言われることの悲しさを理解してくれれば、もしかしたらそれが“好き嫌い克服の一歩”になるかもしれません。
どうか子どもたちが食べることの楽しさを失うことなく、投稿者さんの作った食事を楽しめる日がきますように。
文・荻野実紀子 編集・山内ウェンディ
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