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トッピングは子どもにおまかせ。苦手な食べ物を手に取ってもらう楽しい食事方法とは?

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皆さん、毎日の食事作りお疲れ様です! 毎日3回、食事作りもさることながら、献立を考えるのも一苦労ではありませんか? お子さんが幼稚園や学校に行き始めるとなるべく給食とかぶらないようにしたり、成長に欠かせないものを入れるなど栄養のバランスを考えたり、お子さんの好き嫌いを考慮したり、ときにはお財布事情も加味することもあるでしょう。

お子さんとともに囲む食卓はにぎやかで楽しい一方、夫婦2人のときとは違った大変さがありますよね。我が家の場合、長男と次男の好き嫌いが真逆なので、2人ともが好きなものを……と思うと、日々同じようなレパートリーになってしまうことが多く頭を悩ませております。先日、少しだけその悩みに光が見えましたのでご紹介したいと思います。

献立作り、どこまでお子さんの好き嫌いに寄り添いますか?

同じように離乳食をすすめ、ときにはレトルトやフリーズドライの離乳食も活用し、成長した我が子たち。しかし成長してみると2人の食の好みの違いに驚かされるばかりです。野菜、特にキノコ類が大好きな長男は、乳製品が苦手。それ以外の食材はあまり好き嫌いせずに食べていますが、給食では牛乳が出るので苦戦しているようです。一方、次男は卵と乳製品が大好きで、葉野菜やキノコ類が苦手。

あちらを立てればこちらが立たずとはまさにこのことで、2人が納得するような、かつ喜ぶような献立作りは困難を極めるといっても過言ではありません。しかしこれはきっと我が家だけでは無く、お子さんの好き嫌いについての悩みは、子育て中のママでしたら1度は通る道ではないでしょうか。

成長すれば食べられるようになるからあまり考えないというママもいれば、できるだけ好き嫌いせずに食べてほしいと考えるママもいるでしょう。どちらの考えも間違いではないので、ママとしては悩んでしまいますね。筆者はできるだけ好き嫌い無く食べてほしいと思っているので、次のような方法を考えてみました。

きっかけは休日に作ったパンケーキ

我が家の男子たちはパンケーキが大好きで、休日はよく「パンケーキを作ってね!」と頼まれます。焼けたパンケーキをテーブルに持っていくと子どもたちはそれぞれシロップやフルーツを自分たちで好きなようにトッピング。口の周りを甘~く汚しながら、なんともまぁ楽しそうに嬉しそうにしています。それを見て、私の頭の中にある仮説が浮かんだのです。

原宿の若者だけでは無い!我が家を救ったあの食べ物とは……

その仮説はというと……。子どもたちはトッピングすることが大好き。というより、何かとカスタマイズしたり自分たちでオリジナルものを作る天才なのではないかということ。ちなみに普段は少食の次男も手巻き寿司にすると自分の好きな具材をのせてパクパク食べています。そこでパンケーキよりも簡単に焼けて、手巻き寿司のように包んで食べられるもの……と考え、思いついたものはクレープでした。作るの大変かな、準備も面倒かな……と不安もありましたが、ひとまず挑戦してみることにしました。

生地はあまり甘くせず、食事系でもデザート系でもいけるように。フルーツ、クリーム、シロップ、ツナマヨやソーセージなど、クレープ屋さんのディスプレイを思い出しながら揃えました。生地は寝かせた方がよいみたいなので、夜のうちに作って冷蔵庫へ。翌朝、クレープが焼けてくると子どもたちは鼻をクンクン、テーブルに並べられたトッピングをみて目をキラキラ。手応えは良い感じです。あとはクレープを破れないように焼くだけ。パンケーキと違って、生地が薄いのであっという間に焼け、想像よりもスムーズに焼けました。ホットプレートをお持ちのご家庭でしたら、お子さんと一緒に焼くのもいいかもしれませんね。

ほんのり甘い生地を手に取ると子どもたちのテンションはマックス! それぞれの好みのものを包んで、おいしそうに食べておりました。と、ここで予想外の出来事が起こったのです。普段は葉野菜を毛嫌いしている次男。長男が、ハムとレタスをのせたクレープ美味しそうに食べている姿をみて、「ぼくもそれ食べてみたい」とレタスを手にしたのです。普段、お皿に強制的に乗せられるレタスとは違い、自分で選んで取るレタスの味はどうやら少しだけ美味しかったみたいです。これは筆者も予想してなかったことで、その後も2人で「この組み合わせ美味しいよ」といいながら楽しんでおりました。

いろんなメニューでも応用できる「トッピング作戦」

我が家では、この「自分でトッピング作戦」を実行してから、献立に迷うことが少しだけ減り、楽しく食事を進められるようになりました。例えば、手巻き寿司も回転寿司やさんの子どもメニューを参考にして、ツナやコーン、お肉などの具材を用意すると、お刺身よりも人気があります。カレーのときは、プレーンなカレーを作り、その上にチーズやゆで卵やキノコソテーをのせられるようにしています。

この前、スーパーで1人用の小さいピザ生地を発見したので、今度はお好みの具材でトッピングしたピザに挑戦してみようかなと思っています。トッピングの具材を用意するのは少し大変と思われるママもいるかもしれませんが、「好き嫌いしないで早く食べなさい」と食事中に何度も言ってしまうストレスと比べたら……というのが筆者の正直な感想です。もちろんすべてのご家庭、お子さんにとって有効な方法ではないかもしれません。休日や長期休みなど、時間に余裕があるときに、ふと思い出してくれたら嬉しいです。

自分でトッピングして好きに作るということは、子どもたちの心に余裕が生まれるのかもしれません。いつもは食べない苦手なものも、余裕があるからこそ受け入れられるのです。お互いに美味しかったものを勧めあって試してみる、というのは子どもの柔軟性がゆえの行動なのでしょうね。

好き嫌いの違う我が子たちが、「これ美味しいよ」「こっちも美味しいよ」と、楽しそうに食事をしているそんな微笑ましい光景から視線を数10センチ横にずらすと……王道のクリームの入ったクレープしか作らず、わが道をいく旦那の姿が(笑)。1人でトッピングクレープを楽しんでいるその姿をみて、子ども達の柔軟さを少しは見習ってほしいなと思う筆者なのでした。

文・荻野実紀子 編集・一ノ瀬奈津

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