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親戚の集まりで“ブスっとしている”中学生。「来なきゃいいのに」というあるママの声に「子どもの頃、私もそうだった」と体験談が寄せられる

親戚の集まりで“ブスっとしている”中学生。「来なきゃいいのに」というあるママの声に「子どもの頃、私もそうだった」と体験談が寄せられる1
年末年始に親戚が集まるご家庭もありますよね。久しく会えない人たち同士、近況を報告し合ったり、世間話をしたりするいい機会なのかもしれませんが、親に連れてこられた子どもは何を思っているのでしょうか?

『年末年始、親戚の集まりでブスっとしたままスマホをいじっている中学生がいると、つい集まりに来なきゃいいのにって思っちゃう。本当に可愛くない!』

こちらは大人側の意見。小さい子どもはどこであろうと楽しそうに遊んでくれることがほとんど、大人は食事の準備などすべきこともあれば、テーブルについて会話に参加もすれば……と息つく暇がありません。そんななか、ポツンと取り残されがちなのが小学校高学年くらい~中学生や高校生の子どもたちでしょうか。楽しそうにするわけでもなく、ママたちのお手伝いをするわけでもなく、ひたすらスマホをいじる姿、想像できます。自分の子であろうとそうでなかろうとイラっとしてしまうママさんに共感できるという方は少なくないことでしょう。ただ反対に、子どもの気持ちを代弁し、彼らに寄り添う意見を持つママさんもいるようです。

「顔を出せばお年玉をもらえる!」そのためにつまらなくても我慢する子どもたち

親戚の集まりで“ブスっとしている”中学生。「来なきゃいいのに」というあるママの声に「子どもの頃、私もそうだった」と体験談が寄せられる2

『中学生くらいの子どもたちなんてそんなもの』

『年が近い、気の合う従兄がいればいいけれど、そうじゃないと子どもには親戚の集まり何て楽しくないかもしれないね。仕方ないよね』

『そんなもんでしょう。本心では面倒くさいと思っているけれど、お年玉がもらえるからと気持ちを奮い立たせて(笑)、出かけてくるんだろうなぁ』

『親に連れてこられただけで来たくて来ているわけじゃないっておなかのなかで思っているんだろうな……』

「手伝わない、つまらないというのなら来なくてもいい」、「親戚の集まりなのだから顔だけは見せないと」……という大人たちの様々な意見に翻弄される子供たち。それでもお年玉欲しさに頑張っているのでしょうか。中学生といえどもまだ子ども。愛想笑いをしたり、会話に入ったり、率先してお手伝いをしたりするのはなかなか難しいのかもしれません。くれぐれも「お年玉のために来てやっている」なんて本音が顔に出てしまっていないことを祈ります。

思春期なんてそんなもの。自分が若いころも同じだったから偉そうなことを言いづらい(苦笑)

ママスタコミュニティには「自分が中学生のころも親戚の集まりがつまらなかった」という体験談が届いています。

『自分も子どものころ、本当に集まりが嫌だったけれど、スマホなんてない時代だったから、マンガや雑誌を持参していました。酔っぱらう親戚を横目に、従兄たちと時間を潰すのに必死、子どもたちは全員つまらないと思っていたと思います。スマホがあっても今の子もつまらないのは変わらないんじゃあないかしら。親戚付き合いをする意味のようなものを学ぶにはまだまだ幼いし』

『私もそういう中学生でした。「来ないと今後お小遣いないぞ!」って父に叱られて。こちらはこんなに嫌がっているのに、こうまでして無理やり連れて行こうとするのはなぜ? と、親が理解できませんでした。周りからしたら、こんなのが来ても……だっだはず(笑)』

思春期にさしかかる頃からだんだんとこういった集まりを敬遠するようになるものなのでしょうか。例え楽しいと思ったとしても楽しそうにすること自体がかっこ悪いと人目を気にしてしまうような時期でしょうから……。それにもかかわらず、かたや大人たちだけ、小さい子どもたちだけで勝手に盛り上がり、かたや輪に入ってこない中高生は放置される。彼らが“つまらない”と感じてしまっても仕方がないかもしれませんね。

大人たちから積極的に声をかけてあげ、手伝いを頼むなど中高生を置いてきぼりにしない努力を

『私はダメ母だから自分の子どもがブスっとしていたら、ブチギレて「次から来なくていい!」とか「帰れば」って言っちゃいそう。』

『私も昔はブスっとしていた。来る子は来るだけ偉いと思ってあげたい』

『集まりにちゃんと来る子どももきちんと連れて来る親も偉いよ。どの子も通る道ですよ』

『ついてくるだけいいんじゃない? そういう年頃だなって思う心の広さは必要だと思うよ』

子どもには久しぶりの顔ぶれに会ってほしいし、親戚たちには子どもの成長を見てほしい、子どもを連れてきたママ、パパたちの思いがいつか本人たちに届くといいですね。だからこそ、まずはきちんと集まりに参加した心意気を褒めてあげること、そして積極的に話題を振ってあげたり、お手伝いを頼んだりと、つまらなそうにしている子どもたちが退屈しないように大人が配慮してあげることから始めたほうがいいかもしれませんよ。

文・物江窓香 編集・blackcat イラスト・Ponko

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参考トピ (by ママスタコミュニティ
年末年始、親戚の集まりでブスっとスマホしてる中学生来なきゃいいのにね