2020/04/29

ママ友に5万円もする大切な髪留めを盗まれたかも！証拠がないときはどう行動したらいい？

もしも自宅に人を招いた後に、あったはずの大切なものがなくなっていたら……みなさんならどうしますか？　家の中を念入りに探す、来ていた人に確認してみる、誰かに相談するなど、対応は人それぞれかもしれませんね。ある投稿者さんは、家にあった大切なものがなくなったこに対し、ある1人のママさんに心当たりがあるそうです。

『やっぱり、あるママ友が来ると物がなくなっている。よくママ友たちと自宅でランチをするのだけれど、昨日帰ったあと髪留めがなくなっていた。5万円するんだけど誰が盗ったなどの証拠はない。昨日の朝までは洗面所のケースにあったけれど、今日の朝に洗顔するときに見あたらなくなっていた。今までにもそのママ友が来るたびリップや小さな小物類がなくなっていたのだけれど、「どこかに落としちゃったのかな」と思うくらいだった。だけど髪留めは絶対にその場所にあるはずだから、ないということは盗まれたはず。警察に連絡したら指紋を採ってもらえるのかな？』

ブローチ盗難
投稿者さんは髪留めがなくなった原因としてあるママが思い浮かんだものの、全く証拠がない状況だそう。とにかく大切なものなので返してもらいたいと思い、犯人を特定するため警察への連絡も検討しているようです。この投稿にたくさんのアドバイスが集まっているので見ていきましょう。

まずは警察に相談してみては？

『怪しいのによく家にあげるね。まずは警察へ』

警察への連絡については、とりあえず行動してみてはと後押しをする声も寄せられました。しかし、証拠がないと警察は動いてくれないというコメントも……。

『私も同じ経験があるんだけど、荒らされていたり、証拠がないと動いてくれない』

筆者もママ友5人の集まりで、かばんに入っていたお財布からお金を抜き取られた経験があります。すぐに警察を呼んで来てもらったのですが、財布についているはずの指紋を取ってもらえないかとお願いしたところ「この素材からでは指紋はとれません」とのこと。警察はそれ以上のことをしてくれず、犯人は捕まらなかったため悔しい思いをした経験があります。警察に相談したからといって、必ずしも自分が期待するような対応をしてくれるわけではないことを知りました。
しかし警察を呼んだことで、犯人にはお金を抜き取った相手に警戒されていると知らせることができたでしょう。また同じような盗難が起こったときには、もしかしたら事前の連絡が役に立ち、犯人の特定につながることもあるかもしれません。警察が捜査をしてくれるかどうかは分かりませんが、被害にあったのなら警察に連絡してみるのもひとつの判断なのではないでしょうか。

自力で解決するというママさんも

筆者のケースでは警察が動いてくれなかったこともあり、結局犯人を捜すことは諦めてしまいました。しかし「警察が動かないなら自分で解決する努力をする」というアクティブなママさんもたくさんいるようです。一体どんなことをするのか、寄せられたコメントを見ていきましょう。

捜査をにおわせて犯人をあぶり出す

ブローチ盗難２

『あぶり出しをしてみたら？　「泥棒が入ったみたいで警察を呼んだから、みんなの指紋も採取されると思うけれど、協力してくれる？」ってLINEでも送ってみなよ』

家に招いたママ友さん全員に「捜査に協力してほしい」と連絡を入れ、犯人の焦りを誘う方法をとるというママさんがいました。もしかしたら「逮捕されたらどうしよう」と焦燥感に駆られた犯人が「警察沙汰になる前に話し合いで解決したい」と感じて名乗り出てくれるかもしれませんね。

わざと盗みやすいものを置いて証拠をおさえる

『取られてもいいブランド物の化粧品とか現金とか置いておいて、わざと招き入れて、防犯カメラに映るようにしたらいいと思うよ。
まずは警察へ相談に行っておく。で、相談した履歴は残しておく。そのときに「防犯カメラをつけます」って言って、「何かあったらすぐ連絡します」って伝えて帰宅。なるべく現行犯でポッケやカバンに入れている状態のときに警察が確認するのが一番だよ。「間違えて持っていった」とか言う人もいるみたいだからね。仕掛けた日に本当にその物がなくなったら、ママ友が自分の家に在宅中に警察を呼んで「証拠はあります」っていうのが一番。現行犯になるからね』

『私なら泳がせておく。また来てもらって洗面所に指輪とか何か置いておく。もちろんカメラも設置済みでね。証拠がとれたら畳み掛ける。「旦那さんにも知らせるよ」と、とにかく強気に出る。確たる証拠がないとなかなか難しいから、証拠を集めるかな』

『とりあえず警察を呼んで指紋とか取ってもらって、監視カメラを設置かな。んで、またそのママ友を家に呼んでみる。盗みやすい場所にちょっとした小物を置いておいて様子見かな。盗んだらこっそり警察を呼んで監視カメラを見せて、そのまま警察に連れて行ってもらう』

盗難の証拠を押さえるために、わざと家の中に監視カメラなどを仕掛け、疑わしいママさんをもう一度招くという方もいました。最近では監視カメラも簡単に購入でき、一見カメラと分からないような形の監視カメラもあるようなので、今後の対策のためにも用意しておくと良いのかもしれません。疑っているママを家に招くことで、新たな被害に合うデメリットはあるものの、どうしても犯人をはっきりさせたい場合には有効な手段ともいえるのではないでしょうか。

物を盗んだと疑わしいママさんとは今後どんな関係を築く？

『怪しんでいる人をよく家に招き入れたね。しかも盗られそうなものも放置。もし警察に指紋を取ってもらって、洗面所に指紋が残っていても、「洗面所を借りた」って言われたら終わりじゃない？　「警察を呼んだ」って話すのはいいと思う。で、疎遠』

『同じ経験がある。私の場合は周りの他の友達も、「あの人は手癖が悪いから気をつけな」って言っていたから警戒していたけれどやられた。それが確信に変わってからその人は家にあげない。そして疎遠にした。ママ友だと子ども関係で繋がっちゃうだろうし、子どもは関係ないから家には絶対呼ばないようにしたらどう？』

もしも警察に相談しても犯人が確定しない場合、投稿者さんは「ママ友の中に泥棒がいるのでは」と不安な気持ちでお付き合いをしていくことになりますよね。「この人が犯人かも」と思いながら良好な関係を続けるのはなかなか難しいはず。自分の大切なものを盗まれてしまったならばなおさらです。今後は同じような被害にあわないために、なるべく家にママ友を招かない、大切なものを放置しないといった”自分を守るための対策”も検討すると良いのではないでしょうか。

文・物江窓香　編集・井伊テレ子　イラスト・カヲルーン