すぐに子どもが高熱を出すことにうんざり……行き場のない思いに苦しむママに寄せられた温かい声
子どもが小さいうちは風邪を引きやすく、体調不良のために不機嫌になることも珍しくはありません。ママが楽しみにしていた予定やお休みも、いつも子どもの看病で中止か延期になってしまう……なんて悩みもあることでしょう。今回ママスタコミュニティに寄せられたのは、あまりにもよく熱を出すお子さんについて悩むママからでした。
『とにかくよく熱を出すから、全然幼稚園に行けない。今月の私の休みは全て子どもの通院や看病で終わる。こんなにも病弱だから予定なんてめったに入れられないのに、たまに予定を入れても子どもの熱で毎回キャンセルになる』
子育てをしていると、一度や二度は同じような経験をしたことのあるママもいるのではないでしょうか。毎回とまでは行かなくても、楽しみにしていた行事やお出かけが、お子さんの看病のためにキャンセルになった経験もあることでしょう。子育てにはつきもののこの問題に、ママスタコミュニティにいたママたちはどのような反応を見せるのでしょうか。
子どもの看病ばっかりでなにもできない!誰か助けて!
『子どもが熱を出すことや病気をすることは、今までは「仕方がない」「子どもはそういうものだ」と気持ちを落ち着かせてきました。でもさっき、あまりにもわがままを言う子どもに、ひどい言葉を浴びせてしまったんです』
体調不良で不機嫌な子どもと向き合っていると、連日の看病疲れで行き場のないストレスが日々積もっていきますね。投稿者さんはとうとう限界を感じ、お子さんに対してひどい言葉を投げかけてしまったそうです。
『周りは「そのうち強くなる」「今だけだよ」って言うけれど、その今がツラすぎる。私の時間はどこ? 私はなんのために生きてるの? もうわからなくなりました』
筆者の子どもも小さい頃から心臓の持病を抱えていたり、ぜんそくを患っていたりしたため、周りからの「そのうち強くなる」「今だけだよ」という言葉に励まされつつも、「そのうちが来るのはいつ?」と看病をしながら涙したこともありました。同じ経験をしてきたからこそ、投稿者さんの行き場のないツラさが手にとるように伝わってきます。
ママたちから寄せられた優しい言葉たち
投稿者さんの傷ついた心に共感したのは筆者だけではありません。ママたちが続々と共感の声と、投稿者さんを励ますための優しい言葉を寄せてくれました。
『お疲れさま。子どもの体調不良は、かわいそうで代わってあげたいと思う反面、もういい加減にしてって思うこともあるよね』
『うちもしょっちゅう熱だの鼻水だの、吐いたりだの下痢したりだので看病三昧だったよ。早寝早起きや食事に気を付けても、やっぱり弱い子は弱いよね。今だけって頭では分かっていても、心がついていかない。子どもを連れて病院へ行くのって重労働だし、混んでたらグズられたりでクタクタになるよね。私は、寝顔だけはかわいいからそれでチャラにしようって思ってるよ! 一緒に頑張ろう? 画面越しに応援してる!』
体が弱い子どもに対し早寝早起きをさせたり、食事の管理を気をつけたり、ときには病院で診断を仰ぐなど、一生懸命頑張っている投稿者さんに対し、ママたちはねぎらいの声をかけてくれました。こうして分かち合える人がどこかにいると知るだけでも、救われることもあるかもしれません。
働くママたちからの共感の声
『わかるわかる~。うちの子もしょっちゅう熱を出すからパートも辞めたよ。大きい病院で血液検査もしたことがあるし、耳鼻科なんて常連だよね。でも年中くらいから熱が出なくなってきたかな。ただ疲れやすいし、夏はフラッとなったりして倒れることもある。今だけだよって言っても今がツラいよね。たまには旦那さんに子どもをお任せして遊んでおいでね。お母さんにも息抜きは大事だよー!』
『仕事をしているとイライラするよね、わかる~! ツラいのは熱が出ている本人なんだけどね……。上の子が幼稚園の頃そうだった。今は小2になって、風邪はひきやすいけどめったに熱は出さなくなったかな。今、もの凄く大変だよね。投稿者さん、お疲れさまです』
幼稚園をしょっちゅう休むほどとなってくると、仕事を休んで看病しなければいけないこともありますよね。病気をするのはどうしようもない、仕方のないことだとわかっていても、職場に迷惑がかかる、休むと周りにいい顔をされないなど、新たな悩みも出てきます。ママたちの言葉の端々から、苦い経験が垣間見えてくるようです。
子どもにひどい言葉を言ってしまいそうになったらここにおいで
『子どもに行き場のない思いを向けたくなったときは、ここで吐き出したらいいから。しんどいよね、自由な時間が欲しいよね。子育てなんてあっという間と言うけれど、長いよね』
先ほどの画面越しに応援してくれるママだけではなく、他にもママスタコミュニティで吐き出したらいいとアドバイスをしてくれる方も登場しました。とかく孤独になりやすい子育てのなかで、ひとりじゃないと思える場所を見つけることはとても大切なことですよね。しんどいときは、ママスタコミュニティを始めとするネットのなかで思いを吐き出して、少しでも心を軽くしてもらえればと思います。
ひとりじゃない。優しさに触れて、元気をもらってまた頑張ろう
『投稿者さんも気付いていないだけで、お体の調子が悪いとかはないですか? どうかご自愛ください。看病お疲れさまです。お大事になさってください』
『ツラいのは子どもだけれど、看病も疲れるよね。看病しながらの空いた少しの時間にできる好きなことをして、リラックスしてね。早く良くなりますように』
寄せられたママたちの体験談は、落ち込んでしまった投稿者さんの心に届き、少しずつ元気を取り戻しているようでした。ママたちの言葉の最後には、投稿者さんをねぎらう言葉がいくつもありました。誰かに悩みを聞いてもらえること、ねぎらってもらえることの素晴らしさを痛感し、言葉は誰かを救うことができるのだと実感させられます。どうか同じ悩みを抱えているママにも「ひとりじゃないよ」「一緒に頑張ろう」というママたちの声が届くことを願うばかりです。
文・櫻宮ヨウ 編集・山内ウェンディ
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