子どもの体調不良で仕事を休みすぎるママの苦悩 #ママの働き方を考える
風邪の流行シーズンは、働くママにとってはヒヤヒヤする時期。子どもの体調管理もいつもより気を配ります。でも、どんなにママが頑張っていても、幼い子どもは風邪をひくもの。風邪をひきながら成長するとはわかっていても、長期間休むことで仕事が進まなかったり、職場に迷惑がかかったりすることもありますよね。体調不良の子どもに寄り添いたい気持ちと、職場への申し訳ない気持ちの板挟みになっているママも多いのではないでしょうか。
ママスタのママの中にも、「2歳と3歳の子どもが、兄弟で水疱瘡やインフルエンザを時間差で発症し、仕事を月の半分お休みした」という方がいました。旦那さんやご実家にはまったく頼れず、通院も看病もすべて自分で行っているとのこと。職場の方は理解があるそうですが、休み明けには行きづらかったり、度重なる体調不良で働く意欲も落ち込んでしまったりしているそうです。
ママ自身の体調や気持ちまでも滅入ってしまう子どもの体調不良。働くママの多くは通る道ですが、先輩ママはどうやって乗り越えているのでしょうか?
私も同じ!働くママの多くは、子どもの体調不良で肩身の狭い思い
働くママの中には、同じように子どもの体調不良で仕事を休まざるをえないママがたくさんいました。旦那さんや周囲に頼れず、頑張っているママの姿が垣間見えます。
『私も2歳の子どもがいて、しかも私が妊娠7カ月。子どもの病気以外にも自分の検診や、今は切迫早産でかなり休ませてもらってます。迷惑かけすぎて、休んだあとの出勤は気が重くて、職場の方に泣きながら謝ったこともあります』
『何度も子どもが入院(1カ月に1週間入院し、それが3カ月続きました)したことがあります』
『気持ちめっちゃ分かります。
私も2才と1才のシンママで、インフルと風邪に時間差でかかり仕事休みまくりでした。最近ようやく元気になってきました。ほんとに朝が怖くて……』
『私も子どもが小さかった頃は、しょっちゅう仕事休んでました。休んだ次の日は本当に行きづらかったです。旦那は仕事を絶対休んでくれませんでした』
どのママも、普段仕事に真面目に取り組んでいるからこそ、職場へ迷惑をかけているという気持ちが強く、休み明けには肩身の狭い思いをしているようです。
パートナーの協力を仰ぐことも一つの手段。それが難しい場合は?
中には、旦那さんの協力があるために仕事ができるという声もありました。共働きの場合、旦那さんと仕事や育児、家事をうまく分担できれば理想的。夫婦で落ち着いて話し合いすることも必要です。しかし、どうしても難しい状況なら、頼れる場所を事前に確保することも大事なようです。
『旦那が協力してくれるよ。だって2人の子どもじゃん。私はシフト制で急な休みがとれないから、そんなときは旦那が休んでくれる』
『私は旦那や実母の協力で乗り切っています。病院だから仕事柄夜勤とかあるから、どうしても旦那の理解なしにはできません』
『経済的な理由で働いているのなら一度旦那さんと話し合ってみたらどうですか?
共働きは理解がないとつらいと思うよ。家事も育児も仕事も主さん一人で背負うには重すぎる』
『投稿者さんの会社は理解のあるいい会社ですね。辞めたらもったいないと思いますよ。旦那さんに仕事することに対して理解をしてもらわないと辛いですよね。これからは暖かくなって病気する回数も減るとは思いますが。辞めずに頑張ってください!』
『本当に誰もいないときは、うちの地区には病院保育があり、小児科で保育園や幼稚園に行けない子を見てくれるところがあります。夜は無理だから、私が夜勤だったら同僚に夜勤を変わってもらいます』
病児保育とは、子どもが病中または病気の回復期で集団保育が難しい期間に、保育所や医療機関などに付設された専用スペースで保育や看護ケアを行う保育サービスのこと。
家族に頼ることが難しく、長期間休まなくてはならない場合には、市や区の病児保育施設や、自宅で子どもを見てくれる病児保育サービスを使うのも一つの手です。仕事を始める際に登録し、利用方法を確認しておくと安心ですね。
「迷惑をかけている」と考えるより、こう考えると前向きに
幼い子がいて仕事をする際には、どうしても周りの方に頼らざるをえない場合があります。しかし、投稿者のママ同様に、職場の方に迷惑をかけたことを謝り続けていると、働くことに疑問が出てしまったり、意欲がなくなったりしてしまうこともあるかもしれません。そんなとき、先輩ママはどう考えて仕事を続けているのでしょうか?
『うちの店はあからさまにイヤ~な顔されるけど、それでもクビにはならないだけ全然いいと思うから「迷惑かけたから頑張らなきゃ!」って思うよ』
『私も働くママですが、何度も子どもが入院したことがあります。それでもクビにはならず逆に心配してもらっていたので、退院後仕事に行くときは「みんなに迷惑かけたからがんばるぞ」という気持ちでした』
『投稿者さんの会社の人達は優しいですね。きっと投稿者さんを必要としているんですよ。休んだ分、いつも以上に頑張ってください! お子さんたちももう少ししたらそんなに病気とかしなくなりますから』
『私も子ども3人預けて仕事してたけど、職場の子育て経験者の人達は理解してくれてましたよ。普段は残業できないし、子どもが病気のときは休まなきゃならない代わりに、日曜祝日とかみんなが休みたいときに旦那に子ども頼んで出社し穴埋めしてました。
大事な仕事は任されないって言う人もいますが、私は最終的に店長任されましたよ! 投稿者さんも今が一番大変なときでしょうけど、今だけだと思って職場の人に甘えさせてもらってがんばって!!』
『先輩がこういってくれました。「こういうことは誰でも経験してきたこと。周り回ってくることなんだから、気にしないで休んで。きっとあなたが、自分が先輩の立場になったときに、後輩に同じことをしてあげたらいい。だからやめたらだめだよ」
私も、理解のある職場にほんとに感謝しています』
理解ある周囲の方に感謝しながら、日々一生懸命仕事に取り組むママの姿が垣間見えました。周囲の方に助けてもらった分、「申し訳ない」という気持ちで落ち込んでしまうよりも、「もっと頑張ろう」と前向きに考えているママの声は参考になるのではないでしょうか。
子どもを育てるという大きな仕事をしながら、仕事にも取り組むことは大変なこと。時には周囲の方やサービスに頼りながら仕事を続けていれば、いつか子どもは大きくなります。より多くの仕事ができる頃には、幼い子どもがいる働くママに暖かい言葉をかけていくことも忘れないようにしたいですね。
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