子どもが話をしてくれない!幼稚園や学校での出来事を話してもらうためにどうしたらいい?
みなさんのお子さんは家に帰ってから、今日1日の出来事を話してくれますか? 嬉しいことや楽しいことはもちろん、悲しかったことや泣いてしまったことは、ママとして知っておきたい情報ですよね。ですが話をすることが好きなお子さんもいれば、話すことが苦手なお子さんもいるでしょう。ママスタコミュニティにも、
『嫌なことがあったときや学校や幼稚園で泣いたとき、何があったのか話してくれません。お子さんがきちんと話してくれる方、普段からどういう接し方をしていますか?』
という悩みが寄せられました。今日の出来事を話してくれるというお子さんは、どのようなタイミングでどんなことをママに話してくれるのか……あまり話をしてくれないお子さんのママからするとちょっと気になりますよね。ではまず「うちはこんなことを話してくれるよ」というママたちの声を聞いていきましょう。
うちの子はこんな風に話をしてくれます
『まだ小1と幼稚園年中だから、話してくれる。バレバレの嘘を少し入れながら。けど、だいたいお風呂のときとかご飯のときに「ねぇ気づいた? あの話嘘なんだよ」とか自ら暴露してくる。失敗したこと、友だちに嫌なことをした、されたことも今のところ話してくれるかな』
『中学生の娘がいる。なんでも話してくるよ。寝るときとか、リビングでゴロゴロしているとき。学校であったこととか友だちの話や先生の話。小さな頃からあまり細かいことは言わず、子どもの話はちゃんと聞いていた。なんでも自分で選ぶように促していた。躾は最低限。挨拶と手洗いと食事のマナーくらい。片付けとか家事の手伝いとかは口うるさく言わないようにしていたよ。何が良かったかはわからないけど、真っ直ぐ自己肯定感が高く育っている』
『中3と小6の女子、なんでも話してくれるよ。どんなことも頭から否定せずに、とりあえず受け入れるようにしている。いいことも悪いことも。「ちょっと待って。後でね」と言ったときは、必ず後でちゃんと話を聞く。話したくなさそうなときは無理に聞かず、様子を見る。ばかにしたり無理だと決めつけたりしない。思いつくのはこれくらいかな』
学校や幼稚園などで子どもたちがどんな風に過ごしているかを、お子さん自ら話してくれると嬉しいですよね。しかし家事などをしていると、お子さんが話したいタイミングとママたちが聞けるタイミングが合わず、話ができなかった……なんてこともあるかもしれません。こちらの都合で聞けなかったときは、あとで必ず話を聞くようにするいいというアドバイスがありました。「ママはちゃんと話を聞いてくれる」と子どもたちが思ってくれることも重要なのでしょう。
子どもたちはなぜ話してくれないの?
では反対に、話したくないと思っているお子さんはどのような理由があるのでしょうか。投稿者さんは、話してくれないお子さんについてこのように考えているようです。
『甘えさせ方がたりない、いつも怒ってばかり、信用されてないのかな、とかが理由なのかな。言いたくない、と言われます。口との利き方とか、友だちにはそんな風に言ったらダメだよ、とか言い過ぎてしまっているのかなと……』
ついつい怒ってしまったり、お子さんの話の腰を折ってしまったことを原因と感じているようですね。話してくれないお子さんをお持ちのママからも投稿者さんと似たようなご意見が。
『明らかに意地悪をされていて、その現場を私も見てたのに、その件について詳しく聞こうとしても「悪口になっちゃうから言いたくない」しか言わなくて、なかなか話してくれなかった。私が、「人の悪口はダメ。特にその場にいない人の陰口はダメ」って言い過ぎたせいだと思って落ち込んだ』
お友だちと仲良くしてもらいたいという思いから、ママが子どもの話の途中で注意してしまいたくなることもありますよね。話の腰を折ってしまうと、その先を話したくないと思ってしまうお子さんもいるかもしれません。お子さんの話はひとまず最後まで聞く、ということを意識してみてはいかがでしょうか。
こんな工夫をしたら話してくれるかも!?
今は話をしてくれているというママのなかにも、過去に話をしてくれなくて悩んだ時期があるというママもいました。一体どのようにその悩みを解決したのでしょうか。
『家はひとりっ子じゃないからひとりの子どもにかかりっきりになれないし、兄弟の前では言いたくないこともあるだろうから、できるだけ私と2人の時間を作って話すようにしているよ』
『小3から小4くらいのときは話をしてくれなかった。人のことは話すけど自分のことは話さないみたいな。その頃アドバイスもらって、私から私のこと話すようにしてみた。「今日仕事でこんなことあったよ。スーパーではこんなことがあったー」って。そしたら話をしてくれるようになってきたよ』
『うちは私より旦那に話すんだよね。だから旦那の返事の仕方を真似したり、子どもが話してくれたときは目を見て相槌をしたり気をつけている』
お子さんによっては、他のきょうだいの前では話したくないと考えている子もいるようですね。話してくれない、と一口に言ってもその子によって理由はさまざま。まずはお子さんが話してくれない理由を考えてみてはいかがでしょうか。理由がなかなか思い浮かばないときは、お子さんが話したくなるのを待ってみるのも手ですね。ひょっとしたら些細なことが原因だった、なんてこともあるかもしれません。今は話したくないと思っているお子さんにも、いつか「ねぇママ聞いて!」と言いたくなる日が来ますように。
文・荻野実紀子 編集・Natsu
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