小学生の娘があまり会話してくれなくなった!親子のコミュニケーションを復活させた”あるゲーム”とは?
小さい頃は必ずママと一緒に行動していた子どもも、小学生になると一人での行動が増え、だんだん手が離れてきたと感じるようになるでしょう。筆者にも小学3年生になる娘がいますが、最近は一緒にお出かけしようと誘っても断られることがしばしば。娘から話しかけてくれることも少なく、会話があまり弾まなくなったと感じています。小学生の子どもとコミュニケーションを取りたいと感じたとき、みなさんはどうしていますか? 娘と会話がたくさんできるきっかけになった、わが家でのある方法をご紹介します。
会話が少なくなった子どもとコミュニケーションを取りたい!その方法とは?
ある日小学生の娘を近所への散歩に誘ってみたところ、一緒に行くと言ってついてきました。もっと会話を増やしたいとコミュニケーションが取りたかった筆者にとってはこれがチャンス! ただ二人で黙って歩いているだけではもったいないと、お散歩に楽しいゲームを取り入れることにしました。
交差点で「ジャンケンゲーム」
例えば、交差点に差し掛かったら親子でジャンケンをします。母が勝ったら右へ曲がり、子どもが勝ったら左へ曲がり、あいこなら真ん中の道を行くといったルールを決めて進みます。どこへ行くのか分からないというハラハラドキドキ感もあり、娘の気持ちも盛り上がったよう。親子でお互いに行きたい場所や、散歩途中で目にした光景などを話すうちに、自然と会話が弾んでいきました。
そのうち日が暮れてすっかり暗くなった知らない道を歩くことになり、娘は少々心細くなった様子。やっと見えてきたお店の明かりにほっとして「光をありがとう」と感謝していた姿は予想外でした。普段は「面倒くさいから行かない」とお出かけを断るスーパーマーケットにも「ここに存在してくれてありがとう」という言葉を発していた娘。いつもは親には見せない意外な一面を見られたような気がしました。
お散歩にゲームを取り入れ、親子で楽しめる時間を過ごそう
ちなみにわが家ではこのゲームを「ジャンケンGO」と名づけており、娘と散歩するときには定番の遊びになっています。犬を見つけたらスキップして進む、ベーカリーを見つけたら立ち寄るなど、その日によって愉快なルールを設けることも。娘も一緒に散歩に出かけることを楽しんでおり、家にいるときよりも親子の会話がぐんと増えると感じています。
小学生になると子どもがあまり話さなくなった、共に何かを体験することがなくなってしまったと思うママもいるでしょう。近所で手軽にできるお散歩ゲームをぜひ試してみてはいかがでしょうか? 会話が弾むなかで何げなく、子どもが普段考えていることを話してくれたり、今興味のあることを教えてくれたりすることもあります。子どもとのコミュニケーションが深まり新しい発見があるかもしれませんよ。
文・編集部 編集・井伊テレ子