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いつか訪れる子どもの独り立ち。今から知っておきたい、”卒母”世代のリアルな悩みとは

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毎日「抱っこして~!」「ご飯イヤイヤ!」と、手のかかる子どもと対峙していると「あ~、早く大きくなってくれないかなあ」と思うことがありますよね。しかし、実母や親せきなど年上の女性からはたびたび「いつか、あのときは大変だったけど楽しかったと思うわよ」、「子どもの手がかからなくなると、とても寂しくなるもの」という声を聞くことも。

先日、女性のための発毛エッセンス「リアップリジェンヌ」を販売する大正製薬株式会社は、ある調査結果を発表しました。それは、母親として子育てがひと段落する「卒母」世代の悩みや実態についてです。

子育てがひと段落したと実感するのは18歳を迎えたとき

今回の調査は、子どもを持つ40~50代女性500人を対象に行われました。子どもは18歳以上で、ひとり暮らしをしている、もしくは社会人になっているという方です。調査ではまず、子どもが18歳になったときの心境について質問。18歳とは、大学進学のために実家を離れてひとり暮らしをしたり社会人になって仕事を始めたりと、独り立ちをする時期ですよね。

調査の結果、子どもが18歳を迎えたときに「子育てにひと区切りがついた」と思う人は81%にものぼりました。大学の学費や仕送りなどでまだまだお金はかかるものの、ほとんどの方が子どのも独立をきっかけに母親業を卒業した、つまり「卒母」としての実感を持っていることがわかりました。

さらに「卒母」を機にもっと自分のことに時間を使いたいと思っている(思った)という人も、86%と約9割に。子育て中は何かと自分のことは後回しになり、お金も時間もすべてが子ども中心のライフスタイルになるのはどのママも同じなんですね。

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具体的にやりたいことについては、「趣味に時間を使いたい」(72%)、「自分のケアに時間を使いたい」(45%)、「ゆっくり休みたい」(44%)といった回答が見られました。子育て真っ只中のときには諦めざるを得なかった趣味や好きなこと、美容や旅行などを楽しみたいと考えている「卒母」世代のリアルが透けて見えます。

「卒母」世代の半分が「鏡を見るのが憂鬱になった」

次に、40歳以降の自分の見た目に関する悩みを聞きました。すると、上位に挙がったのが「肌の悩み」(92%)、「髪の悩み」(91%)の二つでした。肌と髪は疲れや年齢が出やすいところ。意外にも、子育て前と40歳以降では体型やファッション以上に肌と髪が大きく変わったと感じている人が多いようです。

実際に「20代の頃と比べて、現在の髪にボリュームのなさ、ハリ・コシのなさを感じますか?」と聞いた質問には、72%の人が「感じる」と回答。具体的な髪の悩みについては、ここ数年で抜け毛が多くなって分け目が気になったり40代後半で全体的に薄くなったりといった声が聞かれました。髪にボリュームやハリ・コシがないと、普段のスタイリングにも難しくなるのでヘアスタイルの変更が余儀なくされることもあるでしょう。

確かに思い返してみると筆者の母も、40代後半頃に長く貫いていたストレート黒髪ボブからばっさりショートヘアにカット。さらに、ブラウン色のカラーを入れてふんわりパーマをかけていました。当時は「イメチェンしたんだな」くらいに捉えていましたが、今になると母は年齢からくる髪の悩みから白髪染とパーマを施したんだと気付かされます。

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調査でも、40歳以降に自身の髪およびヘアスタイルが原因で「心理的な影響を感じたことがある」人も約6割(59%)という結果に。「鏡を見るのが憂鬱になった」と回答した人が52%もいるなど、当事者になってみないとわからない「卒母」世代の辛さがうかがい知れる結果となりました。

いつかくる年齢を重ねた変化を楽しめるように

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美髪アドバイザーの永本羚映子(ながもとれえこ)さんによると、子育てを終えて「卒母」をする時期は卵巣からのホルモン分泌が変化しやすく、髪の曲がり角を迎える40代と重なることが少なくないそう。子育てに一生懸命だった20~30代では、この女性ホルモンの分泌が比較的スムーズなので毛髪や頭皮への影響も少なかったため、余計に過去の自分の髪とのギャップに気持ちが沈んでしまうことがあるのでしょう。またこの時期は20年弱の子育てに燃え尽きてしまい、子どもが巣立つ寂しさや不安を覚えることも暗い気持ちに拍車をかけるのかもしれません。

永本さんは「卒母」を迎える40代~50代で大切なのは、ホームケアと専用サロンでのケアだと言います。「卒母」して時間があるからこそ、子育てを頑張ってきた自分へのご褒美としてヘアケアやサロンで自分を磨くことをおすすめしています。

ママたちの中には、「子育てを終えるのは寂しいし、体が老いるのも嫌だ」と思っている人もいるでしょう。しかし、年齢を重ねたことでの髪の変化に戸惑う気持ちは誰しもが持つものです。今回の調査結果のような「卒母」世代のリアルを知ることで、「早く卒母して自分を磨きたい!」「時間をかけて肌や髪のケアをしたい!」と、いつか自分にも訪れる変化を楽しみに待ちながら子育てしていきたいですね。

文・秋山悠紀 編集・山内ウェンディ

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