出口の見えない育児……価値観を変えてくれた”あるママ”との出会い
当時とにかく抱っこしていないと泣き止まないわが子に、日常生活もままならない日々が続いていたのを覚えています。
望んで迎えた出産にもかかわらず、出産はまるで青天の霹靂のように私の生活をガラリと変えました。
不安な毎日で、歩けども、歩けども、ちっとも出口の光が大きくならない真っ暗なトンネルを毎日ひたすら赤ちゃん片手に歩いているようなそんな感覚。
このままの状態ではいけない、そう思った私はある場所を出掛けました。
うちの子は活発で、ジッとしている子ではありませんでした。
いつでも私は追いかけて、この子は将来人の話を聞く子になるんだろうか、心配性の私はそんなことさえ考えてしまったのです。
そんなある日、再び絵本の読み聞かせに参加した日のこと。
同じように、落ち着きなく動き回る赤ちゃんと遭遇しました。「うちの子と一緒だ!」、ふとそのお母さんに目をやるとニコニコしてただ眺めているだけ。
どんなことを考え、どんな風に育児を頑張っているんだろう……。
日中一人で育児していると、狭い価値観に縛られがちだった自分を改めて見直しました。
外出は億劫になるけれど、外の世界には新しい発見と出会いがありました。
今、赤ちゃんを子育て中のお母さんで私と同じような方がいたら赤ちゃんと一緒に外へ冒険しに行ってみてください。
素敵な出会いや新たな発見があるかも!
文、イラスト・しっぽ
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