冷蔵庫の中からヒソヒソ声が!?Eテレ『ごちそんぐDJ』アーティストによる”たまご”の絵本が発売
料理に使う”たまご”から想像して紡がれた絵本『みよこ~たまごのなかのひみつ~』がこのたび発売されました。冷蔵庫にある”たまご”の中のひみつの世界を描いたのは、NHK Eテレ『ごちそんぐDJ』に出演している女性アーティスト、「DJみそしるとMCごはん」さん。今回の作品が絵本作家としてのデビュー作になるそうです。
番組では毎回オリジナルソングやラップなどを駆使し、食いしん坊ヒップホッパーとして食材や料理の魅力を伝えてくれています。新たに子どもたちに向けて作り上げてくれた”たまご”の絵本にも、独自の発想がたっぷり詰まっているようですよ。
たまごのなかの「みよこ」のヒミツって!?
絵本『みよこ~たまごのなかのひみつ~』に描かれているのは、「おとなもしらない たまごのひみつ」です。ある日主人公のたまおは、冷蔵庫のドアポケットに入っていたたまごから聞こえてくる小さな声に気づきます。「ひそひそひそひそ…… みよ…みよみよみよ……」誰も知らないけれど、たまごの中にはひよこ未満の “みよこ”たちがいたのです……!
夜になると聞こえてくる子守唄に、うっとりしながら眠る“みよこ”たち。たまごの中を想像して描いたという世界からは、とても優しいイメージが感じられますね。絵本の対象年齢は4歳ごろからとなっています。ママが読み聞かせをしてあげれば、子どもはまるでナイショ話をこっそり聞いているような気持ちになれるかも。ひみつを知ったワクワク感が、たまごの中の世界への想像力をさらに広げてくれそうです。
作者はEテレで“料理×音楽”を届ける「DJみそしるとMCごはん」さん
絵本を手がけたのはNHK Eテレ『ごちそんぐDJ』に出演している女性ヒップホップアーティスト「DJみそしるとMCごはん」さんです。番組では毎回、独自の歌と映像にのせておいしい食べ物を紹介。見て、聞いて、歌って、つくって、食べて……と“料理×音楽”の新たな楽しみ方を提案してくれています。ちなみに名前からDJとMCの2人組のユニットかと思う人もいるかもしれませんが、実は彼女ひとりで「DJみそしるとMCごはん」。「おみそはん」という愛称でも親しまれています。ママスタコミュニティにも『ごちそんぐDJ』に出演している彼女の姿を話題にしているママたちがいました。
『DJみそしるとMCごはん。あの人好きだ』
『私も好き! かわいいよね』
『知り合いのママ友に1人はいそうな顔だなぁと思いながら見てる』
「DJみそしるとMCごはん」さんが初の絵本を作るにあたり題材にしたのは、身近な食材”たまご”でした。目玉焼きやオムライスを作るときに、いつも何気なく割っているたまご。もしかしたら絵本を読んだママたちはたまごを料理に使うたび、中からヒソヒソ声が聞こえるような気がしてくるかも? 絵本には「大人にもキッチンでクスッと笑っちゃうような、楽しい時間が増えたら嬉しい」という思いが込められているとのこと。よろしければEテレ『ごちそんぐDJ』の「おみそはん」が作り出す絵本の世界をお楽しみくださいね。
作:DJみそしるとMCごはん
発売:2019年10月13日(日)
価格:1,300円+税
内容:32ページ
発行:神宮館
文・井伊テレ子 編集・山内ウェンディ
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