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寒いお風呂を暖めたい!浴室暖房やセラミックヒーターなど、どの暖房を使うのがいいの?

※2019年10月時点の情報です。

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冬場のお風呂はひんやりして寒いと感じることはありませんか? 大人だけではなく赤ちゃんをお風呂に入れる場合には風邪を引かせないようにしたり、寒くて泣き出さないようにしたりと神経質になってしまうこともあるでしょう。ママスタコミュニティにも赤ちゃんが生まれたママからお風呂の暖房について投稿がありました。

『家を建てるとき、お風呂は換気扇のみで浴室暖房乾燥にしませんでした。赤ちゃんも生まれ、北側のお風呂場は寒くて暖房を検討してるんですが、迷ってしまって……。そこで皆さんの意見を聞かせてください!

1、浴室暖房乾燥換気扇にリフォームする
(メリットは衣類の乾燥にも使える。デメリットはまだ築一年なのでもったいない。10万円くらいお金がかかる)
2、脱衣所に脱衣所用の暖房をとりつける
(メリットは、コンセントを上に設けたので、赤ちゃんも危なくない。邪魔にならない。デメリットは、エアコンのように取り付けてしまうからそこでしか使えない。それで5万円くらい)
3、セラミックファンヒーターを置く
(メリットは1万弱で買えること。コンセントのみなので他の部屋でも使える。デメリットは邪魔。脱衣所にはコンセントが上にしかなく、隣の洗面所に置くか、洗面所から延長コードで繋ぐしかない)
この3つで迷っています。どう思いますか?』

投稿したママには3つの選択肢があるようですね。どれが一番いいのか、他のママからのアドバイスを紹介していきます。

浴室暖房乾燥換気扇がおすすめ!そのワケは?

『幼稚園や学校行くようになると、明日までに乾かないと困ること増えるから、浴室乾燥にした方がのちのち便利だと思う。梅雨とか冬の洗濯物乾きにくい時期は本当に便利だよ』

『断然、浴室暖房! 家を建てるときにここだけは外せないと思って、お金ないけどつけたよ! 梅雨の時期も洗濯物乾燥できるし助かっている』

『うちも浴室暖房乾燥換気扇ついてて便利だからお勧めするけど。10万円でつけれるなら長い目でみても高くはないような』

すでに浴室暖房乾燥換気扇を使っているママからは、暖房機能はもちろんのこと、洗濯物の乾燥も使える点がメリットとの意見も出ています。梅雨時期など洗濯物が乾きにくいときには、役立つようですね。

浴室用暖房でもじゅうぶん暖かい

『職場のお風呂(個人医院)は湯船に入れない患者さんが寒いからと、浴室用の冷暖房つけてもらったんだけど、凄く暖まるしいいよ。ちなみに浴室の広さは一般家庭と同じくらい』

『うちは冬場はお風呂ためているあいだだけ。浴室暖房つけてお風呂のドアあけて洗面所のドア閉めて、浴室と洗面所を暖めている』

浴室用の暖房の場合は、乾燥機能がないので洗濯物を乾かすことはできません。お風呂の暖房としては十分暖かいというコメントが寄せられています。

セラミックヒーターを使うママたちの感想

『うちは同じような感じだったけどセラミックヒーター買ったよ。意外に暖かいし夏はしまえばいいし、そんなに邪魔だとも思わないよ』

『とりあえずセラミックヒーターで様子見。義実家がセラミックヒーターなんだけど、脱衣所はすぐに暖かくなる』

『我が家は小さい灯油のファンヒーター。入る直前まで、ガンガンにあっためておいて、入るときにOFF』

『私ならセラミックヒーターかな。実家もこれ。お風呂場は蓋開けて炊いたらある程度暖まるし、床もお湯かけたらマシだし』

セラミックヒーターを使っているママからのコメントを見ると、思っていたよりも暖かいという意見もありますね。セラミックヒーターは温風が出るので暖かくなるまでに数秒しかかからないこともあります。日立セラミックヒーターの取扱説明書では、寒冷地を除く・断熱材の有無によって差がある、としながらも暖房の目安を約3畳から約7畳としていました。この範囲であれば一般家庭の脱衣所や洗面所を暖めるにはじゅうぶんな機能を備えているといえそうです。

お風呂や脱衣所を暖かくすることで避けられる”ヒートショック現象”とは

『それよりも脱衣場が寒いのは辛いよね。うちは脱衣場を暖めたいがために浴室の扉開けて暖房つけるよ』

『うちは廊下に石油ストーブあるから、風呂入る前に脱衣所暖めてる』

『浴室暖房よりも洗面所を暖かくした方がいいよ。うちは洗面所に暖房つけたよ』

浴室よりも脱衣所や洗面所の方が寒いという意見もありました。千葉県市川市消費生活センターが市民向けに出した資料によると、浴室や脱衣所が寒すぎることによって、身体に急激な温度変化が起こり血圧が急に上下したり脈拍が早くなったりすることがあります。その結果、失神や不整脈などの体調不良の症状が起きることがある、とのことです。このヒートショック現象を避けるためにも脱衣所や洗面所を暖めておくことは大切と言えそうです。

(参考:千葉県市川市消費生活センター・平成30年12月号「クオリティライフいちかわ」)

それぞれの特徴と予算、赤ちゃんの安全などを踏まえて選んで!

今回の投稿ではお風呂の暖房として浴室暖房乾燥換気扇、脱衣所の暖房、セラミックヒーターの3つの選択肢がありました。すでに使っているママたちから、実際の使い心地や注意点もコメントで寄せられていて、それぞれの特徴を踏まえて選ぶことができそうです。実際にどの方法を使うのかは、住んでいる地域や家のつくり、家族構成、予算などによって違ってくるでしょう。お風呂場だけではなく脱衣所も効率的に暖めるにはどの方法が良いのか、赤ちゃんに安全な暖房はどれかといったことも選ぶときのポイントにしてみてくださいね。

文・こもも 編集・しのむ

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参考トピ (by ママスタコミュニティ
お風呂の暖房