ゲームに執着しすぎる子どもへの対処法は?ママたちから寄せられたアドバイス
我が子のあまりのパワフルさにどうしていいかわからず途方に暮れてしまった……というママさんたちも少なくないのではないでしょうか。今回は、ゲームに熱中してしまう我が子とどう向き合うかでお悩みのママさんの投稿をご紹介しましょう。
『小4息子、1年で2つもゲーム機を壊した。ゲームに負けてイライラしてバキっと。反省させるために「修理には出さない」と言いました。それから半年以上が経ち、祖父母がクリスマスに買い与えました。
・乱暴に扱わない
・充電しながらやらない(充電口が壊れるため)
・1日1時間
・遊びに持っていった日は家ではなし
以上の約束をしましたが、全部破りっぱなしなので取り上げました。
そしたら大暴れして、手当たり次第に物を投げたり壊したり。落ち着いて赤ちゃんを抱っこしたと思ったら、1メートルぐらい先の洗濯物の上に投げました。赤ちゃんは奇声をあげ泣き叫びました。「くそばばあ死ね」と言われました。
朝起きてから登校まで、ずーっと「ゲーム機がやりたい」しか言わない。帰宅してから寝るまでずーっとゲーム機の話ばかり。「取り上げたゲーム機を返さないなら宿題、風呂、はみがき、宿題、習い事、何もやらねー」と大騒ぎ。ゲームをしているときはご飯やおやつさえいらないと言い、ずーっとゲーム。
本当に限界です。「そんなに気に入らないなら、施設にでも行けばいい」と言いました。もうどうしたらいいのかわかりません』
投稿者さんの文章から、お子さんがゲームにのめりこんでしまっている様子がよくわかります。問題点は我が子がゲームにのめりこんでいることではなく、取り上げたあとの言動にあると考えている投稿者さん。この投稿に対して、実に200件以上ものコメントが寄せられました。
投稿者さんを労う声が続々と届く
『母親は子どものことを一生懸命に考えてるところは同じだと思う。投稿者さんはできる限りのことをやっていると思います。育てづらい子は、たくさんの大人が関わって、助けを借りながら育てていけばいいんだよ。限界までいったなら、あとは違う進路を見つけたらいいよ。あまり思い詰めないでね』
『投稿者さん、おつかれさま。うちの小3男児も毎日ゲームに命をかけているよ。大変だよね。とにかく今日はゆっくり休んで、また明日息子さんと向き合ってみよう。なんか、投稿者さんが思い詰め過ぎていて心配だ』
自身もいっぱいいっぱいだとこぼした投稿者さんに対して、ママたちからはそっと労わるかのような言葉もかけられました。
ママたちが考える、ゲームに熱中する子どもへの対処法とは
我が子への対応に悩む投稿者さんに対して、ママたちが考えるさまざまな対処法が集まりました。
放っておく
『もういいじゃん。ご飯もおやつも何もあげずに、我慢比べよ。学校だって習い事だって休めばいい』
『「宿題、風呂、はみがき、宿題、習い事何もやらねー」って……自分自身が困るだけなのに……。親がそこに反応することをわかっていての脅しかな? 弱点を見抜かれているんだろうね。「あっそう」で放置でいいよ』
「ゲームを返してくれないならば、何もしない」と言い放った投稿者さんのお子さん。それに対して「そこまで言うならば、放っておけばいい」という意見が集まりました。まさに子どもとの我慢比べのような状況になりそうですが、ここで頑として折れない姿勢を見せることが大切なのかもしれません。
じっくりと話し合う
『とりあえず胸ぐらをつかんで冷静に話し合おう。本気度を見せないと将来は困るかもしれない。限界かもしれないけど、いま踏ん張らなきゃ。父親も交えて』
『とりあえずは、普通に話せるときはあるの? そのときにしっかり話してみたら? 思い通りにいかなくてゲームを壊すというのは、よくあることだと思うよ。他の家庭でもまったくないわけではないと思う。どうにかできるうちに、ぶつかってでも直していった方が息子さんのためだよね』
「子どもがわがままを言っている”今”話し合ったほうが、将来のためにもなるのでは」と考察するママたちも現れました。お子さんが落ち着いて話を聞きそうなときを窺って、静かに話を切り出してみるとうまくいくかもしれません。
しかるべき機関に相談
『学校にカウンセラーなどいませんか? 4年生と言うと反抗期ですよね。でも私ならゲームを取り上げ、父親も交えて話し合う』
『小4でそんなに聞き分けがないのは障害か不安定になっているのかな。どこかに相談してみたら?』
また親子の間でどうしても冷静に話ができないならば、カウンセラーや発達について相談できる窓口などに相談してみるのもひとつの手ではないか、というコメントがありました。専門家と話すことによって、お子さん自身が新たな視点を得ることができるかもしれませんね。
子どもとゲームとの距離感の取り方は、なかなか難しいものかもしれません。特に熱中しやすい子だと、ゲームをやり始めたら止まらないこともあるでしょう。親御さんとしては、そのときの対処に悩むのも無理はありません。ママたちからのアドバイスには、実際にゲームに熱中しすぎる子どもに家庭でできる対処法がありました。親は子どもを見守りつつも決めたラインは譲らないこと、子どもとゲームについて改めて話し合うこと、時には専門家を交えて相談すること、です。その子に合った対処法を考えながら、家族にとって最善とおもえる方法を検討してくださいね。
文・motte 編集・しのむ
関連記事
※小学生の子どもが「友達とゲームがしたい」と……。遊びに行くときに”ゲーム機の持ち歩き”を許可している?- 参考トピ (by ママスタコミュニティ)
- 本当に本当に本当に本当に限界。