運動会は先生がつきっきりだった年少のわが子……。不安に駆られるママに優しいアドバイスが届く
子どもひとりひとりによってどのようなものを”怖い・嫌だ”と感じるかは異なりますね。これまでママのそばで安心して暮らしていた子どもが保育園や幼稚園に通いだすと、登園を嫌がって泣いたり、特定のイベントを嫌がったりすることもあるかもしれません。
年少の運動会を先生に手を引かれつつ泣きながら過ごした、というママからお悩みが届きました。
『年少。運動会、保育士に手を引かれながらゴール。ダンス大泣き。とにかく人が多いところが苦手なのか、グズグズ。そのような子をもつお母さんいませんか? その後どのように成長しましたか? 教えてください』
「大丈夫!まだこれから」ママたちが見てきた子どもの成長とは
『我が子じゃないけど、発表会で端っこでダンスをせずに終始ボーッと突っ立っていた子が年長さんではちゃんと台詞を言ったりダンスしていて、成長したなーと思ったよ』
『うちの子もそんな感じでした。知らないし踊らない。でも年中、年長ではどんどん成長して今小学生ですがリレーの選手に選ばれました! だからまだこれからですよ』
『うちも年少の時は衣装を着るのでさえ嫌がっていたし、かけっこも隣に先生がついていた。でも年中になってから他の子とかわりなくやっていたよ』
『年少ではずっとグズグズして大泣き、年中では緊張してうまく走れずだったのに、年長ではリレーもダンスも頑張ってたし楽しんでた。すごく成長を感じたよ』
ママたちからはいっせいに「子どもはきっと成長するから大丈夫!」というコメントが届きました。子どもによって成長のスピードは違うでしょう。でも子どもなりに毎日少しずつ成長していっているのですね。年少のときの運動会ではうまく演技できなかった子どもたちも年齢を経るにしたがって、それぞれのタイミングでパッと花開いた姿を見せてくれるようです。
成長するどこかで自信をつけた!ママたちの心配をよそに成長した子どもたち
『うちもでした。2年間ぐらい運動会、走らず踊らず。生活発表会も棒立ちでセリフを言わず。小学校高学年になりマラソン大会や運動会は、上位。目立ちたがりになりました(笑)』
『うちの娘が年少の時は全種目全滅だったよ。でも年中になった今年は別人かと思ったよ! かけっこで1番最初に名前呼ばれるから、かなり心配したけど大きい声で返事できたし、諦めずに走っていた! ダンスも長かったけどちゃんと踊っていたし、何より本人が楽しそうに踊っていて感動したよ』
『うちの子もそうだよー。運動会もお遊戯会も、泣きはしないが仁王立ちでピクリともせず。この子はなんなんだろう……と本気で心配したし、情けなくて子どもにちゃんとやりなさいと怒ったこともある。そんな子も、年中の秋の運動会くらいからちゃんと踊るようになって、小4の今は運動会のダンスリーダーになってみんなの前で旗を振って踊っていたよ』
子どもの成長を実感しているママたちからは、ママたちの心配をよそにどんどん成長していった子どもの姿が寄せられました。大人でも自信のないことは積極的にやりたくないと感じるでしょう。経験の少ない子どもならなおさらかもしれません。でも子ども自身が自分で乗り越えるしかないのです。どのタイミングで自信をつけてどこで伸びていくかは子ども自身にもわからないでしょう。親にできることといえば……。
ママができることは子どもへの見守りとともに「できていることを褒める」こと
『うちは来月運動会でまさに心配してたけど、皆のコメント見てホッとした! 今年はダメかもしれないけど、温かく見守ることにする!』
今がダメでもまだ子どもには成長する余地もチャンスもあります。子どもが自分で立ち上がるときを待つことも親にできることのひとつです。
親の立場だと、我が子が周りの子どもと比べてできないことのほうが目に付くかもしれません。しかし子どもにもし何か言いたくなったら、そのときはぜひ文句ではなく”できていること”を褒めてあげてください。それが子どもの自信につながるかもしれませんから。
文・しのむ 編集・しらたまよ
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