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子どもの視力が落ちた!初めてのメガネ選びのポイントと、目を悪くさせない生活習慣は

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文部科学省が発表した平成30年度学校保健統計調査によると、裸眼で視力が1.0未満の割合は幼稚園児で4人に1人の26.69%、小学生で3人に1人の34.10%にのぼりました。これはいずれも統計を取り始めた昭和54年度から増加しており、小学生に至っては4年連続で過去最高を更新しています。常にデジタル機器に触れているのが当たり前となっている今、子どもたちの視力低下は今後もますます進むことが予想されます。

子どもの視力が低下するとまず検討するのがメガネの着用です。しかし、「メガネをかけ続ければ余計に目が悪くなるのでは?」「子どものメガネ選びがよくわからない」という親も少なくありません。そこで、年間1500本ものメガネ選びをサポートした経験を持つビジョンメガネ関東ブロック統括マネージャーを務める藤井啓二さんに、子どものメガネ選びについて、また視力低下を防ぐために親ができるサポートについてお聞きしました。

子どもはメガネをかけ続けると余計に目が悪くなる?

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――藤井さんは約10年間で、計5店舗の店長に就任するなど長く現場に携わっていらっしゃいますが、この間に子どものメガネ購入を検討する親御さんは増えていると感じますか?

増えていると感じます。弊社で多いのは、やはり小学校に入学したばかりのお子さんのメガネ選びをする親御さんですね。入学後の視力検査で医療機関の受診勧告を受け、改めて眼科を受診してメガネ着用を推奨されるという流れです。小学校1年生くらいのお子さんですと、そもそも本人に視力低下の実感があまりないために親も気付きにくく、「メガネをかける必要があるほど子どもの目が悪くなっているなんて思わなかった」と戸惑いながら店舗に来る方はとても多いです。

――子どものメガネ選びでは、どのようなポイントが大事なのでしょうか。

成長に合わせてメガネを選ぶということです。「メガネをかけ続けると余計に目が悪くなるのではないか」と心配される親御さんは非常に多いです。しかしそうではありません。テレビやスマホの見過ぎや暗いところで本を読むなどと同じように、物が見えにくい状態でい続けることは、目を疲れさせてしまいます。そのため、子どものその時々の成長に応じた、視力に合ったメガネを選ぶことで、目を疲れさせない状態にしてあげることはとても重要です。

子どものメガネは種類豊富。子どもが「気に入って」かけることが大事

――その他にもメガネを選ぶ際に気をつけるべきポイントはありますか?

もちろんお子さんの顔の幅に合うかどうか、かけた時の顔の印象はどうか、メガネの素材なども大事です。また、そもそも小学生くらいのお子さんは、好きな色やデザインなど自分がかけたいと思うメガネでないとかけてはくれません。そのため、お子さん自身が気に入ったメガネであるかどうかは重視していただきたいです。最初のメガネは、まずはかけてくれることが目標です。

――子どもの成長に合わせたメガネ選びが大事とのことですが、親としては何度も買い替えるのはなるべく避けたいところです。

今の子ども用メガネは簡単には壊れない柔らかい素材でできていますが、柔らかいからこそ使っているうちにぐにゃっと曲がってしまうこともあります。曲がったメガネはかけ続けることはできても、レンズが目の焦点の位置からズレてしまい、気付かないうちに視力に合わない状態が続く恐れがあります。またお子さんだと、同じ手でかけ外しを続けることもあり、片側のアーム部分だけがどんどん広がったり、遊んで曲げたりしてしまうケースも見られます。そのため、特に広がりやすい鼻あての部分や耳にかかるアームの部分のチェックは3ヶ月に1度くらいはしていただきたいです。

ちなみに弊社では保証上限金額内であれば3年間、破損や傷による交換、視力の変化によるレンズ交換や成長に伴うサイズアウトなどによるレンズやフレームの交換等に何度でも対応する長期有料保証サービスがあります。初めてのお子さんのメガネ購入において金銭面で不安な方は、こうした各社の保証サービスを比較検討することをおすすめします。

――購入後のアフターケアとしてやるべきことはありますか?

視力低下の進行を防ぐ意味でもやはり推奨したいのは視力に合ったメガネの着用です。特に小学生くらいのお子さんだと、たった1~2年だけでもだいぶ視力が変わっていることがあります。やはり半年に1度くらいの頻度で眼科を受診し、定期的に視力検査で目の状態をチェックしていただきたいです。

お家でできる子どもの視力ケア

――家庭で子どもの視力を確認するにはどうすればいいでしょうか?

お子さんの視力低下に気付くポイントとして、少し距離の離れたものを見ようとする時に目を細めるかどうかは普段から気にかけておいてほしいです。目を細めるということは、遠くのものが見えづらいということですから。

――目を疲れさせない方法はありますか?

先ほどお伝えしたように、目を疲れさせない生活を心がけていただきたいです。デジタル機器に触れない生活はもはや不可能に近いと思うので、たとえばテレビやスマホに触れる時間や机に向かう時間が少し長くなったら、離れた距離のものや景色などを見るクセをつけさせることは大事でしょう。あとは、近くを見る作業が近視になりやすいと考えられているので、机に向かう時や本を読む時は目と対象物を30cm以上離す習慣なども、ご家庭内で実践していただければと思います。

親としては子どもにメガネをかけさせることは、どうしてもネガティブなイメージを持ちがちです。しかし、メガネをかけるべきなのに視力に合ったメガネをかけさせないことで、より視力低下が進行してしまうこともあるようです。一昔前と違って、最近は壊れにくくおしゃれなメガネが増えてきました。また、メガネをかけたままスポーツができるほど顔にフィットしたものも多くあります。必要であれば子どもが楽しくメガネをかけられるように、また視力低下を少しでも防げるように親も精一杯サポートしたいですね。

取材、文・秋山悠紀 編集・山内ウェンディ

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