「手土産は違うものがよかった」と感じた実家・義実家は約8割!義母・義父が語る”受け取る側の本音”とは?
実家や義実家への帰省時、「手土産」を用意するママもいることでしょう。
あるママから、こんなお悩みが寄せられています。
『数ヶ月に1回、義実家へ娘と顔を見せに行っています。
その度に手土産を用意するのですが、義実家側は特になんの反応もないんです。
渡したものはお礼は言ってもらえますが、開けもせず中身がなになのかも確認もせず、床に放置されます。
数日後、義実家からメールなど送ってきますが、娘の様子を聞いてくるだけで、特に手土産について触れることもありません。
美味しいものやオススメのものを選んで、持って行っているだけになんだか悲しくなります。手土産ってこういうものなんですかね……』
義母や義父に喜んでほしいと思い、事前に下調べをし手土産を用意しているという投稿者のママ。義実家側にお礼は言われるものの、手土産の中身を確認することなく床に放置されてしまうことに、義母や義父が喜んでいないのではないかと不安を感じてしまうようです。
これに対し、ママたちからは共感の声が寄せられています。
手土産を渡しているが喜んでいるかは分からない……という声
『わかるよ。うちは「気を使わないでいいから手ぶらで来てね」と言われるので、だいたい手ぶらだけど、たまに気が向くと「みなさんで食べれるように買ってきました」と持ってく。でも手土産は出されない』
『私はいつも何人来ますか? と聞いてから買っているよ。
うちの義母もその場で開けないからせんべいとか日持ちするもの選んでる。でもそんなに喜ばない』
手土産という形で、帰省時にお世話になる感謝を伝えたいママから義実家への気遣いが伺えますね。でも投稿者のママと同じく、世のママたちは義実家に持っていく「手土産」に悩んでいる様子。しかも、おすすめの手土産を義父母に渡しても、反応を得られないことにもモヤモヤしているのが伝わってきますね。
不安解消!失敗しない手土産の選び方
手土産選びに不安を感じるママは多いもの。株式会社ぐるなびが行った調査によると、帰省の手土産選びで不安に思ったことがある人の割合は6割以上、なかでも義実家に渡す手土産に不安を感じる方が多いことが分かっています。
ママたちの不安を解消する「失敗しない手土産の選び方」についてまとめてみました。
帰省時の手土産は持参する
帰省時に手土産を持っていく割合は、実家が82.7%、義実家が90.9%と配偶者の実家に対してはほとんどのママが手土産を持参していることが分かります。気心の知れているはずの実家に対しても8割以上のママが手土産を持参しているという結果に。帰省時は実家でも義実家でも、大半のママが手土産を用意しているようです。
手土産の平均金額は2600円
値段ではなく気持ちと言いつつも、気になってしまうのが手土産の金額についてではないでしょうか? 手土産の平均金額をみていると、義実家が2612.6円と実家2365.7円を約250円上回りました。ママたちは実家よりも義実家の手土産にお金をかけている様子が分かりますね。
手土産選びは相手の好みを重視する
人気のお店や地域限定品、季節性のあるものなど、手土産選びでは「流行や限定」を取り入れてしまうこともあるかもしれません。しかし手土産選びで重視することとして「相手の好みにあっているもの」「日持ちする・賞味期限に余裕がある」が上がっています。
まずは義実家の好みを聞き、そのうえで出来る限り日持ちするものを選ぶことが最適と言えるでしょう。
手土産は「違うものがよかった」と感じた実家・義実家は約8割!もらって困った手土産とは?
手土産を受け取った実家・義実家側が内心「違うものがよかった」と思った経験について、全くないと言い切れなかった親たちは約8割という結果に。気を遣うママたちと、無念にもその思いが届かない親側との間に大きなギャップが見えてきました。実際に実家・義実家がもらって困った手土産についてみていきましょう。
嫌いなものを持ってくるのはやめてほしい
事前に実家・義実家に嫌いなものを調査することは、必要不可欠ですね!
食べきれない量はやめてほしい
数や量が著しく多いものは困るというご意見。人数より多めではなく、もっと食べたいと思うくらいのやや少なめがいいのかもしれませんね。
冷蔵保存はやめてほしい
シーズンによってはもらい物などが多くなってしまうこともあり、冷蔵庫に保管スペースがなくなることもあるのだとか。手土産は原則、常温保存できるものにしましょう。
しかし調査では、手土産をもらう側の約7割は嫁や婿に「違うものがよかった」とは伝えられずにいることが分かっています。どんなにママが悩んでも、実際に実家・義実家に喜んでもらえているかどうかの本音を知ることは難しいということですね……。
義実家に手土産を渡すときに「ママたちがしている工夫3選」
その他ママスタコミュニティに寄せられた、義実家に手土産を渡すときにママたちが行っている工夫についてまとめてみました。
1.渡すときの工夫
『とりあえず渡すときに「今日のお茶受けにー」って誘導するといいと思う』
『お茶を出すのを手伝いつつ出せば良いんじゃないかな。お茶菓子持ってきたので出しますね~って』
義実家でお茶をいただくタイミングで、「お土産を持ってきました」と渡すというご意見。その場にいる全員に配ることができるので、お土産を効率よく消費することができますね。
2.事前に好きなものを調査
『夫に聞いたり、好みを気遣っていれば、手土産は半分自己満足でいいのではって思ってます』
義母や旦那さんに事前に好みを調査することで、間違いなく喜ばれるものを準備することができます。
3.仏壇用のお菓子として持参する
『義母が芋栗がお好きとのことでその和菓子と他一品。今は仏壇用とお菓子です』
仏壇用のお菓子として手土産を準備するというママの意見。仏様に備えるものとして用意する行為そのものが、義実家側の先祖の方たちへの思いに繋がります。
どんなに相手側を思っていても、相手の好みに100%あった手土産を選ぶことは難しいところ。しかし「失敗しない手土産の選び方」や「渡すときの工夫」を参考にすれば、義母や義父に「違うものがよかった……」と思われることだけは避けられるかもしれません。
ママたちの思いや気遣いが、どうか義母や義父に届くことを心から願っています!
文・編集部 イラスト・Ponko
■調査実施期間:2018年7月6日(金)~7月11日(水)
■調査方法:インターネット調査
■調査対象:20~60代の男女ぐるなび会員
■サンプル数:3,203名(独身者:1,195名、既婚者:2,008名うち別居している子供がいる:237名)
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