子どものお弁当箱を洗うのは、誰？ママが将来後悔しないための秘策とは
私立の学校なら別ですが公立の小学校に（地域によっては中学校にも）あって、高校にはないもの。そのひとつが給食です。給食がない代わりに多くはお弁当を持っていくことになるわけですが、作るのはママという家庭がほとんどではないでしょうか？ これはよいとしても、使い終わったお弁当箱を洗うのは？ これもやはり、ママの役目ですか？
高校生ママにリサーチ。毎日のお弁当箱洗い、どうしてる？
ママスタコミュニティに、現在中学生のママからの質問が投稿されました。今は部活などのためにお弁当を作る機会があるそうですが、子どもは帰宅してもお弁当箱を出さずそのまま放置という日がほとんど。今後のためにも、高校生ママたちがお弁当箱を毎日どんなふうに洗っているのか、知りたいそうです。
『今は食べ終わった弁当箱を流し台にすら出さず、そのまま放置。だから翌朝弁当を作ろうとしても、弁当箱は汚いまま。ひどいときなんて何日もそのままにしていて、気づいたときは弁当箱にモザイクをかけたくなるような惨状だったことも。弁当を作った日は帰宅するたび「弁当箱出しなさい！」ばかり言っているから、イヤになっちゃいました。
これから弁当箱は毎日自分で洗うように言ってみたんだけど、きびしいかな？ 「洗って、食器カゴに伏せておいて」「洗わなければ、作らない」って。そのときは自分の小遣いからお昼代を出させようと思うんだけど、ありだよね？』
お子さんは食事で使い終わった食器は流し台まで運ぶそうですが、なぜかお弁当箱となるとまったく出さなくなってしまうのだそう。今は毎日持参しているわけではないので、流し台へ出す習慣がついていないのかもしれませんね。
投稿者さんはママスタコミュニティのアンケート投票機能を使い、コメントを募集。その中で投稿者さんが理想とするような、子どもが自らお弁当箱を洗っているというお宅は……じつは、かなりの少数派でした。
『あれ？ うちって少数派だったのね。毎日当たり前のように、洗っているかも。「洗え」と言ったおぼえはないけど。娘なりの、感謝の気持ちなのかなと思ってる』
『最初が肝心。中学生から、洗わせている』
やはり習慣づけが大事なようですね。それが「当たり前」になれば、ママのひと手間が省けます！
「しっかり洗わないと、衛生面で不安」という声も
回答で多かったのは「子どもが流し台に出しておき、それをママが洗う」という家庭でした。
『幼稚園のころから「帰って手を洗ったら、まず弁当箱を出す」って言ってたからか、今でもそのように出してる』
『これでもマシになった。中学校のときはこっちが何度も言って、やっと出す感じだった。高校生になった今は、帰宅したらそのままキッチンに置いていくようになった。やっとだよ！ 自分で洗うお子さん、えらいなぁ』
『夜に私が洗うタイミングまでに流しに置いたら洗うけど、それをすぎたら洗わない。「そのあとは自分で洗ってください」と言ってある。高校生活3年間で、2回くらい自分で洗っていたかな。お弁当なしはさすがにかわいそうだから、ラップで包むおにぎりは作るけどお弁当箱が必要なおかずは作らないと思う。おにぎりのみ 』
食事で使い終わった食器などは家族ぶんまとめて洗うことが多いので、めんどうに感じることは少ないかもしれません。ただお弁当箱はそれとは別に、”新たに出てくる洗いもの”。「どうして自分で使ったものを自分で洗わないの？」というママの不満に、共感する人は多いのではないでしょうか？ となれば「出し忘れたら翌日は、お弁当なし」という投稿者さんの計画も、悪くはないと思えてきそうです。
とはいえ、こんな意見もありました。
『子どもに洗わせるとすみずみまでキレイじゃないし、パッキンを外さずに洗うから、私が洗う。ふだん使う食器でちょっとの洗い残しとかは気にならないけど、お弁当の洗い残しは食中毒になる可能性もあるだろうから。私がお弁当作らなかった日は、学食か購買でなにかを買って食べているよ。高校生なら登校前にコンビニに寄ることもできるし。お昼に弁当を作らなくても、どうとでもなるよ』
しっかりとすみずみまで洗うように小学校高学年くらいから習慣づけられれば、それがベストなのかもしれません！
『毎回私が弁当箱を出して、洗ってる。何度も言えば出すけど、言うのも疲れる』
こんな苦労をされているママもいました。たかが弁当箱ですが、高校生ともなればそれが毎日のことになります。小中学生ママは、今から対策を講じておいたほうがよさそうですね。
文・鈴木麻子 編集・しらたまよ
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