子どもの寝かしつけタイムはパパの自由時間?いいえ協力的なスーパーパパもいます
夕ご飯を準備して食べさせて後片づけをしてお風呂に入れて仕上げ磨きをして寝かしつける。
夕方~夜のママは、やらなくてはいけないことが山積みです。そして大変なのが1日を締めくくる大仕事である、寝かしつけ。「これさえすめば、自分の時間だ!」とばかりに、子どもが早く眠ってくれることを祈りながらタヌキ寝入りをしているママも少なくないのではないでしょうか?
ママが内心では必死な、寝かしつけの時間。さて、そのあいだのパパはなにをしていますか?
「寝かしつけタイムはパパの自由時間」に溜まる、ママの不満
子どもを寝かしつけるタイミング、パパは仕事で不在という家庭もあるでしょう。それでも週末など、お休みで家にいることもありますよね。短ければ数分、長いと1~2時間になることもありそうな寝かしつけタイム。お休みの日くらいパパがやってくれれば、と思いませんか?
『今日はダンナが休みなんだけど、子どもをお風呂に入れたのも寝かしつけしたのも私。ダンナは風呂も終わり、ビールを飲みながらスマホでゲーム。「代わるから、ひとりでお風呂に入ってきたら?」っていう気遣いはないものだろうか。寝かしつけは、母親の仕事なのかな?』
こんな投稿をあげたのは、現在育休中で7ヶ月の男の子を育てるママさんです。「自分だけ自由な時間を確保しやがって!」と、つい憎々しく思ってしまうのだとか。これはよほど育児に積極的なダンナさんを持っていないかぎり、多かれ少なかれ共感できる気持ちかもしれません。
このトピックでは、投稿者さんのお宅と同じように、「自分の時間を過ごしているパパ」はかなり多いようです。
『うちも寝かしつけは私。お風呂、着替え、歯磨きほとんど私だよ。ダンナは酒飲んでスマホでゲーム。たまに子どもたちが「お父さんとお風呂に入る!」と言うから任せると「やっぱりお母さんがいい」となるから、キレてる。「言うことをコロコロ変えるな! 自分で入れ!」だって。どうかと思うわ』
『テレビを観ながら、スマホいじってるよ。私が寝かしつけを終えてリビングに行くと、毎回「寝た?」と聞く。寝たからやりかけの家事をしに、リビングに来たんだよ! ちょっとは片づけておいてくれたりしないかな』
『うちはビールを飲みながら、ソファに寝っ転がってテレビを観てるよ。寝かしつけ終わってリビング行くと、「ビール持ってきて」「なんか食べるものない?」だって。私が絵本3冊読んで、必死に寝かしつけてるあいだ、おまえはなにしてたんだよ!って思いながら、玉子焼き作って納豆とメカブを混ぜて、豆腐にポン酢かけて、枝豆ゆでて、ちくわにきゅうりを挟んで、おつまみを5つも用意してしまう私。私も梅酒いただくぞっ!』
『寝かしつけが完全に私となった今は、リビングでゲームとスマホ。「代わろうか?」なんて言葉、まったくなし。「オレが寝かせると、100%泣くんだよな」って決めつけている。少しくらい努力してみろや』
ママたちからのコメントがやや荒々しいニュアンスになっているのも(苦笑)、しかたないかなと思える内容ばかりです。
いいえ寝かしつけはパパ担当!そのあいだに家事をこなすスーパーパパも
とはいえじつは、このトピックで「寝かしつけはパパの自由時間」と同じくらい多かったのが、「寝かしつけはパパ担当」というコメントでした。
『うちはダンナの仕事だよ。「そのあいだにいろいろ片づけたり、ゆっくりできるでしょ」って言ってくれるから、甘えさせてもらってる』
『3歳の娘。パパと手をつないで寝る。ちょっとさびしい……』
『うちなんか、100%夫が寝かしつけ。かつそのあいだ私はビール&スマホタイムだよ! 音楽を聴いたり本を読んだり。寝かしつけ中は、私のフリータイムってことにしてる』
さらに「パパの自由時間」「寝かしつけはパパ」の半数ほどの割合で、「家族みんなで寝る」という家庭もありました。
『うちはなぜかいっしょに隣で寝ている。もはやダンナと子どもの寝かしつけ』
『みんないっしょに布団へ行くよ。たいていダンナが先に寝て、その次が子ども。私は「あーやっと寝たー!」って感じで、ウキウキ携帯いじって寝る感じ』
『上の子は私と寝る。下の子はダンナと寝る。おたがい別々の部屋で、寝かしつけ。共働きだから寝かしつけも共働き(笑) 』
家族仲がよさそうなコメントも多く、想像するだけでほのぼのしてしまいますね。
また少数派ではありましたが、ママの寝かしつけ中にパパが家事をしている家庭も!
『お風呂に私が入れる→ダンナが出してくれる→ダンナが歯磨きする→ダンナが風呂に入り、私が子どもを寝かしつけ。そのあいだに風呂から出たダンナが洗濯物をたたむ→洗濯物を室内に干す。私の寝かしつけが終わったら、ふたりで晩酌タイムというのが休日の過ごし方』
抜群のチームワークが発揮されているようですね!
言葉にしなきゃわからない。将来ラクしたいなら、今がパパイクメン計画のチャンス
寝かしつけはその一例にしても、投稿者さんは育児の負担が自分だけにかかっていることに不満を抱えているようです。お子さんがまだ7ヶ月ということに注目して、「ダンナさんを少しでもイクメンに近づけたいなら、今のうち」というアドバイスもありました。
『自分自身もお風呂に入りたいのなら、「お風呂に入りたいから、寝かしつけをやって」と伝えるのはダメなの? 気遣いを求めてモヤモヤするより、やってほしいことを言葉で伝えるほうが早いよ』
『ダンナをうまいいことおだてて、やらせるようにしたほうがいいよ。「パパがいるとご機嫌だね」「パパが大好きなんだね」とか、嘘でもいいから言っててみな。それでパパっ子になったら、こっちのものだよ』
『今のうちからやってもらうようにしておかないと、育休が明けたら大変だよ。まだ子どももしゃべらないころなら、好都合。うちも「パパ好きみたいだよ」とか言ってたらその気になってきて、今では娘もパパっ子だしダンナもメロメロでお世話してるよ(笑)。男は口で言わないとわからないからね。うまくおだててやらせるしかないよ。がんばれ!』
頭ではわかっていても、なかなかできないことかもしれません。でも投稿者さんは、今がダンナさんを育児に駆り出すラストチャンスかも! 「なかなかうまく寝かしつけられないんだけど、パパが試してみてくれない?」と頼んだり、「自分の時間がほしい」と言うことに気が引けるのなら「明日の朝食の用意をしたいから、寝かしつけをお願い」と他の家事を理由にしたり。育休が明ける今後のことも考え、「パパイクメン計画」を発動させたほうがよさそうです。
少しでも自由気ままな夜の時間が増えますように。ママたちも応援しています!
文・鈴木麻子 編集・しらたまよ
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