テレビ大好き!勉強大嫌い!子どもが宿題や勉強を進んでするようになるには?
お子さんは学校から帰ったらすぐに宿題をやりますか? 学校の宿題の他にも、お子さんによっては習い事の宿題や自宅学習などと、やるべきことがあるでしょう。しかしテレビやゲーム、タブレットなどの誘惑も多い環境だと、なかなか机に向かうことは難しいですよね。ママスタにも、宿題をなかなか始めないわが子に手を焼いているママがいました。
『「ドラえもん」、「妖怪ウォッチ」、「ポケモン」のテレビばかりみてます。宿題に取りかかるのにすごく時間がかかります。勉強するのにテレビを消すとなれば大泣きしたりして疲れます。
皆さんのお子さんは宿題や勉強、今優先してやるべきことをしてくれますか?』
テレビが好きでなかなかやるべきことをしてくれない子どもに困っている投稿者さん。毎日同じことが続き、子どもが泣きわめいても宿題や勉強をやらせる方がいいのか、加減がよくわからなくなってきたそうです。ママたちは家庭でどのように声かけをしているのでしょうか?
“やることをやってから”が鉄則
ママたちの声で多かったのが、宿題などやるべきことをした後にテレビやゲームができるというご家庭。やるべきタスクが終わらないうちには決してテレビも見せない、ゲームもさせないなど、徹底しているようです。
『うちもテレビ大好き。だから消す前にまずつけさせない。ゴネてもつけない』
『泣こうがわめこうが、することしなきゃテレビもゲームもお友達と遊びに行くのもさせないよ』
『うちは小学校入学時から、宿題が終わらないとテレビもゲームも禁止だよ。二人とも学習習慣が身に付いているから今は言わなくてもやる』
『するべき事を終わらせるまでリモコンは隠す』
『うちは宿題と家庭学習さえやっていればあとは基本的に自由にしてる。
最初はグズグズしたり文句言ってきたりしたけど、習慣つけさせるために甘やかさずコツコツ毎日やらせた』
『宿題終わらなきゃゲームもテレビもダメなルールだからちゃんとやるよ。
破ったら次の日、テレビ、ゲームナシ』
『何もしなくてもできる子ならそれで良いと思うけど、まずやらなければいけないことをやるって大切なことだと思うよ』
泣いてもぐずっても、“やることをやってから”という姿勢は崩さないというママたち。習慣をつけさせるためには日々同じことを伝え続け、もしそのルールを破ったときにはテレビやゲームを1日見ることができないなどのペナルティもあるようです。毎日同じことを言われたら自然とルールが身につきそうですね。
勉強時間に見たい番組があるときは
勉強しなくてはいけない時間にどうしても見たい番組がある場合は、後から見ることができるように、録画してあげるといいですね。後で見たいものが用意されているとわかれば、子どものやる気にもつながりそうです。
『見たければあとから見られるように、録画はしてあげてる』
『勉強時間とテレビが重なる時は録画してる』
勉強に苦手意識があるなら担任に相談を
投稿者のお子さんが宿題や勉強に取り掛からないのは、単にテレビが見たいだけではなくやりたくない理由があるからかもしれないという指摘もありました。
『どうして嫌いなんだろう? うちは苦手科目の事を誰かにバカにされたりして、「やってもわからない、できるようにならない」って思うようになって、ゲームやテレビが最優先になってしまったよ。
担任とかママ友とかに学校の様子を聞いてみたら?』
あまりに激しく勉強を嫌がるようなら、先生に相談するのも良さそうですね。
反抗的なときには「話し合う」姿勢で
高学年になるにつれて、子どもが親の決めたルールを素直に聞くことが少なくなってくることも。そんなときには、頭ごなしにルールを押し付けるのではなく、子どもと話し合う姿勢がスムーズにいくコツかもしれません。
『うちは低学年の頃はやってたけど、3年になってから周りの子がそんなに勉強をしてなかったり、自由にテレビやゲームをしてるからと、勉強をしなくなった。
でも家族には役割(父は仕事、母は家族の健康管理、子どもは勉強・運動・睡眠など)があるって話をして、徐々に理解させていったよ』
『旦那に任せてみたら? また違った視点でやる気を起こしてくれるかもしれないよ。
感情的になってないときに、宿題や家庭学習の大切さを話し合っていくしかないと思うよ』
『先にやればあとは自分の時間なんだってことを理解させたほうが先々は楽になると思う』
嫌がることを無理やりさせるのは逆効果?
嫌がる子どもに無理やり勉強させてもかえって逆効果。低学年のうちは、学校の成績が悪くなければ、好きにさせてもいいという声もありました。
『学校の成績が悪くなければ、別にそれでいいんじゃない? 言い過ぎで勉強嫌いにさせていそうだから。
1年生でもできが悪ければすでに成績悪いし。今が悪くなければまだ勉強のこと心配しなくていいよ』
子どもの気持ちに柔軟に対応することも必要
やるべきことを先にさせるというママたちがいる一方で、子どもの気持ちを優先して、やりたいことをさせてからの方がスムーズに勉強に取り組めたという声もありました。
『うちも1年生のときは大変だったよ。帰宅して遊ぶ前に宿題させようとしたけど、早く済ませようとして雑になったから。今は食事済ませた後6時~6時半くらいに、自分からやるようになったよ。
うちの子の場合は、やりたいことやってからの方が素直に取り組めた』
『そんなに厳しくしなくても大丈夫と思うけどな。うちは帰ってから30分はおやつ食べながらテレビも許可してる。その時に1日の出来事も話したりしてのんびりさせる。疲れてるから一息つかせて勉強させる方が効率が良いから。アニメってだいたい30分だし見終わったら終わりと自分で区切りもつけやすい』
学校から帰ったらちょっと一息つきたい、そんな気持ちは大人もわかりますよね。テレビを1話だけ見てから、ちょっとお茶をしてからの方が頑張ろうと思える場合もあるかもしれません。
やるべきことをやるというルールは子どもにもちろん身につけてほしいことですが、自分が子どもの頃を思い返しても、一息つきたいときに机に向かうのは難しいことです。子どもが見たい番組があるなら後から見ることができるように録画してあげたり、ちょっと一息つく時間を作ったり、子どもと話し合ったりするなど、子どもの気持ちを汲んであげる姿勢もポイントなのかもしれませんね。
文・山内ウェンディ 編集・井伊テレ子
関連記事
※小学3年生が宿題を後回しにしだした……自ら進んで勉強するように促す方法は?- 参考トピ (by ママスタコミュニティ)
- 小学1年、テレビばかり見てて勉強が大きらいです。