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「お金はあとで払えばいい」診察代すら持たせず子ども1人で病院に行かせる親の理不尽

私は小学生のころ体が弱く、よく通院していた子どもでした。両親ともに仕事をしていたので、3年生になるころには、学校帰りに1人で通院して、行く病院によってはバスやタクシーを利用することもありました。(※今のような医療費助成がなかった時代の話です)

01

近所の病院だったので交通費はかかりませんが、お金がなかったら診察は受けられないと思い、病院に行かず帰宅しました。母が帰宅してから報告すると、母から「どうして病院に行かなかったの!? お金なんて後で払えばいいのよ!」と叱られてしまいました。

02

なじみの病院なので受付で事情を話せば1回の診察代くらい待ってくれるからお金がなくても大丈夫だ、と言うのです。私はもちろんお金は払うべきだと思っていたので、そんな方法など思いつくはずもありませんでした。

そんな私に母は「機転が利かない子だね!」と呆れていました。
母は、お金を渡していなかったことには気がついていたけれど、そのぐらいは考えてやるだろうと思っていたらしいのです。

私は、この件にはモヤモヤしたままでしたが、しばらくして、学校で具合が悪くなり、早退して1人で病院に行くことになりました。またお金を預かっていなかったので……。

03

前回の一件で、また病院に行けないと母に叱られると思ったので、病院で事情を話し、診察を受けました。とても恥ずかしかったですが、受付の方はとても快く対応してくださりありがたかったです。

そしてまた、帰宅した母に事情を説明しました。すると母は「恥ずかしい!」と言って、私に診察代を渡して自分で払ってくるようと命じました。それ以来、病院代は多めに預かって自分で管理することにしました。
親が病気の子どもを1人で病院に行かせること、多額のお金を学校に持って行かせること、気分で対応が変わること……。私が親になった今、この一連の出来事がどれだけ奇妙なことか、よくわかります。

文、イラスト・Ponko

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