2020/02/05

近所のママ友がわが家を託児所代わりに使っている……。毎日のように小1と1歳の子どもを預けられてモヤモヤ

仲のいいママ友同士ならば、ときどきお互いに子どもを預かってもらうことはよくある話なのではないでしょうか。ママ友は「友」と言っても、厳しい「育児」という戦場をくぐりぬける、いわば「戦友」のようなもの。お互い助け合いながら日々を過ごせるならば、理想の関係と言っても過言ではありません。しかしそれはあくまでお互いに納得していることが前提です。一方だけに大きな負担がかかり、まるで託児所のような扱いをされているとなると、話は変わってくるわけで……。

『小1と1歳の赤ちゃんのいるママ友のことです。うちの子とママ友の子がどちらも小1で仲良しです。毎日のように小1と赤ちゃんを我が家に預けています。その人はシンママなので大変だろうし、悪い人じゃないからと言って預かっています。小1の子は学校から帰ると、家に荷物を置いて我が家に来ます。赤ちゃんは朝から我が家で預かっています。ときどき、ママ友の親がママ友の子の面倒を見ていますが、大半は私が見ています。保育園や学童に入らないのか聞いているけど、「あそこにはまともな人がいない」と言っています。そろそろ限界がきています。彼女にどのように言えば私に子どもを押し付けないでしょうか？　私も昼間にパートを始めたいので困っています』

近所のママ友が我が家を託児所代わりに使っている　1
近所に住むシングルマザーのママ友に、小学校1年生の子と1歳の赤ちゃんを毎日のように預けられてほとほと困っている……と告白してくれた投稿者さん。ほぼ「押し付け」のようなママ友の行動をどうしたら辞めてもらうことができるか……と質問を投げかけてくれました。

ハッキリ言った方がいい！

『「無理って言われても、こちらこそ無理だよ」と伝え続けるしかないよ』

『理由は何でもいい、強く頑なに拒否すべきだよ。私なら疎遠にするわ』

『「パートすることになって大人が不在だから、子どもだけでは遊ばせられない。遊ぶのは大人がいるとき」って言うとかどうだろう』

『パートを始めたいからって普通に言えば？　でもそういう人は「休みの日はお願い」とか言ってきそうだから、何かと理由をつけてはっきり断る』

近所のママ友が我が家を託児所代わりに使っている　2
ママたちからのアドバイスは「ハッキリと断ったほうがいい」というものでした。断り方は大きく分けて2つで、「『無理』と言って断りきる」、「『パートを始めることになったから』と伝える」というアイディアが持ち上がりました。どちらにしても万が一そのママ友に「そこをなんとか」「休日だけでも」と食い下がられても毅然とした態度で断ることが重要になってきます。

託児代として、お金を請求してみては

『「パートができなくて生活が苦しいから、毎月7万を払って」って言ってみたら？』

『「こっちも慈善事業じゃないから、次からお金をとるよ」って言えば？　「1人1時間いくらね」って言い切っちゃえばいい。それで疎遠になるならラッキーじゃん』

『なぜそんなことになったの？　「パートを始めるから無理、それでも預けるなら保育料としてお金を払って」って言えば？』

他人のお子さんを預かることができるのは、それがたまにあることだからこそ。毎日のように……となると、それこそ自分のライフスタイルにまで影響することになるでしょう。だからこそ、託児代としてお金を請求してしまうのもひとつの手かもしれませんね。もちろん実際の金品のやりとりは難しくても、縁が疎遠になって子どもを預かる必要がなくなる……という状態にすることはできそうです。

2人だけでやり取りをするとトラブルになることも。外部の人に相談してみては

『子どもの学童と自分の仕事を決めて、ごめんねって言えばいいんじゃないの？　決まってないから相手も押し付けてくるんだと思う。あと、学校に伝えた方がいいよ。投稿者さんが無理になったあとは、放置していきそうな感じだし』

『子育て支援課に相談して、間に入ってもらおう。個人間でのやりとりは、もめごとになるからね』

『無理、って断りなよ。そう言いながら、結局預かるからだよ。勝手に置いていくなら、警察なり児相なりに言いなよ』

最後にご紹介したのは、「外部の人に相談をするべき」とのアドバイスをくれたママたちのコメントです。あまりにもママ友がしつこく頼んできたり、お家の前に子どもを置いて行かれるなど目に余る行動をされた場合には、学校や子育て支援課、児童相談所に警察など、しかるべき機関に相談をしてみることも視野に入れておいた方がいいかもしれません。もちろんそれは最終手段。まずはお互いに納得がいくまで、じっくりと話し合ってみることが大切なのではないでしょうか。
ママ友との距離感はなかなか難しいもの。たまにならばママ友のお子さんを預かるのは大歓迎！　という方でも、毎日のように預けられると困惑してしまいますよね。お互いに相手のことを尊重しながら、お願いをすることが「当たり前」にならないようにしたいものですね。

文・motte　編集・しのむ　イラスト・春野さくら