子煩悩なパパとそうじゃないパパの違いは何が原因?
パパの中にも子ども好きでたくさんわが子と遊ぶパパもいれば、子どもと過ごすことが苦手なパパもいますよね。その違いは一体何なのでしょうか? ママスタには、子煩悩ではない旦那さんを持つママからの投稿がありました。
『子煩悩な男とそうじゃない男の違いって性格ですか? うちの旦那は子どもにあまり関わらない。私が言わないと遊ばないし、遊んでも20分くらい。習い事も付き添わないし、学校行事も私がいるなら行かない。子どもを強く怒ったり、成績についても何も言わない。
お隣の旦那さんは休日は一日中子どもと遊んでいるし、パパが子どもを連れてしょっちゅうどこかへ出かけている。習い事も熱心だし、学校も参観とかよく行っている。仕事から帰ってくると子どもたちの出来事や様子を聞かれるらしい。
旦那が子どもに無関心すぎてイライラするんですが、これってなにが違うのかな?』
確かに周りを見ても、普段から子どもと一緒に過ごす時間を多く取ろうとしているパパと、子どもがいても自分のペースを崩さないパパがいますよね。その違いは一体何なのでしょうか?
うちの旦那も子どもに無関心です……
子どもにあまり興味がなさそうな旦那さんに不満のある投稿者さん。お隣に住む子煩悩なパパと子どもとの関係を聞くと、旦那さんの無関心さに腹がたつようです。しかし世の中には他にも子どもに無関心な旦那さんを持つママはたくさんいたのです。
『うちもしないわ。子どもが自転車に乗っていたから「見ててよ」って任せたら、家の前にいるだけ。子どもだけ自転車で遠くの方まで行ってたとき「あんた何してんの?」って怒ったよ。情けなくて仕方なかった』
『うちの旦那の子どもを見る能力はひどい。この間、下の子の習い事で出かけるから上の子と旦那に留守番してもらったら、逆に子どもにご飯の用意してもらったって聞いて呆れた。温めて出すぐらいやって欲しいわ』
『自分が一番なんだろうね。うちもだよ。
私の父親も私が子どもの頃は私に無関心だったけど、孫とは遊んでくれるようになった。
いずれ自分が一番じゃなくなったら子どもと遊んでくれるようになるのかな』
育ってきた環境による
育ってきた環境を振り返ると、今の自分に大きく関係していると思う人もいるでしょう。旦那さんが子煩悩になるかならないかも、育ってきた環境が大きいのではないかというママたちの声が集まりました。旦那さんの父親を見ると、旦那さんに影響していることがわかるというコメントも寄せられています。
『育った環境が大きいと思う。
子育てに対する価値観も自分が育った環境にかなり左右されるよね』
『環境だと思う。
下に兄弟がいて仲良かったり、面倒見てたりした人は面倒見がいい人が多いと思う。
逆に一人っ子や末っ子とかで小さい子と関わりがなかった人や、下に兄弟いても仲良くないとか面倒見てなかったりすると面倒見がよくない人多い気がします。
後者はどうしていいかわかってないんだと思う』
『うちの場合は義父が昭和一桁生まれ、家庭では全く何もしない男で、旦那はそのコピーなんだろうなという感じだね。ろくに父親に遊んでもらった記憶もないらしいし。
私が色々言って、今はほんの少しは何かやってくれたりもするけど、基本は自室にこもってるし子どもにそんな興味はなさそう。やっぱり家庭環境じゃない?』
『その環境をそれでいいと思っていたか、良くないと思っていたかにもよるのかも。
うちはなんの疑問も持たずにきた旦那だからか義父と一緒でなんにもしない』
生まれ持った本人の性格による
生まれ育った環境が大きいという声がある一方で、環境より本人の性格によるものだという声も寄せられています。同じ家庭で同じ環境で過ごしてきた兄弟でも、子どもに対する姿勢が違うこともあるようですよ。
『生まれ持った性格でしょ。
同じ両親から生まれて育っても、差があるんだから』
『育ってきた環境といっても、親にやってもらったのと同じように子どもにもしてあげられる人もいれば、母子家庭で親が無関心で放任主義だったうちの旦那のような人でも、父親がいなかったぶん、自分の子どもにはそんな思いはさせまいとすごく子育てに協力的な人もいるから、まぁその人次第じゃないかな』
『旦那は子どもと遊ぶの好きだし、世話が趣味みたいなもんだけど、旦那の兄は子どもの面倒見てくれないし、自分の事ばかりで離婚したよ』
『旦那の兄は子ども大好き! な人でずっと子どもと全力で遊んでいます。
うちの子たちも一緒に遊んでくれてずっと面倒を見てくれる。
旦那はその間寝ていたり携帯をいじっているだけ。だから育った環境でもなさそうなんですよね。
弟(旦那)の面倒もよく見ていたらしいので、やっぱり性格なのかしら……』
『うちの旦那は子煩悩タイプだけど、義父は昔からよくある子育ては義母任せで何もしない人みたいだし、育ってきた環境とはまた違う気がする』
『環境っていうより性格だよ。
旦那の父親はずっと海外に単身赴任でろくに一緒に住んだこともないみたいだけど、義兄は子どもいないけど子どもたちに某スポーツ教える講師やってたりするし、旦那は保育士になりたかったというくらい子ども好き。自分の子のみならず、子どもの友達とかとも遊んでるよ』
『私、育った環境が小説並みに悲惨だけど。
旦那にも子どもにもペットにも、ちゃんと愛情かけてるわ』
反面教師の場合も
育ってきた環境ではあまり父親との思い出がないパパの中には、自分の父親を反面教師にして、自分自身はいいパパになる努力をしている方もいるようです。
『育ってきた環境と本人の性格かなぁ……
うちの旦那は幼い頃に父親と遊んだり出かけたりしてなくて寂しかったから、自分の子どもとは遊んだり出かけたりする。自分の父親が反面教師になってるのかな』
『うちの旦那は、自分は子どもの頃に父親に遊んでもらったことないって言ってる。
そうなりたくないから、自分は子ども達とたくさん遊んで子ども行事にもできる限り参加したいらしい』
『性格もあるとおもうけど、自分の父親の影響も大きいんじゃないかな。
義父は旦那が小さい時家にいない事が多かったけど、旦那は子どもと遊んでる。寂しかった反動なのかな??』
愛情深く育ったから
育ってきた環境や性格によるところも大きいのかもしれませんが、自分が愛情をかけられて育っていると、子どもにも愛情を与えてあげたいと思えるそうです。
『旦那、すごく愛情深い。
小さい頃にちゃんと愛情受けて育ってきたから、子どもにも動物にもちゃんと愛情かけられる。これって関係あるかな?』
『可愛がられて育ったか育ってないか』
『うちは子煩悩。愛情が深い人。
お義父さんお義母さんも愛情深いけどそれ以上』
『うちの旦那は子煩悩だよー!
6歳と2歳児がいるけど、余裕で子ども達預けられる。
だから私はたまに友達と遊びに行ってるよ。
旦那は子ども達を動物園とか連れてったりしてるみたい。
旦那自身、両親の愛情いっぱい受けて育ったみたいで、お父さんにキャンプやドライブ、色々は遊びに連れて行ってもらってたって』
旦那さんが子煩悩になるかならないかは、さまざまな原因が考えられるようですが、幼い頃に親から可愛がってもらえて愛情深く育てられることで、大人になってからの子どもへの接し方にも違いが出てきそうですね。子煩悩ではない旦那さんがすぐに子煩悩に変わることは難しくても、言葉でこうして欲しいと思うことを伝え続けることで、少しずつ変わってくるかもしれません。そしてもし将来わが子が家庭を持って父親になったとき、家族から愛される存在になってもらうためにも、子どもには思う存分愛情をかけて育てたいものですね。
文・山内ウェンディ 編集・井伊テレ子 イラスト・Ponko
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