「夫がトイレで小の時に座ってしてくれません」。子ども記者たちの秀逸すぎる回答は?
子どもが記事を書き、大人が読む新聞「かめおか子ども新聞」が人気です。中でも注目を集めているのが「はい!こちら子ども記者相談室デス!」のコーナー。こちらは大人たちから寄せられた質問に対して子どもたちが回答するというもの。今回、この人気コーナーが書籍化され一冊の本になりました。ママスタに寄せられるママたちのお悩みと似たような質問もあったので、ご紹介します。子どもたちの回答にママもびっくり!?
トイレを汚す旦那、どうしたら汚さずにできる?
お悩み1
『夫がトイレで小の時に座ってしてくれません。周りが汚れるからやめてほしいのですが、「汚れてない!」と言い張るばかり。だったら自分でトイレ掃除してくれればいいのに、それもしません。イライラします』
子ども記者の回答
『それならトイレを広くして、公衆トイレとかにあるような立つ用の便器を買えばいいと思います。でも、そんなお金ないですよね、最近は不景気で収入低いやろうし……。じゃあ、座らなくちゃいけないくらいにトイレの天井を低くしてみたらどうですか?』
「立つ用の便器を買えばいい」「トイレの天井を低くしてみる」など、子どもらしい発想に思わず笑ってしまったママも多いのではないでしょうか。ママスタのママたちだったら「旦那の洋服でふく」なんていう意見が出てくるのかなと思ったら、挿絵として描かれたイラストの吹き出しに「夫のワイシャツでふいたらええんちゃう」と一言!
このイラストを描いたのは、『もう ぬげない』などの絵本が人気の絵本作家ヨシタケシンスケさん。シュールなイラストもあっておもしろさが倍増。思わず吹き出して、お悩み解決、となるかも。
ポケットから出てくるアレ、どうにかならない?
お悩み2
『ポケットからダンゴムシはやめて!』
子ども記者の回答
『「私もそう思う。男子やで! ムシ持って帰るのは! ほんと気持ち悪いし、気持ちがわからん。石ならわかるけど」(女子)
「いや、お父さんお母さんが喜ぶかなって。見せてあげようと思って持ち帰る。ムシ博士に将来なれるかもしれないから大目にみてあげてよ(略)」(男子)』
おもしろいのが、男の子と女の子で意見がわかれるところ。女子は成長が早く、男子は大人になっても子ども心を忘れない、ということを実感できる一コマかもしれません。
子どもの本音がわかる!『はい!こちら子ども記者相談室デス!』
今、子育てに悩んでいるママ、「子どもの気持ちは子どもに聞くのが一番!」ということで、「かめおか子ども新聞」の相談室に相談してみるのもいいかもしれませんよ。
書籍『はい!こちら子ども記者相談室デス!』では、このほかにもママやパパたち大人からたくさんの悩みが寄せられています。書店などで見かけたら、手に取って読んでみてはいかがでしょうか。
著者:かめおか子ども新聞
発売日:2019年5月29日
価格:1080円(税込)
出版社:新潮社
文・長瀬由利子 編集・山内ウェンディ