肉がついた調理器具を最初に洗ったらママ友にドン引きされた!「食中毒予防」みんなはどうしている?
みなさんはお肉が触れたまな板や包丁などの調理器具をどのように洗っていますか? ある投稿者は、スポンジでお肉を切った調理器具を洗って、そのまま同じスポンジで食器を洗ったらママ友に注意されたと相談しています。
『肉を切ったまな板、包丁、ボウルなど洗剤つけてスポンジでゴシゴシ洗うよね? で、他の食器もそのスポンジで洗うよね? ママ友に「同じスポンジで食器や箸を洗ったら肉に付いてる菌が移る」とビックリされたんだけど、皆どうしてる?』
投稿者は他の家庭ではどのようにお肉が触れた調理器具を洗っているのか気になっている様子。それでは早速、ママスタコミュニティに集まったコメントをご紹介します。
肉を切ったまな板や包丁などの調理器具はどうやって洗っている?
みなさんは、お肉を切ったまな板や包丁などの調理器具はどうやって洗っているのでしょうか?
他の食器と同じスポンジで洗っている
『私もそうしているけど普通じゃないの?』
『気にしたことないわ。スポンジも消毒しないし』
『そんなしなくても、食中毒にはならないと思っている』
『最近発売されている食器洗剤って、除菌効果あるよね? だから分けてない』
投稿者と同じように、食器を洗うスポンジでお肉に触れた調理器具を洗っているというコメントがありました。食中毒をそこまで気にしたことはない、食器洗剤に除菌効果があるのではないか? というコメントも。
最後に洗う
『私は後回しにする。もしくは、スポンジを洗い直す』
『食器洗った後、最後に同じスポンジで洗うよ』
食器類を洗うスポンジと同じでも、お肉に触れた調理器具は最後に洗うようにしているというコメントもありました。
スポンジは同じでもお肉に触れた調理器具は消毒する
『肉を切ったり肉に触れたものは最後に洗って、まな板・包丁を漂白剤をスプレーして、ボールに漂白剤を入れてスポンジをしばらく漬けておく』
『肉がふれたやつは最後に洗って熱湯かけるよ』
スポンジは食器と同じでも、最後にお肉に触れた調理器具は消毒をしているというコメントも。漂白スプレーや熱湯などをかけて清潔を保っているようです。
スポンジや調理器具はスポンジを別にしている
『油物用のスポンジは別。その後に熱湯消毒。スポンジもハイターと熱湯消毒』
『分けているよー。まな板も肉、魚用は別』
スポンジや調理器具は、お肉用と分けているというコメントもありました。徹底した食中毒対策がうかがえますね。
お肉が触れたスポンジや調理器具には「菌」がいるの?
食品安全委員会の「食中毒を予防するには」という冊子では、お肉に触れたまな板をスポンジと流水であらってみるとまだ菌がついており、中性洗剤をつけて洗ったとしてもスポンジ自体に菌がついていると記載されています。
また、東京都福祉保健局によると、お肉を切った包丁やまな板などの調理器具には、お肉についていた菌が移っていると紹介されていました。
『洗剤とスポンジで十分に洗い、流水で泡を流した後、漂白剤あるいは熱湯で消毒します。まな板は使用面だけでなく裏面や側面も洗い、包丁は刃の付け根の部分まで丁寧に洗ってください。アルコールスプレーで消毒する場合は、水気を拭きとった後に使用しないと、消毒効果が低くなってしまいます』
そして、厚生労働省のHPでは、腸管出血性大腸菌(O157)などの食中毒を予防する方法としてまな板の消毒方法も紹介されています。
『まな板は、使用の都度、洗浄剤でしっかり洗い、熱湯または次亜塩素酸ナトリウム製剤(台所用漂白剤)で、消毒するとよいでしょう。また、野菜や果実など生食用食品に用いるまな板と、肉や魚などに用いるまな板は使い分けることが必要です』
お肉に触れた調理器具やスポンジには菌がついているため、お肉用と食器用でスポンジを分けたり、まな板などを分けることが大切なことだと紹介されていました。各HPや冊子を見ると、調理器具も漂白剤や熱湯で消毒することが食中毒を防ぐうえで大切だということが分かりますね。
文・物江窓香 編集・横内みか
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