平成で終わりにしてほしい!令和へ引き継ぎたくない習慣といえば何?
2019年4月30日をもって約30年間続いた”平成”は終わりを告げました。昭和から平成となったときと違って祝賀ムードが漂うなかで新たな元号、”令和”を迎えることになりましたね。ひとつの時代が終わり迎えた新しい時代。良い習慣はそのままに、あまりやる意味のない習慣は引き継ぎたくないものです。そこでママたちには新たな時代にはあまり引き継ぎたくない日本の習慣を伺いました。
『平成で終わりにしたい日本の習慣を挙げてください! 私は年賀状!』
ママたちが”平成で終わりにしてほしい!”と考えている習慣とはどんなものが出てくるのでしょうか。
ママたちの苦労がしのばれます……。もっといい方法がありそう!
『PTA』
『小学校の連絡帳で休みの連絡をするシステム』
子どものためとはいえ苦労することが少なくないであろう組織やシステムについて、”平成に置いていきたい”と訴えたママたちがいました。仕事や介護などの理由があってもPTA役員を免除してもらえないケースもあるかもしれません。子どものためとはいえ”平成に置いていけるものなら置いていきたい”と感じるママがいても不思議ではないのかもしれませんね。
日本の伝統ではありますが……。お金も手間もかかります!
『私も年賀状だわ』
『お歳暮、お中元』
日本の伝統文化のひとつともいえるのが年末におとずれる年賀状づくりです。さらにお盆や年の暮れに親戚などに贈り物をするお中元やお歳暮も年賀状と合わせてママたちが”平成に置いていきたい”ものとして候補に挙がりました。年末の忙しい時期に年賀状を作る作業がひとつ減るとママたちは少なからず楽になるでしょう。お返しがあるとはいえ金銭的にも負担がかかるお中元やお歳暮も「やめたい……」と感じているママがいるのでしょう。相手がいてのことなので個人の考えひとつでやめられない点もママたちを悩ませているのかもしれません。
ブラック企業の良くない習慣は引き継がなくても……
『残業が良しとする風習。時間内で仕事を終えられる方がお互いにwin-winじゃない?』
『有給使わない、サービス残業して当たり前、言うこと聞かない人はやる気なしと見なすブラック業界』
かつて栄養ドリンクのテレビコマーシャルのキャッチコピーに「24時間たたかえますか」というフレーズがありました。高度経済成長期やバブル期には残業もいとわず働く姿が求められたのかもしれません。
一方でQOL(Quality Of Life)、人生や生活の質という言葉も出てきました。仕事は生きていくために必要なことですが、あくまで人生の一部です。令和にはQOLのバランスがとれる社会が当たり前になっているといいですね。また有給についても労働者の権利ですので令和には堂々と使える会社の社風になってほしいですね。
男女平等が叫ばれて久しいけれど……。令和こそなくしたい固定観念!
『家事育児は女性がするものだという意識』
女性の社会進出が進んだといわれて久しくなってしまいました。女性の意識はどんどん高まっているのに、中にはいつまで経っても新しい考えを取り入れない男性もいるようです。パートか正社員かは関係ありません。夫婦がお互いに仕事を持っているのなら家事は分担してもいいのではないでしょうか。育児に関しては仕事をしているしていないに関係なく生まれた子どもは夫婦ふたりの子どもです。夫婦がふたり協力しながら子育てすることが理想とする姿ではないでしょうか。
遠くない未来に実現しているかもしれないものも
『現金じゃなくて全部カード払いにして!』
キャッシュレス化については平成30年10月に公開された経済産業省の資料のなかで、キャッシュレス化が進んでいない問題点として、キャッシュレス決済のための機械の導入費用の問題や、支払手数料の問題などが挙げられていました。またキャッシュレス決済にスマートフォンを使用すると考えたとき、災害時にもスマートフォンが使用できる前提でキャッシュレス決済の手段別に災害時に利用できるガイドラインを策定する、ともしていました。これからですね。
『渋滞』
渋滞についても、ETCがさらに普及し道路網も充実していけば……。”渋滞”という言葉が使われなくなる日は来るのでしょうか。
強固な社会インフラを備えて、キャッシュレス社会と渋滞のない未来、期待したいですね!
ママたちの鋭い視点に感服!ひとつでも実現してほしい!
ママたちからは「なるほど!」とうなずけるコメントが次々と寄せられていました。年賀状はメールやSNSでも代用できるでしょう。お中元やお歳暮も伝統や習慣だから贈るのではなく、贈りたいときに贈りたい人に贈りたいものを贈ることにすれば何の問題もない、ともいえるでしょう。男女平等についてはもう当たり前のことなので、筆者はいい加減「無駄な抵抗はやめて手を挙げて降参しなさい!」とでも言いたくなってしまいます。
新たな時代の令和はこれからはじまっていきます。明るい雰囲気のなかで新たな時代を迎えられたからこそ、令和は明るい時代であってほしいものですね。
文・しのむ 編集・しらたまよ
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