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“専業主婦”の自分。“兼業主婦”の友人の年収を知り、惨めな気持ちに……人の人生に嫉妬しない方法とは?

人生にはたくさんの選択肢があります。「あのときあの道を選んでいたら……」と、過去の選択を後悔したり、他人の人生を羨ましいと思ったりしたことはありませんか? ある投稿者は他人を羨んでいる1人のようです。

『専業で10年以上育児に専念してきて、子ども3人、幼稚園まで自宅で見てきました。転勤族で親も遠方だし、働くことはあきらめていて……。子どもが小さい時期を一緒に過ごせたことは後悔していないし、かけがいのない時間だったことは間違いないと思っています。でも、子どもが複数いて実家も遠いのに、赤ちゃんから保育園に預けながら、踏ん張って働いてきた女友だちが、年収500万以上をキープしているのを見ると、時給1000円以下とかでパートを探している自分が惨めになったりもします。同じように感じる方いますか?』

“専業主婦”の自分。“兼業主婦”の友人の年収を知り、惨めな気持ちに……人の人生に嫉妬しない方法とは?1
同じような境遇で子どもがいるのに、専業主婦の自分と兼業主婦の友人。正社員の友人に対して、自分はパートだと惨めな気持ちになってしまったと相談しています。ママスタコミュニティでは、このコメントにたくさんの意見が寄せられているのでご紹介します。

同じように「子どもの成長後」自分の価値観に悩んでいる人のコメント

『分かります。実家も遠方なので、専業で未就園児の子ども3人を自宅で見ています。3歳児神話も否定されているし「私の育児は間違っているのかな」と考えます』

『今更働ける気がしないから働かない予定。惨めと思うなら優雅に専業したらいいんだよ』

投稿者と同じように、専業主婦で悩んだというコメントが寄せられました。子どもが成長し、手が離れてからパートをしようと考えても、他の人と比べて働ける気がしないとのコメントも。

「専業主婦で後悔していない」のコメントも

『投稿者と同じ、子ども3人幼稚園まで自宅で見てきた。ずっと正社員で保育園に預けながら働いてきたママ友もカッコいいなーと思うけれど、小さな子どもの成長を一瞬たりとも見逃さず過ごせて自分は幸せだなと思うよ。子どもの小さな頃は絶対にもう戻らないのだから。末っ子がこないだ入園したから私もパートを探そうか悩み中』

『私が働かないことでのメリットもあったよ。子どものことはもちろんだけど、旦那の年収が4倍になった。私にキャリアはないけれど、旦那がキャリアを活かした。旦那は、仕事に専念できて助かったとよく言っている。それでいいと思っているから、投稿者みたいに考えたことはないな』

“専業主婦”の自分。“兼業主婦”の友人の年収を知り、惨めな気持ちに……人の人生に嫉妬しない方法とは?2
専業主婦で満足しているというコメントも目立っています。「子どもがいて働いているママもかっこいいけれど、子どもの成長を見られたことが嬉しい」「自分ではなく旦那さんがキャリアを築けたから満足している」と、自分が専業主婦であったことで、自分単体ではなく子どもや旦那さんと家族一丸となって満足した人生が送れていると感じているようです。

他人にも見えない苦しみがある。満足度は人と比べないで

『年収500万円の友だちは「子どもと一緒に過ごせていたらなあ」と思っているかも知れないし、両方は手には入らない。自分の手に入れたものがサイコーと思うべし!』

『子育てしながらキャリアアップした人、自分含め子どもが小さいうちは専業でパートや契約で復帰した人、ずっと専業でいる人といろいろ。みんなそれぞれの事情があるし違う立場の人をとやかく言ったり自分を卑下する必要はないと思う』

『その友だちは友だちでいろいろな葛藤がある中働いて、大変なことや幸せなことを経験していると思うけれど、投稿者も投稿者で友だちとは環境が違くても、大変なことも良いこともあったわけでしょ。比べることじゃないよ。自分自身の過ごしてきた時間を大切にすればいいと思う』

もしかしたら、正社員の友人は「専業主婦で子どもの成長を見守っていたかった」と思った時期もあったのかもしれません。他人のプラスな面しか見えないこともありますが、感じていることは人それぞれにあるのでしょう。他人と比べたりせずに、自分が選んだ道で良かったと思うことを考えてみると、嫉妬心を抑えられるのかもしれませんね。

文・物江窓香 編集・横内みか イラスト・Ponko

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参考トピ (by ママスタコミュニティ
専業で10年以上育児に専念してきて