食器洗いのスポンジ、鍋用と食器用、シンク用などに使い分けていますか？ママたちの回答とスポンジ殺菌の方法
家事を担うママたちの仕事のひとつである食器洗いは多い場合、1日に3回ほどありますね。家族の食事のタイミングがずれてしまうと3回よりも多くなってしまうかもしれません。食器を洗うママたちが毎日使うのが食器洗い用のスポンジです。あるママは食器用、フライパン用、シンク洗い用などとスポンジを数種類使い分けているとのこと。世の中のママたちは食器洗い用のスポンジをどのように使い分けているのでしょうか。
『キッチンスポンジの使い方について。使い分けどうされてますか？ 私は、
食器類
鍋、フライパン等の油汚れのもの
水筒、哺乳瓶等の柄付きスポンジ
シンク用スポンジ
の4個置いています！ 多いでしょうか？』
「使い分けてません！」直方体のスポンジでは洗いづらいものとは
『スポンジ1個。水筒用の長いやつを1個だけ』
『みんな細かく使い分けてるんだね……。私はズボラ主婦だから、食器用とシンク用(元食器用でくたびれたやつ)、水筒用の長いやつしかないよ』
意外なのか当然なのか、スポンジを使い分けずひとつを使いまわしているというママのコメントは少数でした。使い分けているというママの中でも水筒のような細長いものを洗うときにのみスポンジを使い分けているというママと、投稿者のママのようにより細かく使い分けているママとにコメントの量が二分されていました。
直方体の一般的なスポンジでは水筒の底までは届きませんね。そのためどうしてもスポンジを分ける必要があるようです。
洗うものと場所によって「使い分けています」ママたちのスポンジ活用術
『食器用、油汚れ用、シンク用に分けています』
『食器用、シンク用ブラシ、水筒、哺乳瓶用の柄付きスポンジ』
『食器洗いとシンク洗い用で2個。肉を切った物を洗ったら、それはシンク用に格落ち。シンク用は捨てる。肉を切らなくても、一週間経ったらローテーションしてる』
スポンジを使い分けると回答したママたちのコメントを見ていくと、おもに食器用とシンクを洗うためのスポンジは分けているママが少なくないようです。
一度使ったスポンジには雑菌が繁殖しやすい！熱湯などで殺菌を
内閣府の食品安全委員会事務局が公表した資料によると、食器を洗い終わったあとのスポンジには雑菌が繁殖しやすいそうです。厚生労働省の大量調理施設衛生管理マニュアルでは、一度使ったスポンジは
『80℃5分間以上またはこ れと同等の効果を有する方法で殺菌を行い、 乾燥させること』
と殺菌方法が紹介されていました。使い終わったあとのスポンジに熱湯をかけてじゅうぶんに乾燥させるだけでも効果はあるとのことです。この少々のひと手間をかけるだけでスポンジが清潔に保たれるのなら、やっておくに越したことはないのではないでしょうか。スポンジの耐熱温度にはご注意くださいね。
より清潔なキッチンをめざすならスポンジの使い分けに殺菌のひと手間をプラスしてみては？
ママたちはそれぞれの考えがあってスポンジを使い分けていることがコメントから見えてきました。もちろんどのような使い方がやりやすいかは個人差のあるところでしょう。ひとつ共通して言えることは”使い分け”に殺菌や滅菌の処置とひと手間加えることでより清潔なキッチンができあがる可能性があるということです。
せっかくスポンジを使い分けているのですから、ひと手間加えてより清潔なスポンジで気持ちよく食器やシンクを洗ってはいかがでしょうか。
文・しのむ 編集・しらたまよ
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