調味料の”新三種の神器”!「料理酒・ドレッシング・オイスターソース」で節約&時短レシピ!
調味料の基本といえば、砂糖、塩、酢、醤油、味噌の「さしすせそ」。昔ながらの”お袋の味”を生み出す料理には欠かせない調味料ですが、日々子育てや家事に追われながらの食事づくりは、もう少し手間をかけずに行いたいところ。そんなときは汎用性の高い調味料を使うことで、節約&時短になりママの負担が減るかもしれませんよ!
鉄板調味料の新三種の神器は「料理酒・ドレッシング・オイスターソース」
調味料研究家の青木敦子さんは
次世代の鉄板調味料は料理酒、ドレッシング、オイスターソースです。この3種類さえあれば、味付けの失敗も少なく、うま味とコクがある料理を作ることができます。あとは、自分や家族の好みに合わせて、ケチャップ、マヨネーズ、コショウなどで食べる時に調整しましょう
と語っています。
新三種の神器の特徴と使い方
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料理酒
料理酒は、食材の臭みを消しながら、うま味とコクをプラスして料理のおいしさを底上げしてくれます。加塩タイプの料理酒を使うことで、料理自体にほんのり塩味が付くのでその他の調味料を使う量も少なくて済むのです。料理酒は和洋中すべての料理に使えますよ。 -
ドレッシング
酸味と油分、しっかりした味付けで、サラダにかけるドレッシング用途だけでなく、お肉料理や和え物の調味料としても大活躍。なかでも重宝するのはゴマ味のドレッシングがおすすめです。 -
オイスターソース
カキのうま味と塩気、甘味があり濃厚な風味が特徴のオイスターソース。料理にうま味とコクを与えてくれます。中国出身の調味料ですが、和風洋風にも使えますよ。
失敗知らず!節約&時短の美味しいごはん
料理酒・ドレッシング・オイスターソースの3種で、失敗しない、節約・時短料理を作りましょう。青木先生監修の3つのレシピをご紹介します。
お手軽ランチに!「生姜焼きのせ コールスロー丼」
<材料>(1人ぶん)
・コンビニなどで売っているコールスロー用のカット野菜もしくはスライサーで千切りにしたキャベツ:適量
・ごまドレッシング:オイスターソース=3:1
・オイスターソース:料理酒:しょうがのすりおろし=3:3:1
・ビニール袋:1枚
<作り方>
1:ごまドレッシング、オイスターソース(3:1の割合)で和えたキャベツをごはんの上に盛りつける
2:ビニール袋にオイスターソース、料理酒、しょうがのすりおろし(3:3:1の割合)を入れ、生姜焼き用の豚肉を入れて揉みこむ
3:フライパンに油を入れて温め、汁気を切った豚肉を入れて両面を焼き、残りの汁を加えてからめ、キャベツのに敷き詰める
主食とおかずが同時にできる!「あさりとしめじとトマトの酒蒸し&酒蒸しの汁でお茶漬け」
<材料>(2人ぶん)
・あさり:1パック
・しめじ:1パック
・トマト:1個
・料理酒:50cc
<作り方>
1:フライパンにあさりと子房に分けたしめじ、食べやすい大きさに切ったトマトを入れ、50cc杯程度の料理酒を振りかけて蓋をし、強火にかける
2:あさりの口が開いたら、火から外し、具の部分だけを器に盛りつける
3:ごはんの上にあさりの汁を振りかけ、葱か万能葱の小口切りを散らして、鰹節と刻みのりを振りかける
使うのは2種類の調味料だけ!失敗知らずの「ポトフ」
<材料>(2人ぶん)
・じゃがいも2個
・人参:1本
・玉ねぎ:1個
・キャベツ:・1/4個
・ソーセージ:6個
・料理酒:大さじ2~3杯
・オイスターソース:大さじ2~3杯
<作り方>
1:鍋に料理酒、オイスターソースをそれぞれ大さじ2~3杯入れて、大きめに切ったじゃがいも、人参、玉葱、キャベツ、ソーセージを入れる
2:水面から出るか出ないかくらいの水を加え、野菜が柔らかくなるまで煮込む
3:野菜が柔らかくなったら、塩を少々入れ、味を整える
ドレッシングで簡単!バンバンジー風蒸し鶏
<材料>(2人ぶん)
・きゅうり:1本
・鶏肉:1枚
・料理酒:大さじ2
・ゴマドレッシング:適量
<作り方>
1:きゅうりをピーラーなどで薄くスライスし、お皿に敷きつめておく
2:耐熱皿に鶏肉をのせ、大さじ1~2杯の料理酒を振りかけてラップをし、鶏肉に火が入るまでレンジで温める
3:鶏肉をレンジから取り出したら、食べやすい大きさに薄くスライスし、敷き詰めたきゅうりの上に並べる
4:葱の微塵切りを加えたゴマドレッシングを振りかける
少ない調味料でより簡単に料理を作ることができれば、ママの日常の負担がグッと減りますね。新3種の神器の調味料を活用したいつもとはちょっと違った美味しい味付けで、子どもたちが飽きない献立にしてみてはいかがでしょうか。
文・Nao