「新生児の育児を後悔しないためにやることは?」悩める新米ママに、先輩ママからの意外なアドバイス
新生児のお世話は、今までの生活ペースが一気に崩れるし、新しいことがはじまるし、とても不安に感じたという方もいるのではないでしょうか。ある投稿者も、このように悩んでいるそうです。
『先輩ママさんにお聞きしたいです。子育ての情報を求めています。産後うつと夜泣きによる不眠で精神的な余裕が全くありません。産婦人科入院中から授乳がうまくいかず、毎日泣いてばかりました。生後3週間の今やっと落ち着いてきたところです。毎日塞いでいる私に先輩ママから「新生児の赤ちゃんの面倒を見るのは今だけだから育児を楽しんで」とアドバイスを受けました。そのため、子育ての番組を見たり、子育てのアドバイス本を買ってみたりしていますが、日々の育児に追われてどんどん時間が過ぎて行きます。大事な新生児の我が子との時間を大切にしたいです。あのときにあーすればよかったと後悔することがないように、おすすめの育児情報を教えていただきませんか?』
育児を楽しむためにも育児情報を求めているママ。このお悩みにたくさんのコメントが寄せられているのでご紹介します。
育児情報は必要ない!
『あんまり育児書の類をたくさん読むのはおすすめしないな。育児書と比較して自分の子育てがピリピリするよ。私がそうだったから』
『育児情報なんてそんなに必要ないよ。いっぱい泣いて寝て、おっぱいなりミルクなり飲んで、おしっこうんちして、元気ならそれでよし』
『頑張りすぎているんじゃない? 私も1人目は結構本を読み漁って「育児とはこう!」みたいな知識つけてその通りにしていた。赤ちゃんが寝たら一緒に昼寝したり、疲れたら「ご飯今日は作らない!」とか適当も必要って気付いたら気持ちが楽になった。
あーしなきゃ! こうしなきゃ! と考えずにリラックスしたらどうかな?』
育児本や育児情報はあまりおススメしないという声が相次ぎました。本通りにいかない育児に余計にストレスが溜まってしまうことを危惧している方も。子育ては、ひとりひとり違う物。育児本は参考程度に、自分らしく子育てするのがママにも赤ちゃんにも良いのではないかという意見です。
「ママのために」が赤ちゃんのため
『ママがどっしりと構えていることが一番赤ちゃんが安心するよ。とりあえずご主人が次お休みのときにでもお茶をしに行ったりお散歩に行って1人でぼーっとする時間を作るといいよ』
『雑誌やTVの情報はとりあえず置いておきましょう。ためになることもあるけれどね。それより自分の好きな番組とファッション雑誌なんかを読んで気分転換。今だけっていうのは新生児の時期だけじゃないからね。子育ては永遠にあのときには戻れないってのを繰り返すわけだから』
『あれこれ考えすぎない方がいいよ。寝ないのもこんなもん、泣くのも当たり前ーくらいで。そのうち後悔する暇もないくらい忙しくなるよ』
『家事はたまっても着る服があれば大丈夫! 洗濯物たたんでなくても平気平気。
「ご飯ないわ!」なら旦那さんに何か買ってきてと連絡。赤ちゃん寝たら一緒に寝るべし』
「赤ちゃんのため!」と気張らず、まずはママが心の平穏を取り戻すことが第一です。ゆったり余裕ができたママの方が赤ちゃんも安心するというコメントも。赤ちゃんが小さいうちは授乳の感覚も短く、泣く時間も多いので中々ゆったりすることはできないかもしれませんが、家事はちょっとの間お休みして赤ちゃんとゆったりしたり、パパが休みの日は自由時間をもらったりして、気分転換してみることをおススメしていました。
振り返ってみると「育児は楽しかった」もの!
『もう終わった人だから「育児を楽しんで」と言えるのよ。その頃なんて笑いもしないしボーっと寝たり起きたり繰り返して、授乳とおむつ替えしてるだけだから、楽しいわけないじゃん。笑ったり動いたりするようになれば楽しくなってくるよ。今はひたすら耐えるのだ』
『たぶんね、どれだけ尽くしても、大きくなったときに「もっとああしてればよかった」と思うよ』
『15歳になって進路の話も現実的になって反抗期もガッツリで、もしかしたらあと3年しか一緒に暮らさないかもなーって思ったら、一日だけ赤ちゃんに戻ってくれないかな? とかいろいろなこと考えた。そんなとき思い出すのは、柔らかい手や抱っこしたときのフィット感や寝顔や甘い匂い。マニュアルは参考程度に、とりあえず抱っこしておけばいいよ。あと写真をいっぱい撮っておくといいよ』
「育児を楽しんで」の言葉は大変な時期の子育てが終わったからこそ言える言葉。だれしも当事者のときは楽しむ余裕がないというコメントもありました。子どもが大人になって自分の手を離れていくとき、思い出すのは可愛くて、自分のお世話がないと生きていけなかった新生児や幼少期の頃なのかもしれません。当時は辛かった経験でも、振り返れば愛おしくて幸せだった記憶なのかもしれませんね。どんなに精一杯尽くしても、やってあげたかったことは無限に溢れてきます。まずは“ママ”が安定する環境を作れば、赤ちゃんにやってあげたいことも思い浮かんでくることでしょう。
文・物江窓香 編集・山内ウェンディ
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