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<加害者と結婚>20年越しの再会、私の人生を壊した事故の加害者【第14話まんが:被害者の気持ち】

私は羽田キホ。両親と3人で暮らしています。今から20年前、私は坂道を猛スピードで降りてきた自転車とぶつかり重傷を負いました。普通に歩くことができなくなり、首から下の部分に大きな傷痕も残りました。この事故は私の人生を大きく変えてしまったのです。加害者は当時大学生だった「橘ケン」という人物。家まで謝罪に来る橘ケンを、両親は何度も追い払っていました。私に苦しみを与えた加害者になんて一生会いたくない、そう思っていたのですが……。

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賠償金を受け取っても元通りになるわけではありません。身体の痛みや苦しみ、そして変わり果てた自分の姿に私は何度も泣きました。そのたびに両親は私を抱きしめ、支えてくれました。「あの事故さえなかったら」と何度思ったことでしょう。
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事故で失ったものも多かったけれど、気が付いたこともたくさんありました。とくに周りの人たちの優しさや両親の愛情……。私は多くの人に支えられ、恨みを抱えて生きるより目の前の幸せを大切にしていこうと決めたのです。
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あの事故で私の人生は変わってしまいました。加害者の橘ケンは、当時は家まで来ては深々と頭を下げていました。自分の現実を受け止めきれないときは、彼の姿を思い浮べながら恨みを募らせていたのです。しかしそんな私を受け止めて支えてくれた両親のおかげで、現実を受け入れ、目の前の幸せを大切にしていこうと切り替えることができました。
高校を卒業して大学生になり、たくさん友達もできました。就職してからは会社でもそれなりに仕事をこなすことができています。働きながら資格の勉強に励んだりもしました。どんなことがあっても、ひとりで強く生きていく……それが私の目標だったのです。
しかしそんなある日、私は20年ぶりに加害者である橘ケンと再会することになったのでした。

【第15話】へ続く。(明日配信予定)

原案・ママスタ 脚本・渡辺多絵 作画・猫田カヨ 編集・井伊テレ子

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※この漫画はママスタに寄せられた体験談やご意見を元に作成しています。

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