いつでも、どこでも、ママに寄り添う情報を

里帰り出産の落とし穴!初産妊婦で実家に帰ってきたけれど、実母に怒られてばかり……

pixta_14949310_M
もうすぐ出産するママは、生まれてくる赤ちゃんが楽しみですよね。同時に、生まれたばかりの赤ちゃんのお世話を一人でできるものか不安にもなります。そんなとき、実家のお母さんは心強いもの。お母さんに手伝ってもらうために里帰りをして出産することを選ぶママもいるのではないでしょうか?
ところが、せっかく里帰りしたのに、中には実のお母さんと上手くいかなくて実家に居づらくなってしまうママもいるようです。

『初産妊婦です。里帰り出産のため、自宅から新幹線で3時間の距離の実家に帰ってきました。まだ数日しか経っていませんが生活のリズムが合わなかったり、実母の考えを理解できなかったりしてイライラしてしまい、ストレスになっています。もともと毒親気質ではあったのですが、妊娠中のラインや電話のやりとりは優しかったので、親に頼れるならと安易に里帰りを決めてしまいました』

実は投稿者のママが里帰りする前から、実家のお父さんとお母さんは喧嘩をしていて、お母さんのご機嫌は悪かったのだそうです。

『たとえば、何時でも好きな時間に起きればいいと母は言いますが、ゆっくり寝ていればいつまで寝ているのだと怒鳴られます。それがわかっているので初日に7時に起きると母に伝えておきました。準備して私がリビングに行ったところ7時4分でした。すると「7時4分は7時半に起きるのと一緒」と母。「7時に起きるって言ったら6時50分にアラームをセットしないとおかしい」と長々とキーキー言われました。キーキー怒鳴ってくると30分は続きます。「あんたはお父さんと一緒」が母の決まり文句です』

これではお母さんとうまくいく気がしないので一刻も早く自宅に帰りたいと投稿者のママは思っているようです。でも生まれてくる赤ちゃんのためには、このまま実家にいた方がいいのか悩んでいるそう。また、もともと自宅から通っていた産婦人科に分娩の予約を取ることができるのかという不安もあるみたいです。初産はわからないことが多く、不安だらけです。途中で里帰り出産をやめようか悩む投稿者のママに、たくさんの励ましがありました。

赤ちゃんのために心穏やかに過ごせる場所を!

妊婦さんがストレスをためてはいけません。早く自宅に帰ったほうがいいという意見が大半を占めました。しょっちゅう実母に怒られていては、妊娠中のママがゆったりとした気持ちで過ごすことができないのではないかと先輩ママたちは心配しています。

『赤ちゃんのためにはこのまま実家にいた方がいいって書いてあるけれど、本当にそうかな? 赤ちゃんにとっても一番良いことはママにストレスがない事だと思う』

『赤ちゃんのためを思うなら、そんなストレスがたまるような場所じゃなくて、多少産後が大変でも心穏やかに過ごせる場所を確保すべきだよ。母体へのストレスは一番よくない。私は母と仲良しで産後に里帰りしたけれど、それでも生活するのに気を使ったよ。今の段階でその状況なら、産んでからもっときついと思う。早めに自宅近くの産婦人科にあたってみたら?』

『早めに帰ったほうがいい。絶対に。赤ちゃんと、初めて子育てをする娘さんを受け入れる環境が整っていないところに帰ってどうするの?』

『わかります。自宅に戻って自分のペースで子育てをしたほうが、もしかしたらいいのかもしれないね。私も里帰りしたけれど、両親が難ありのタイプで、とてもストレスを感じました』

赤ちゃんが生まれてからも投稿者のママはお母さんにキーキーと文句を言われるのではないかという心配のコメントもありました。ずっとお母さんに怒られて文句を言われる状態なら実家にいるよりも、多少たいへんでも自宅にいた方がよさそうですよね。

赤ちゃんのために耐えているというママも。里帰り出産中のアドバイスは

妊娠中で思うように動けない中、頼りのお母さんと上手くいかないととてもつらいものです。それでも投稿者のママが実家にいる選択をした場合に備えて、先輩ママたちがアドバイスをくれました。

『妊娠中だから余計にメンタルやられるんだよね。辛いよね。とりあえず、母親が文句を言いそうなことは、少し先回りしてやってみてもいいかなと思います。無理なことはしちゃダメですよ? 投稿者のママさんの中でやるべきことをやってもなお、ご両親が文句を言うのであれば、旦那さんに来てもらって、今後をしっかり話したほうが良いと思います』

『うちの親も毒親。でも切迫早産で入院の可能性があること、旦那が全く頼りにならない、赤ちゃんが小さめということが重なり9か月半ばで里帰り。布団の上げ下げと、上の子の抱っこだけはしてもらうけれど、あとは全部自分でして、生活リズムも母親に合わせて、言うことも行動もすべて母親を最優先にして動いている。上の子のご飯は、母親が台所を使わない時間に用意して買い物の荷物も持つ。上の子のためにもお腹の子のためにも実家にいることが私にはベストなので、そのためには自分が母親に合わせるしかないと思っています』

里帰り出産のために実家にいるけれど、投稿者のママと同じようにストレスにさらされているママからもいくつかコメントがありました。けっこうある悩みなのかもしれませんが、当事者になると辛いですよね。

里帰りをしないで出産するママには、ネットスーパーやファミリーサポートという方法も

実家に帰って、お母さんにそばにいてもらい出産を迎えることは、娘でもあるママにとって安心できる状況でしょう。実家にいることで、気持ちは娘時代に戻ることもあるかもしれません。でも子どもたちが巣立ったあと、少しずつ自分のペースで生活してきたお母さんの中には、出産のために里帰りしてきた娘さんに戸惑ってしまう方もいるのかもしれませんね。

『私も二人目の時、里帰り出産希望で紹介状書いてもらって実家近くの産院に転院したけれど、投稿者のママと同じことがあって即座にまた紹介状を書いてもらって逆戻りしたよ』

『旦那さんが今のあなたの家族だから支えてくれるよ。実際私も母から言われて、寝不足で体調崩しておかしくなったよ。だから自宅に帰ることをすすめるよ。買い物とかもネットスーパーとかを利用して、なんとかなるものだよ! がんばって元気な赤ちゃん産んでね!』

『今の病院にも相談してみて。私の親も毒親っぽいので里帰りもしないし手伝いもしてもらわなかったよ。覚悟していたから大丈夫だったよ!』

『料理も掃除もままならない日が続くけれど、ママを思ってくれる優しい旦那様なら里帰りしなくても絶対乗り越えられるよ』

『赤ちゃんが生まれるまでに地区の保健師さんにあらかじめ連絡をしておいて、ファミリーサポートに登録しておいたり、民間の家事手伝いなどを調べておくといいと思います』

結局、投稿者のママは旦那さんと話し合って自宅で出産することにしたようです。お母さんからは、人として当たり前のことしか言ってないということと家事の小言を延々と言われたそう……。里帰りする前までは、一緒に赤ちゃんの服を買いに行けるねと楽しみにしていたこのお母さんと投稿者さん。もしかしたらお母さんは頑張りすぎて空回りしてしまったのかもしれませんね。
里帰りしないで出産する場合、パパの協力が大切です。またファミリーサポートや民間の家事手伝いを利用するといいというコメントがありました。場合によっては里帰りしないで、お母さんに来てもらったほうが、ある程度の距離感が保てるのかもしれませんね。
今回、ママスタコミュニティには投稿者のママを思い、寄り添うママたちのコメントで溢れていました。ママたちの安産をとの願いをお守りに、投稿者さんの無事の出産を筆者も祈っています。

文・岡さきの 編集・山内ウェンディ

岡さきのの記事一覧ページ

関連記事

【ケース7】里帰り出産断念。やっぱり耐えられなかった実母との生活 #毒親日記
次の記事:【ケース8】#毒親日記  脚本・渡辺多絵 イラスト・上野りゅうじん...
「里帰りせず自分たちで何とかしてほしい」というおばあちゃんの本音。娘が取るべき行動は?
出産間近というママの中には、産後は実家や義実家に里帰りを予定している方もいるのではないでしょうか。ママの実家であれば、娘の出産ということで産後のお世話に協力的なご実家も多そうですが、中にはあまり「里帰...
里帰り出産、する?しない?ママたちの「里帰り出産体験談」
産後2ヶ月は、ママの身体が妊娠前の状態に回復するための産褥期と呼ばれる期間です。この期間、ママは赤ちゃんと一緒にできるだけ横になって過ごした方が良いとされています。産褥期の間の家事などを手伝っても...
参考トピ (by ママスタコミュニティ
里帰りして4日目辛いです。