夫婦円満の秘訣かも?旦那さんからの「今から帰るよ」連絡へ今どき妻の対応とは
旦那さんは仕事から帰るときに連絡をくれますか? かつて日本では、仕事から帰宅する前に自宅へ電話をする「カエルコール(帰るコール)」なる習慣が提唱されたことがあります。それから時は流れ、連絡手段は電話に加えてメール・LINEをはじめとするアプリなどといったように増えました。
イマドキの旦那さんは、妻にどのようにして帰宅を伝えているのでしょうか? 小さなことではありますが、いろいろな夫婦関係が垣間見れましたよ。
連絡手段はLINE・メールも。多彩なカエルコールへ妻たちはどう返す?
LINEやメールで帰宅を伝えている旦那さんたち。連絡に対する返信は、毎日のことなのでシンプルに返す人、スタンプで済ます人、会話が続く人など、それぞれでした。
『LINEが入るよ。で、「お疲れ様」とだけ送る』
『「わかりました。夕ご飯は〇〇です。お風呂沸いてます」とかは返します!』
『メールでカエルの絵を送ってくる。私は、「ほいさ」って送る』
『スタンプで返すときもあるし、気をつけてね(ハート)とかたまにする。でもちょいちょい空き時間ある仕事だから忙しくなければずっとLINE続いてるから、了解+会話の続き、みたいな感じが多いかも』
『帰るだけの時は何もしません。帰りが遅くなるとかの連絡の時のみ、スタンプ返します』
『「おわた」 or 「かえる」のどっちかがくる。「おつかれぽん」「お疲れ様」「おつカレー」とか適当に送る。だいたい昼間送った子どもの画像の感想とか昼間の行動(市役所行ったとか)の労いの言葉が返ってくる』
電話で「今から帰るよ」が20年以上続いているご夫婦も!
昔から変わらず電話で連絡を受ける人も。なかには20年以上続いているご夫婦や、そのまま話し続けているご夫婦もいました。
『電話がある。
旦那→今から帰る~ご飯の用意お願いします
私→はぁーい!
って感じ』
『結婚して21年経った今でも変わらず、「今から帰るけど何かいるものある?」って毎日電話かけてくる。欲しいものがあれば頼むし、無ければ「何にもいらないよー気をつけてね」って電話を切る。それって昭和? 古臭いかね? 今時はLINEだよね』
『LINEなら、お疲れ様とか了解とかのスタンプで返す。電話なら、帰る旨の連絡以外にも旦那から用件がある時だから何かしら話す』
『いつも出てから電話くれるから帰宅するまでずっと電話で話してる。スピーカーにして、話しながら用事している』
LINEに返信せず既読スルーの妻たち
こちらは旦那さんから連絡があっても既読スルーという妻たち。旦那さんは満員電車に乗車していたり車を運転していたりして、携帯電話を見られないのかもしれませんね。そんな事情を踏まえながら、自然と習慣となっているのでしょうか。
『毎日のことだから、見て終わり。だって相手も移動中で、どうせ既読にならないし』
『「帰ります」ってのがあるけど既読もつけないで20くらい溜まっている(笑)』
『何も返さない。けど帰ってすぐにご飯食べられるようにしておく』
普段連絡がない単身赴任ほか、ご夫婦によって事情はいろいろ
その他、カエルコールについていろいろなエピソードも寄せられました。
『自分の機嫌によって、LINEを開かない、既読スルー、「ペコリ」「おつかれさま」「気をつけてね」に分かれる。旦那も察する(笑)』
『単身赴任中。早く帰れた日に帰ったよLINEがある』
『普段はない。残業の時だけ連絡ある』
『普段なんの連絡もない旦那。珍しく遅くなるとLINEがきた。そして帰宅後、お酒の臭いでバレる。分かりやすくて笑った』
「今から帰るよ」はちょっとした連絡ではありますが、相手にとっては大きな負担軽減となっていそうです。帰宅時間がわかると家にいる人はその時間に合わせてやれる家事/やれない家事を選択できますし、旦那さんの帰宅に合わせて温かい食事やお風呂、労いの言葉を用意することもできます。
きっと小さな夫婦間のすれ違いが起こらないようにしてお互いの不満を溜めないことも、夫婦円満の秘訣なのではないでしょうか。それぞれの夫婦愛が表れた、興味深いテーマでした!
文・しらたまよ 編集・しのむ イラスト・Ponko