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育児疲れMAXのママに届いた、思わぬ人からの手紙

第一子の娘を出産した時の話です。

娘は、自分にとって初めての子ども。生まれた直後は、新鮮な驚きと感動に満ち溢れていました。可愛くて可愛くて仕方がなくて、頻回授乳や深夜のグズりで寝不足になっても全然辛くない! 自分が持てるエネルギーとモチベーションの全てを注いで、生まれたばかりの娘のお世話をしていました。

それから時は流れて……娘がもうじき1歳になろうという頃。

後追いがひどい頃でゆっくりトイレにも入れなくて、夜泣きで寝不足になり、何でも口に入れるので誤飲が怖くて24時間目が離せず……

離乳食、お散歩、お風呂、寝かしつけ……毎日毎日同じことの繰り返しで、前進している気が全くしません。(もう嫌だ……出口のない迷路をずっとさまよっているみたい)

生まれた直後の新鮮な気持ちなど完全にどこかに消え去り、毎日の育児疲れとストレスがひたすら溜まっている時期でした。

そんな時、一通の封筒が届きました。(ん? 誰からだろう)

差出人を見てみると、1年前に出産した病院からでした。

病院の粋な計らいで、出産した後(体調が回復したら)ママが一年後の赤ちゃんに手紙を書いて、それを病院が一年後に発送してくれる……というイベントがあったのです。

そう、過去の私からの手紙でした。

早速手紙を開けてみると……

『あなたが生まれて初めて、ママは今までの人生が退屈だったと知りました。あなたが生まれてくれたおかげで、ママの本当の人生が始まったような気がします。まだまだ頼りないママだけれど、これからは一緒に手をつないでこの世界を生きていこうね』

『1年前の私』からの手紙は、育児疲れ真っ最中の『今の私』の、一服の清涼剤になりました。

これからも育児に追われ、大変な毎日は続いて行くでしょう。けれど、気持ちが腐りそうになったら、またあの手紙を読んで、昔の写真をさかのぼろうと思います。

毎日同じ場所で足踏みしているようでも、少しずつ、確実に、子どもは成長している。

そして、いつかは私の元から旅立っていく……それを強く、実感させられました。

脚本・大島さくら イラスト・むらみ

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