風邪をひいたら何食べますか?消化がよくて栄養たっぷりの身体いたわりレシピ
風邪をひくと、身体がウイルスとの闘いにエネルギーを消費する一方で、食欲や消化機能が低下することがあります。胃腸をいたわりつつ回復に必要な栄養補給をするためには、消化のよい柔らかいうどんが食べやすいのでオススメです。
今回は豆乳をベースにした、野菜を柔らかく煮込んで栄養たっぷりのうどんのレシピをご紹介します。豆乳には、ウイルスへの抵抗力を向上させるレクチンという成分や、免疫が向上するビタミンB1を多く含みます。また、喉などの粘膜の健康維持に働くビタミンB2も含むため、うどんつゆにオススメです。
消化がよく、栄養がたくさんとれるうどんにオススメの具は?
野菜たっぷり豆乳のとろとろ卵とじうどん
うどんにオススメの具は、消化の良いにんじんやかぼちゃです。食べやすい大きさに切り、柔らかくなるまで煮ましょう。胃腸の調子が回復するまでは、消化しにくいキノコ類や脂肪の多い肉は控えた方が良いでしょう。
■材料 1食分
うどん:1玉
卵:1個
かぼちゃ:60g
にんじん:5cm
大根:5cm
豆腐:1/2丁
水:250cc
豆乳:200cc
白だし:大さじ1
味噌:大さじ1
<作り方>
1.鍋に水、薄いいちょう切りにした大根とにんじん、3mm程度に切ったかぼちゃを入れ火が通るまで煮る。
2.豆乳、味噌、白だし、うどんを加えてうどんがくたくたになるまで煮て、豆腐を加え再度温かくなったら、器にうどんと具を盛る。
3.鍋に汁を少し残し、再沸騰させたら溶き卵を回しかけ、大きく混ぜて浮いてきたらうどんの上にかけて完成。
風邪の時にオススメのおやつは?
ホットヨーグルトバナナ
風邪の時のおやつには、ホットヨーグルトとバナナを組み合わせるのがオススメです。
ヨーグルトに含まれる乳酸菌には、腸内で良い働きをしてくれる善玉菌を増やす力があります。腸内環境が良くなれば免疫力も高まることから、感染症予防の効果も期待されています。温めてホットヨーグルトにすれば、内臓を冷やさずに栄養を吸収することができるでしょう。ただし乳酸菌は60度を超えると死滅してしまうため、熱くなりすぎないようご家庭の電子レンジに合わせて加熱時間を調整してください。600wの電子レンジで30秒が目安です。
バナナは栄養価も高く、消化も良いので一緒に食べるといいでしょう。また、きな粉に含まれるオリゴ糖は善玉菌のエサになり、酸味が抑えられまろやかになるのでお好みでいれてみてください。はちみつは甘味を感じさせるだけでなく殺菌力・抗菌力にすぐれ、のどを潤してくれる保湿効果もあります。ぜひお好みできな粉やはちみつを加え、甘さを調整してみてくださいね。
※1歳未満の赤ちゃんには「はちみつ」を食べさせないでください。
■材料 1人分
プレーンヨーグルト:100g
バナナ:1本
きな粉:小さじ1
はちみつ:小さじ1
<作り方>
1.耐熱容器にヨーグルトを入れ600wの電子レンジで30秒温める。
2.バナナを食べやすい大きさに切り、盛り付けてきなことはちみつをかける。
風邪の時にオススメの「野菜たっぷり豆乳のとろとろ卵とじうどん」と「ホットヨーグルトバナナ」、ぜひ参考にしてみてくださいね。
文・編集部