子どもを勝手に連れ出して“事故”を起こした義母。退院祝いは贈るのが常識?
「退院祝い」は、病気やケガなどで入院していた方が退院するときに「ご本人の回復を祝ってお贈りする」ギフトのことです。近しい人が退院したら贈るのが一般的かもしれませんが、自分の子どもを巻き込んだ事故の場合どうするのがよいのでしょうか? ある投稿者は、自分の子どもを巻き込んだ義母に、素直に退院祝いを贈ることができず、他のママならどうするのか疑問に思っているようです。
『私の子どもを乗車させているときに事故を起こした義母の退院祝い。みんなだったら贈る? 4歳の息子を勝手に連れ出し、車で出かけて事故。息子は右手を骨折、義母は肋骨が折れて肺に刺さる重傷。息子はすぐ退院できたけど、義母は来週やっと退院』
子どもを巻き込んで事故を起こした義母に退院祝いを贈る?
今回の話は「義母が、子どもを勝手に連れ出して事故を起こした」にポイントがあります。それでは早速、ママスタコミュニティに寄せられたコメントをご紹介します。
贈らない
『「次は私の子どもを勝手に連れ出して事故を起こさないでくださいね」という言葉しか送らない。本当なら「1人で事故ってくださいね」も付け足したい』
『ことの重大さを考えたら退院祝いどころじゃないでしょ。贈るなんてありえない』
『義母を責めはするけど、お祝いなんてしない』
退院祝いを贈らないという方は、勝手に子どもを連れだして危険な目に合わせた義母に怒りを抑えきれないとコメントしていました。
贈る
『義母の誠意ある謝罪があるなら贈るかな』
『贈る。でも、嫌みは言いたくなる』
『まぁ、形式上は贈る。大人の対応をして、貸しを作っとく』
『悪気はなかったんだろうから退院祝いを贈るし嫌味も言わない。けど、今後義母と我が子を会わせるときは自分が子どもと離れないな。もしそれで義母が「いいのよ、いいのよ。私が見とくから~」とか言い出したら、そのときは嫌味も添えつつ丁重にお断りする』
退院祝いを贈るとコメントしている方は、今後の付き合いを見通し手大人の対応をしたいと考えているようです。
子どもを巻き込んで事故を起こした義母を許せる?
子どもを巻き込んで事故を起こした義母……。ママたちは許すことができるのでしょうか? 許せない場合は、これからどんな関係になっていくのでしょうか?
自分の都合で預けていたのなら許せる
『自分の都合とかで預けてたなら何も文句言えないし、むしろ謝るかな』
今回の投稿者の話は違いますが、自分の都合で子どもを預けて、致し方なく事故にあってしまったのなら「許せる」というコメントがありました。
許可なく連れ出したのなら許せない
『顔をみたら憎くなるから、二度と会わない絶縁』
『事故を起こしただけでも嫌なのに、勝手に連れ出されたなら絶対に許せないわ』
『私なら疎遠。一生口もきかないし会わない』
『勝手に連れ出したの? それなら絶縁するわ』
許可なく子どもを連れだして事故にあった場合は、義母を許すことができず疎遠、絶縁するというコメントがいくつか見られました。今後もまた勝手に子どもを連れだされる可能性もあるため、付き合っていくことに恐怖を感じてしまいますね。
“条件付き”や“用心”にとどめておく
『事故の内容による。義母が悪くないならそこまで思わない』
『見舞金は送るけど退院祝いはしない、風習的にない。付き合いも以前と変わらず続けるけど用心は強める』
『退院祝いして免許返上するように旦那に言わせるわ』
『住んでいる場所の免許証返納の手続を調べて紙に書いて渡す。それが済むまで一切の連絡を断つ誓約書も付ける。まぁ実際にはそうはいかないから、2度と車に子どもを乗せないことを約束させるくらいか。お祝いは、なし』
もしかしたら、義母は事故の被害者なのかもしれません。当たり前に車に乗っていても事故に巻き込まれる可能性はあるでしょう。その際は許すことができるという声がありました。もしくは、義母が加害者だとしても、今後子どもを危ない目に合わせないように免許を返上したり、車に乗せないなどの条件付きで許すという声もありました。
気持ちの整理がつくまでは会いたくない
『気持ちが落ち着くまで会わない。無理。だって最悪の事態になっていたかもしれないんだよ。こちらがお願いして外出してもらったならまだしも、無理やり連れ出したなんていくら謝られても許せない』
『勝手に連れ出されて大事な子どもに骨折させられたら黙っていられない。「慰謝料いただきたいくらいなのに、なぜ退院祝いしてあげなければいけないの?」……と、うちの姑(75歳)だったらと考えたら思ってしまう。実際に「孫を連れ回したい、運転なら大丈夫よ~」と何度か言われていて毎回断っているのにしつこいし。しかもチャイルドシートなしで小さな軽自動車に乗せようとするからたまったもんじゃない』
許す、許さないではなく、大切な子どもに最悪の事態が起こっていたかもしれないと考えると、義母が悪かろうが悪くなかろうが気持ちの整理に時間がかかってしまうという声も……。退院祝いを贈らなくても、義母には「非常識」だとママを責める権利はないはずです。当時の状況や義母の誠意、今後の付き合い方などすべて含めて検討して判断するのが最善かもしれませんね。
文・物江窓香 編集・しのむ イラスト・Ponko