トイレットペーパーの”三角折”が廃止の流れ！？衛生面や感染症の危険とは
トイレで必ず触るのが“トイレットペーパー”。公共のトイレなどでこのトイレットペーパーが三角折になっていると不潔だと思いますか？ ある投稿者は、「用を足した汚い手で三角折にしていると思うと嫌な気持ちがする」と心中を投稿しています。ママスタコミュニティのみなさんはどうでしょうか？ 集まったコメントをご紹介します。
トイレットペーパーが三角折だと嫌な気分になる？
ママスタコミュニティのみなさんは、トイレットペーパーが三角折になっていると嫌な気持ちになりますか？ という問いにたくさんのコメントが寄せられました。
嫌な気持ちにならない
『その三角の部分で拭くわけじゃない（ガラガラ～っともっと引き出す）から別に気にしない。三角だと取りやすいから助かるけど。特に今の時期手がカサカサで取りにくいので』
『次の人が取りやすいようにするよ。それが優しさってもんよ』
「気にしない」という声から、「嫌な気持ちになるよりも、嬉しい気持ちになる」というコメントもありました。次の利用者のために三角折にするという方もいるようです。
嫌な気持ちになる
『用を足し終わった手でやらないでほしい。不衛生で気持ち悪い』
『わざわざ三角にしないでほしい。その部分を毎回捨てているし、不衛生。三角にしている人は単なる自己満足』
『折っていたらまずそこを捨てる。紙の無駄。環境に悪い。よって折らないでほしい』
投稿者と同じように、「用を足し終わった手で三角折にするのは不潔」というコメントや「不潔なので三角折部分は捨てる、資源の無駄」という声も……。
トイレットペーパーの三角折りはノロウィルスなどに感染する恐れあり！？
『三角折り禁止の貼り紙している写真みたことある。病院のトイレで、不衛生だからやめてって書いてあった』
『私はなんだけど、掃除するときにはゴム手袋しているけどトイレットペーパーを三角折するときはアルコールで手を消毒してからにしている。職場のルールだからなんです』
じつは、トイレットペーパーの三角折に関しては“三角折廃止”の張り紙が張られた病院もあるそうです。用を足した後の手で紙を触ると菌が広がり、感染症の感染源にもなりえるという理由からです。例えば、ノロウィルスに感染している患者が用を足した手でトイレットペーパーを三角折にすると、トイレットペーパーに細菌などが付着し、次の利用者に感染する恐れがあるようです。特に、患者や子どもなどの抵抗力の弱い人は危険だといわれています。
トイレットペーパーの三角折りは“清掃終了”のサイン
『三角折りは、このトイレの清掃が終わったってサインだよ』
『トイレットペーパーの三角折は「掃除が終わっていますよ」の合図って聞いたし、洗ってない手で三角折は不衛生だと思う』
『もうこれみんな知っているように、「清掃終わりました」サインでしょ。清掃の人はするように研修受けているのよね。清掃の方以外はしないでね』
トイレットペーパーの三角折を誰が始めたかは諸説ありますが、その中に“清掃員が他の清掃員にトイレ掃除終了”を伝えるための合図として使われ始めたという説があります。実際、清掃員業者の中ではトイレットペーパーの三角折を指導されることもあるようです。
清掃の場合でもきちんとした順番が決まっている
『客室清掃のパートしているんだけど、三角折りすることになっている。清掃を始める最初に三角に折るよ。折らないと注意受ける』
しかし、清掃員がトイレットペーパーを三角折にするのには順番があります。手洗いをした清潔な手でトイレットペーパーの三角折を行っているので、用を足した後の手で三角折をするのとは衛生面でだいぶ違いますね。トイレットペーパーの三角折が悪いのではなく、用を足した不潔な手で三角折にすることに問題があります。トイレットペーパーを三角折にする方は、「次の利用者が使いやすいように」という気持ちも大切ですが「清潔な物を次の人に届ける」という気持ちも大切にしたいですね。
文・物江窓香 編集・横内みか
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