ママたちの新年の抱負は?目標を達成するための「2つのポイント」
新しい年、新しい年度が始まる際には気分新たに目標を立てる方も多いですよね。ママスタコミュニティにも、来年に向けてさまざまな目標が書き込まれていました。
『無駄使いせず、お金を貯める』
『いつ人が来てもいいように、綺麗な家にする』
『転職』
『国家資格を取る』
節約や家事に関することから仕事や資格取得まで、さまざまな目標を立てて、今年こそはと意気込むママたちの声が寄せられていました。一方で毎年目標を立ててはいるものの、なかなか達成できないという方もいるのでは? 「目標を達成できる人と達成できない人の差は2つあります」というのは、生活コスト削減コンサルタントの生方正さん。その差とは一体何なのでしょうか? 目標を達成するための方法を伺いました。
目標を達成するための2つのポイントとは?
区切りのいい時期に、新たな抱負を立てる人も多いと思います。しかし目標は決めたけれど「達成できなかった……」という方も多いのも事実です。目標を達成できる人とできない人の差は次の2つだと私は思います。
1つ目は、どれだけ具体的な目標を立てていたか。
2つ目は、立てた目標を定期的に見返しているか。
この2つを実行しているかどうかで、新年や新年度に立てた目標を達成できるかが決まるのです。
目標はできるだけ具体的に立てる
目標を立てるとしたら、なるべく具体的に詳細まで決めることが大切です。たとえば冒頭の方のように「無駄使いせず、お金を貯める」という目標にする場合は、いつまでにいくらを貯めるかということまで決めましょう。「8月に家族旅行に行きたいから、7月までに旅行代金10万円を貯める」という目標にするのです。そうすると「7月まで毎月1万5000円ずつ貯金する」、または「ボーナスで7万円貯金して、残り3万円は週1回旦那さんのお弁当を作ってランチ代を節約する」というように、日々の節約の仕方が明確になります。
「いつ人が来てもいいように、綺麗な家にする」という目標の場合も、より具体的に決めます。「毎朝子どもを送り出す際に玄関を掃く」、「毎晩寝る前にダイニングテーブルの上だけは必ず片付ける」、「洗面所とトイレ掃除は毎日5分する」というように、掃除する場所や頻度を具体的に決めることが大切です。
目標は「見える化」して毎日目にする
具体的な目標を立てたのに達成できないときは、目標を「見える化」してみましょう。「見える化」するためには、決めた目標を紙に書いたり、写真などを貼ってイメージして、毎日見る場所に貼っておくことをオススメします。
手帳の1ページ目に書いてそれを毎日見るのでもいいし、写真などを壁に貼っておくのもいいでしょう。写真は見るたびにワクワクするため、下がりかけたモチベーションが回復する効果もありますよ。
さらには、フェイスブックやツイッターなどで自分の思いを発信してしまうこともおススメです。友達の目を意識することで達成せざるを得ない環境をあえて作るのです。
目標を立てるときは「がんばれば達成できる」というレベルに
目標を立てるときに気をつけたいのが、高すぎる目標を設定しないこと。「がんばれば達成できる」というレベルのものにしましょう。突然「10キロ痩せる!」と無謀な体重を決めてしまうと、「今年も目標達成できなかった」「私ってダメだな」とがっかりした気持ちだけで終わってしまいます。目標は、達成できないのが“当たり前”にならないためにも、手の届く目標を具体的に決めることが大切なのです。
「子どもが小さいから目標を立ててもできない」と思い込まず、実現できそうな目標を立てて、見える化してみてください。きっと達成できると思います。
取材、文・山内ウェンディ 編集・井伊テレ子