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「ことばの教室」通いはイヤ!渋る子どもを励ましたママの本音

発音がたどたどしかった息子は、入学前に受けた療育センターでの検査で、言語聴覚士さんから「ことばの教室」の利用を勧められました。

私が住む自治体では、言語の通級指導教室のことを「ことばの教室」と言っています。といっても各小学校に設けられているわけではなく、息子が通うA小学校の児童を担当するのは隣のB小学校の通級指導教室。利用する子どもは週1回や月数回など、その時間だけ普通級の授業を抜けてB校へ行くスタイルです。
※自治体によって異なります

希望する子どもがたくさんいると順番待ちになったり、緊急性のあるお子さんが優先されたりします。うちも息子を「ことばの教室」に通わせてもらえるよう入学前からお願いしていましたが、ようやく通級指導教室に呼んでもらえたのは季節ももう冬になろうかという頃でした。

早速、そのことを息子に伝えると……

ラッキーさん。息子を前向きにさせたその言葉は、ことばの教室通いが実現するまでの道のりを思ってつい口に出てしまった本音でもありました。

ことばの教室通いを勧めてくれた、言語聴覚士さん。
入学前に面談してくれた、校長先生やスクールカウンセラーの先生。
息子のことを入学してからずっと気にかけてくれていた通級指導教室の先生たち。

あなたは他の子よりもできないことが多いかもしれないけれど、その分たくさんの大人たちに見守られているんだよ。だからとってもラッキーな子どもなんだよ。

その言葉に込められた本当の意味がいつか息子に伝わるといいなと思います。

脚本・ゆるっとママ イラスト・いちと

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