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子どもの頃のクリスマス~お正月は特別な雰囲気だった?大人になって変わった「年末年始感」

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子どものころは12月に入ると「もうすぐクリスマス!」「もうすぐお正月!」と楽しみにしていたママも少なくないでしょう。子どもの頃は”ママサンタ”になることはありませんし、年賀状を書くこともありません。大掃除もお手伝い程度で済んでいましたね。ただ大人になってサンタのからくりや年末年始の準備の真実を知ったからなのか、楽しめなくなった、というママがいました。

『今、42歳だけど小学生時代の年末の雰囲気が大好きだった。年末の大売り出し、クリスマスは「ドリフのクリスマス」みたいな番組。大晦日くらいから店は一斉に閉まる。テレビのCM は「今年も一年有り難うございました。年始は3日からの営業です」的なやつ。車や家にはしめ飾り。今は年末年始の感じも何もしない……』

わかる!不便なこともあったけれど節目があったことを懐かしむママたち

子どもの頃は大人がすべて準備してくれていたクリスマスから年末年始。また年末年始は営業しないお店も少なくありませんでした。子どもを持つ年齢になったママたちにはサンタ業の代行から年末年始の準備がのしかかります。年末年始も普段と変わらず営業しているお店があるためか、いつも通り過ごそうと思えば過ごすことができてしまう世の中になってしまったことを嘆いておられるようです。

『なんかわかるなぁ、わたしが小学生の頃、大晦日はどこもやってなかった。つまんないって思ったけど静かな感じでいいよね』

『私も42。わかります、今は年末感なし。冷めてる』

『分かる! 年末の忙しない雰囲気に元旦の商店街の静けさ』

『クリスマスはみんなで楽しく過ごして、大晦日は紅白歌合戦を家族みんなで見て、お正月。イベントがあまりなかったから本当に楽しかった』

今40代のママたちが小学生のころ、というと約30年前になります。30年前は年末年始に営業するお店は珍しかったのではないでしょうか。そしてクリスマスイベントやニューイヤーイベントなどもそれほど盛んではなかった地域もあるかもしれません。外出する予定がなくなってしまうので、自宅で家族そろってテレビを見るしかなかったわけですが、それはそれで年末年始という節目が感じられた、ということなのでしょう。

ママたちが子どもの頃のクリスマスやお正月が”特別”だった理由とは

『今はケーキもチキンも海鮮類も、いつでも食べられるから特別感もない』

30年前は、特別な時にしか食べていなかったケーキやチキンも、大人になったママたちにとっては”いつでも食べられる”モノになってしまったようです。少し寂しいですね。

『静かだったよね、お正月って感じだった。今はもう何かずっとやってるし、節目がないというか、もう皆休めばいいのにーとさえ思う』

『今は営業時間短いとはいえスーパーもやってるし、特別お正月感もないなぁ』

年末年始も休まず営業いたします! というお店が珍しくなくなったことで、便利にはなったでしょう。しかし、便利になった代わりに節目が感じられなくなってしまった、と嘆くママがいました。お店には確かにお正月向けの商品がずらっと並べられますが、「今日買わなくてもいいよね、いつでも食べられるし」となってしまうのでしょうか。

『今は毎月のようにイベントがあり流れ作業に近い感覚になってるな』

12月に入るとクリスマス関連のイベントがテーマパークやショッピングモールなどで行われますね。クリスマスが過ぎるとすぐにお正月向けのイベントが告知されてくるでしょう。参加すると楽しいものですが、ママたちが子どもの頃に過ごしたクリスマスや年末年始とは雰囲気が変わってしまいましたね。

『今や除夜の鐘も苦情だしね。大晦日から三が日はぜーんぶどこもかしこも休みにしたらいい』

地域によっては、除夜の鐘について苦情が来ているところもあるのだとか。その年の煩悩を払ってくれる伝統行事のはずですが……。お寺のお隣のお宅だと参拝者の声などもして深夜まで音がするのかもしれませんね。

次回のお正月は”らしいこと”をひとつやってみて!”節目”となるかも

ママたちが言うようにクリスマスや年末年始を楽しむことができなくなったのは、大人になってクリスマスや年末年始の雰囲気に慣れてしまったことが理由のひとつかもしれません。また、子どもの頃はすべて大人がお膳立てしてくれていたクリスマスや年末年始の準備をやる側になったことも大きな理由といえるでしょう。ママやパパが念入りに準備してくれていたからこそ楽しめた子どもの頃。次の年末年始にはせめてひとつくらい、ママが子どもの頃にやっていたお正月”らしいこと”をやってみてはいかがでしょうか? 例えば、お店が開いていても買い物にはいかない、しめ飾りを玄関に飾ってみる、といったことです。例年とは違う”節目”を実感できるかもしれませんよ。

文・しのむ 編集・しらたまよ

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参考トピ (by ママスタコミュニティ
一昔前の、クリスマスから大晦日、元旦の流れが好きだった。